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【結末】「妻の友達を抱いたけど僕は妻を愛してる」最終回までのネタバレ・レビュー!

20230810192458

引用元:妻の友達を抱いたけど僕は妻を愛してる
 
 
今回は、「ちなきちDiary」さんというサイトでアップされている、

「漫画『妻の友達を抱いたけど僕は妻を愛してる』の、最終回(結末)までのネタバレ&レビュー

をご紹介していきたいと思います!

 

「話のおさらいをしたい」

「これまでの話の流れを簡潔に知りたい」

という方はぜひご覧ください。

 

20211031021617

あらすじ・レビューにネタバレを含みます。

 

セリフは省略しているため一語一句同じではありません。

 

ご了承ください。

 

 

登場人物紹介

 

20211031021617

最初に、主な「登場人物」を紹介しておきます。

 

夏野ヒナタ(28):夫

夏野ユリ (29):妻

安根モネ (29):妻の友達

 

①誰よりも幸せにしてみせる!と誓った矢先に…?

 

※「1話~11話」辺りまで

 

男友達の間で憧れの的だった女せい、ユリと結婚したヒナタ。

 

式を来週に控えたヒナタは、集まった男友達に祝福されていました。

 

「絶対泣かすなよ」

とエールを送る男友達に、

「泣かすわけないだろ!誰よりも幸せにしてみせる!」

と、笑顔で答えるヒナタ。

 

ーーーーーー

 

しかしそんな祝いの席の翌朝、ヒナタが目を覚ますと隣には見知らぬ女せいが寝ています。

 

場所はどうやらホテルのようですが、ヒナタは昨晩酔っていたせいか女せいが誰なのか昨晩なにがあったのか全く思い出せません。

 

青くなるヒナタ。

 

『何も覚えていないけれど、このことが妻にバレたらヤバい』と思ったヒナタは、目を覚ました女せいに、

「すいません!俺何も覚えてなくて…!」

とまずは詫び、

「今回の件はなかったことにしてもらえませんか?

身勝手だとはわかってるんですけど…俺、籍入れたばかりの大事な妻がいて…」

と必タヒに頼み込みます。

 

すると、

「そんな大事な人がいるのに私とこんなところにいるんだ!本当は大事じゃないんじゃない?」

と、女せいはケラケラと笑いながらからかってきます。

 

ヒナタはムッとしながらも、とりあえず大急ぎで身支度を整えて女せいを置いてホテルを出ます。

 

トボトボと家路につくヒナタ。

 

『ユリに合わせる顔がない』と落ち込みながらヒナタが玄関のドアを開けると、そんなヒナタに待っていたのは、

「ビッグニュース!」

と、嬉しそうに妊 娠したことを告げるユリの存在でした。

 

『このタイミングで!?』

とヒナタは若干顔を引きつらせますが何とかごまかし、

「…結婚式大丈夫?…体調とか」

とユリを気遣います。

 

ユリは、

「大丈夫だよ!一週間前だもん、今更キャンセルできないし!」

とニコニコと答え、結婚式は予定通り行われることになります。

 

②あの時の女は妻の友達だった!

 

※「12話~29話」辺りまで

 

結婚式前日。

 

この日ヒナタは、式場でユリの友達を何人か紹介されていました。

 

その中には、あの日ホテルを共にした女せいも混ざっていました。

 

『ユリの友達だったのか…!?』

と驚愕するヒナタ。

 

“安根モネ”と名乗るその女せいは、

「…また会っちゃったね」

とユリが見ていない隙にヒナタに馴れ馴れしく話しかけ、キ スをしてきます。

 

ヒナタはそんなモネを拒否しつつ、ユリにバレやしないかとヒヤヒヤします。

 

自分たち夫婦を破綻させようとしているのか、ただ単に面白半分にからかっているのか、ヒナタはモネの思惑が今ひとつわからず困惑します。

 

ーーーーーー

 

結婚式当日。

 

結局モネのことが気になって、前日一睡もできなかったヒナタ。

 

新婦友人として、当然式にも参加するモネ。

 

ヒナタは式の最中にモネが何かしてくるのではとハラハラします。

 

そして、そんなヒナタの不安は的中してしまいます。

 

式の最中によったふりをして飲み物をヒナタのタキシードにぶっかけたり、ユリのドレスの裾を踏んだり、何かと大きな声で騒いで雰囲気をぶち壊したりと、やりたい放題のモネ。

 

そんなモネの行動に、2人はぐったりとしてしまいます。

 

一生に一度の結婚式を台無しにされた2人。

 

しかし、ユリは式のあとに、

「あの子のこと嫌いにならないで…。

昔からずっと一緒なの、大事な子だから…」

と申し訳なさそうにヒナタに話し、幼なじみであるモネを庇います。

 

ユリにとって、モネはそれくらい大切な存在なのでした。

 

③モネが赤ん坊を連れて隣に!?

 

※「30話~41話」辺りまで

 

斯くしてバタバタとした結婚式は終わり、日常が戻ってきた2人。

 

2人は式のあとに子供も授かり、忙しい毎日を過ごしていました。

 

式の日以降モネからの接触もなく、ホッとむねをなで下ろすヒナタ。

 

しかし安堵したのも束の間、ある日2人の住んでいるマンションの隣の部屋にモネが引っ越してきます。

 

「お隣に引っ越してきました!」

と笑顔で訪問してきたモネの腕には、ヒナタの子供と同じくらいの年齢の赤ちゃんが抱かれています。

 

「モネ!隣に引っ越し!?…っていうか赤ちゃん!?」

とユリが驚く中、モネは、

「結婚はしてないんだけどね、シングルマザーなの」

とニコニコと話します。

 

「この子のパパはすぐどっか行っちゃってさー。

…どこ行っちゃったんだろうねー」

と含みを持たせたような言い方で、チラッとヒナタの方を見やるモネ。

 

ヒナタは、

『まさか!?…俺の子!?』

と青くなります。

 

モネは、

「やっぱり子育てってひとりじゃ大変で、助け合える人が必要だなって!

ほら、うちら小さい頃から一緒でしょ?

だから子育てもお互い協力しながらできたらなって!」

とユリに話します。

 

『冗談じゃない…!』と顔をひきつらせるヒナタを余所に、意外にもユリは、

「たしかに、いいかも!」

とモネの提案に乗り気になります。

 

母親2人で嬉々として話が進んでいく中、ひとり焦るヒナタ。

 

そんなヒナタに、ユリが席を外した瞬間を見計らってモネが話しかけてきます。

 

「…もしかして、あの時の子供かもって思ってる?」

と。

 

そして無慈悲にも、

「あなたの子供でーす!

…責任取ってくれるよね?」

と、子供の父親はヒナタだと伝えてくるモネ。

 

モネは、

「あなたは父親としてこの子を見守る義務がある。

…でも認知はしなくていい。

私はこの子も大事だけどユリも大事だから、ユリを悲しませたくない。

私たちはずっと、『近く』にいられればそれでいいから」

と言い、

「あなたはこれから二つの家庭のパパとして過ごすの」

と、笑顔でとんでもない宣言をします。

 

④二つの家庭のパパになったヒナタ

 

※「42話~63話」辺りまで

 

斯くして、二つの家庭のパパになるという地獄の二重生活が始まったヒナタ。

 

モネはいつの間にかヒナタのLI○Eのアカウントも入手しており、ことあるごとにヒナタを自分の家へと呼び出します。

 

ユリにバレるとマズいし、何よりもモネとこれ以上関わり合いたくないヒナタは何かと理由を付けて断りますが、

『パパなんだから早く来て』

と言われてしまうと断ることができず、渋々モネの家へと出向きます。

 

モネの家で赤ちゃんの世話をしつつ、複雑そうな顔で赤ちゃんを見つめるヒナタ。

 

そんなヒナタにモネは、

「昼間はユリの子供のパパ、夜は私の子供のパパになって」

と言い、毎晩ユリが寝たあとはうちに来て子供の世話をしてと頼みます。

 

モネに弱味を握られているヒナタは断ることができず、仕方なくモネの言いなりになります。

 

しかし毎晩のようにモネの家に通っている内に流石にユリにバレそうになったため、

「…もう夜中に来るのはやめたい」

と、おずおずとモネに切り出すヒナタ。

 

するとモネは、

「じゃあ代替案出して。

奥さんにバレそうになったから父親業やめまーすっていうのは無理だから」

と凄みます。


仕方なくヒナタは、

「じゃあ昼間ももう少し時間を作る。

スーパーへの買い出しは俺が担当だから、その時に一緒に行ったりして…」

と、昼間の買い物に一緒に行くことを提案します。

 

了承するモネ。


斯くしてヒナタは翌日からモネと一緒に買い物に行くことになり、なんやかんやモネの分の物も買わされるようになるのでした。

 

⑤怪しむユリ

 

※「64話~73話」辺りまで

 

隣にモネが引っ越して来てからしばらく経って、ユリは近所の人から、

「そういえば、あなたの旦那さんがモネさんとスーパーにいるところを毎日見かけるのよね」

と話を振られます。

 

『毎日!?…なんで?』

と驚いたユリは、不安になってずっとヒナタに任せっきりにしていた家計簿を久しぶりにチェックしてみます。

 

するとよくわからない支出が増えており、いよいよ不安になるユリ。

 

『モネに何か買ってあげてるの?でもどうして。

…まさかあの二人』

と二人の関係を怪しんだユリは、居てもたってもいられず、

「最近よくわからない支出が増えてて…何に使ってるの?」

と、直接ヒナタに聞いてみます。

 

しかし、

「いや、最近気分転換にパチ屋に行ってて…」

と明らかに嘘をつくヒナタ。

 

ユリは到底納得できず、その日の夜にヒナタのスマホをこっそりとチェックしてみます。

 

すると、なにやらヒナタとモネが親密にやり取りをしているLI○Eを発見します。

 

LI○Eにはモネがヒナタに物を強請っているようなメッセージが残っており、ユリはいよいよヒナタがモネにお金を使っていることを確信します。

 

⑥ユリにバレたヒナタ!

 

※「74話~79話」辺りまで

 

ユリの目を盗みつつ、モネと一緒に買い物に行くことが定着してきたヒナタ。

 

しかしそんなある日、ついにユリにこのことがバレてしまいます。

 

モネとモネの子供と3人で買い物に行こうとしていたまさにその瞬間、

「…ヒナタ、何してるの?」

と、うしろから声をかけられるヒナタ。

 

ヒナタは、たまたま赤ちゃんと一緒に散歩をしていたユリに見つかってしまったのでした。

 

「どういうこと?」と戸惑うユリに、

「…どうしよっか?話しちゃう?でもユリとバイバイは嫌だなぁー。

ねぇ“パパ”」

と、わざとらしくヒナタに話を振るモネ。

 

モネのその言葉で、完全に感づいてしまったユリ。

 

「もしかして、モネの赤ちゃんのいなくなった父親って…」

とモネの子供の父親がヒナタであると確信したユリは、

「いつから私達を裏切ってたの!?

モネの子供の年齢的に…もしかして結婚前から!?」

と青ざめながらヒナタを問いただします。

 

ヒナタが、

「ごめん…!でも違うんだ!俺はユリと鈴を愛してて…!」

としどろもどろになりながら、なんとか愛しているのはユリとユリとの子供の方だと伝えるヒナタでしたが、当然そんな言葉でユリを納得させることなどできず、

「…鈴と、実家に帰る」

と、ユリはポツリと言い残してその場を去ってしまいます。

 

⑦「ユリはさ…」モネの思惑が判明

 

※「80話~105話」辺りまで

 

ユリに去られたヒナタはガックリと肩を落とします。

 

そんなヒナタに、

「…これでやっとフェアかな?」

と、一部始終を見ていたモネは意味深に呟きます。

 

「フェア?どういうことだ?

そもそもユリは学生時代からの親友だろ、なんでこんな酷いことをするんだ?

…ユリがあんたに何かしたっていうのか?」

と、茫然とモネに問いただすヒナタ。

 

するとモネは、

「…ユリはさ、何でも『持ちすぎ』なんだよ。

優しい両親、お金、優れた容姿、明るいせい格」

とポツリと零します。

 

どうやらモネは、自分が持っていないものをたくさん持っているユリに学生時代から嫉妬していたようです。

 

しかし、そんなせい格の悪い自分にもいつも屈託なく優しく接してくれたユリ。

 

モネはそんなユリのことをどうしても嫌いになることができず、かといって積もり積もっていく劣等感に耐えることもできなくなり今回このような強行に及んだようです。

 

「見てみたくなったの。

ずっと幸せなユリが信頼されている人から裏切られたとき、どんな顔をするかを」

と話すモネは、

「…実は、私もヒナタ君とユリと同じ大学だったんだよ。

私はね、ずっと君のことが好きだったの」

と続けます。

 

「だからあの日、酔っ払ったあなたを偶然見つけてチャンスだと思って近付いたの。

ちょっとくらい私になびいてくれるかなって…。

でも酔ったあなたはずっと私のことユリだと思いこんでて、ずっとユリへの愛をヘラヘラと語ってた」

 

「2人の間に入る余地なんかない。だから考えたの。

大好きな人たちから忘れられないためには…いっそ憎まれればいいだって」

と、自身の歪んだ感情を吐露します。

 

「大好きなユリとヒナタ君と一緒にいられて幸せ。

大好きなヒナタ君との子供もいて幸せ。

ユリが私と同じところまで落ちてくれて、私の気持ちを共有してくれて幸せ」

そううっとりと語るモネに、ヒナタは薄ら寒いものを感じます。

 

モネの危ない思考におよそ共感できないヒナタは、

「…自分勝手だ。軽蔑する」

と吐き捨て、その場をあとにします。

 

⑧事故に遭ったヒナタ

 

※「106話~113話」辺りまで

 

一方ヒナタに不信感を持ち実家に帰ったユリは、両親にヒナタのことを相談していました。

 

「…別れてうちに戻ってきなさい。一度裏切った男はまた裏切るぞ」

と静かに諭す両親に迷いを見せるユリでしたが、そんなユリの元に一本の電話が入ります。

 

「こちら夏野ユリさんのお電話で間違いないですか?」

と不穏な始まりを見せるその電話は、ヒナタが交通事故に遭ったと知らせる病院からの知らせでした。

 

どうやらあのあとヒナタは、帰宅した際に本当にユリが実家に帰ってしまったことにショックを受け、

「一緒にユリの実家へ行こう!3人で話そう!」

と、再びモネに会いに行ったようです。

 

しかしモネはこれを拒否。

 

言い合いになった際、モネはヒナタを道路に突き飛ばしてしまったようです。

 

ユリは慌てて病院に駆けつけます。

 

病院にはモネも居て、

「ごめんなさい…私、ここまでするつもりじゃ…!」

と、ボロボロと涙を流しながらユリに謝ります。

 

そんなモネに、ユリは言ってやりたいことがたくさんあるものの一度すべて飲み込み、

「…今日はもう帰って。

モネがここにいても、“家族じゃない”あなたには何もできない」

と静かに言い、とりあえずモネを家に帰らせます。

 

モネを帰らせ、ユリはひとり集中治療室に入っているヒナタを待ちます。

 

⑨「私はあなたが羨ましかった」ユリのまさかの思い

 

※「114話~128話」辺りまで

 

ヒナタの様態は思ったよりも悪いらしく、なかなか集中治療室から出て来ません。

 

仕方なくユリは一度自宅に帰り、『今のうちに…』とモネに会いに行きます。

 

どんな顔をしたらいいのかわからないといった様子で戸惑いつつも家に上げてくれたモネに、

「…この状況になってもモネのことを憎みきれないんだ」

と、ユリは今の正直な気持ちを口にします。

 

「どこか、モネとまた前みたいな関係に戻れないかって期待してる自分がいる」

そう寂しそうに続けるユリに、さすがのモネも絶句します。

 

「………は!?意味わかんないんだけど!!

私ユリの結婚式台無しにして、旦那とも寝て、口止め料として生活費もせびって、挙げ句の果てには旦那が生タヒをさまよってるのに…!

なんでこんなやつを…」

と思わず声を荒げるモネに、

「それでも、モネと過ごした日々は宝物だったから…」

とユリは真っ直ぐ伝えます。

 

『この期に及んでまだそんないい子ちゃん発言を…』

とモネが歯噛みしていると、ユリはさらに衝撃的なことを言います。

 

「…私はね、モネ、あなたみたいになりたいと思ってたの」

と。

 

『…は?』

と、驚いて目を見開くモネに、

「笑って誤魔化す私と違って物事をはっきり言えるところも、行動力があるところも、努力家なところも…全部憧れだったんだ」

とユリは静かに続けます。

 

どうやら親が厳しくずっといい子を演じてきたユリには、嫌なものは嫌だとハッキリ言えるモネの強さが羨ましかったようです。

 

「だからヒナタがモネになびいたのも無理はないかなって。

…私はさ、自分もだけどヒナタにも幸せになってもらいたいの。

だからね、今度どうするかはヒナタに選んでもらおうと思ってる」

と話すユリに、いよいよモネは言葉を失います。

 

『何でそんな綺麗でいられるの!?何でここまでされても私みたいに醜くならないの!?』

と絶望を感じたモネは、

「…結局、汚れているのは私だけだ」

とポツリと零し、

「わあーん!!私だってユリに憧れてたもん!ずっとユリに嫉妬して、ユリみたいになりたかったんだもん!」

と大声で子供のように泣きじゃくります。

 

結局この2人はただお互いに憧れ合っていただけなのでした。

 

⑩記憶を消したヒナタ、姿を消したモネ

 

※「129話~最終回」まで

 

手術が成功し、無事目を覚ましたヒナタ。

 

身体に後遺症も残らず元気に話すことのできるヒナタに、ユリは心底安堵します。

 

しかし、ヒナタの頭には思いもよらぬ異変が起こっていました。

 

事故の影響なのか、ヒナタはモネに関することだけを綺麗さっぱり忘れてしまっていたのです。

 

事故当時の話を聞きに来た警察にも、

「一人で歩いてたら、転んで轢かれてしまった」

と話すヒナタ。

 

どうやらヒナタの中ではそうなっているらしく、警察は事故の瞬間の目撃者もいなかったためこのヒナタの話を信じ、この件は純粋な事故として処理されました。

 

そのため、モネには何のお咎めもありませんでした。

 

ヒナタの退院後、モネはヒナタとユリに、

「…退院おめでとう。そして本当にすみませんでした」

と深々と頭を下げて謝罪しますが、モネのことを隣に住んでいるユリの友達としか認識していないヒナタはきょとんとするばかりでした。

 

その後、モネはいつの間にか引っ越し音信不通になります。

 

「今度どうするかはヒナタに選んでもらおうと思ってる」

とヒナタの退院前に話していたユリは、ヒナタがモネのことを何も覚えていなかったこととモネが姿を消したことでこれらの話がすべて頓挫してしまい、どこか後味の悪さを覚えます。

 

そんなユリは、モネの引っ越し後ポストの中にモネからの手紙を見つけます。

 

手紙には、

『どうか私を許さないでほしい。

そしてヒナタ君には彼が自発的に思い出すことがない限り、私とのことを黙っていてほしい。

だって私と彼との間には本当は何もなかったのだから。

私が違う人との子供をヒナタ君の子供だと自己暗示をかけて育てていただけだから』

と書かれていました。


手紙の内容にユリは驚愕します。

 

モネの子供はヒナタの子供ではなかった。

ヒナタはユリを裏切ってはいなかった。

 

果たして手紙に書かれていることは真実なのか?

 

モネが姿を消した今、ユリにはそれを知る手立てはありませんでした。

 

しかし、

『…それでも私はヒナタと生きていく、今までと変わらず』

とユリはモネからの手紙をゴミ箱に捨て、少し泣いてからいつも通りの日常に戻っていくのでした。

 

おわり

 

※ここまでの漫画が読みたい方は下のリンクから飛べます↓ 

「妻の友達を抱いたけど僕は妻を愛してる」の一覧

 

 

レビュー・感想

 

※このあらすじは1話まで読んだ時点で書いています

※最終回まで読み終わったあとの追記あり

 

ドロドロ感MAXなタイトルですね。笑

 

始まったばかりなので、せっかくなのでこの先の展開を予想したいと思います。

 

妻の友達と関係をもった夫

妻にバレる

1回だけならとなんやかんや許す妻

優柔不断で断ることができず、その後も何度も妻の友達と関係する夫

友達と夫の関係がまだ続いていることに気付き、「私に魅力がないのがいけないの!?私が全部悪いの!?」と悶々と悩み続ける妻

まだ関係が続いていることが妻にバレていることに気付く夫。しかし「愛してるのは妻だけ!」とかのたまう(身体と心は別的な)

「意味が分からない!」と妻発狂

女友達に子供ができる

「女友達と私どっちを選ぶのよ!」な修羅場

妻を選ぶ

しかし妻はもう夫を愛せない

離婚

 

になるのではないかと、勝手に予想します。

 

さぁて、どれくらい当たっているでしょうか?笑

 

「宝くじで3億円当たりました」の時の予想は見事に大ハズレだったからなぁ…。(「宝くじで3億円当たりました」の時の予想は、こちらの記事のレビューから見られます)

 

※追記(2023.12.30)

最終回まで読み終わりました。

ちょっとモヤモヤが残りましたね…。

 

まず何故ヒナタはモネの子供のDNA鑑定をしなかったのか?

 

まず真っ先にそれでしょうと!

モネが嘘をついている可能せいも大いにあるわけですしね。

 

なのにDNA鑑定など知らんと言わんばかりに話が進んでいくことに違和感を覚えました。

 

あと事故のせいとはいえ“都合の悪いことは一切合切全部忘れてしまいましたEND”は、ちょっと無責任感がすごすぎて「えー…!?」と思ってしまいました。

 

モネはモネで嘘をついて人の家庭を引っ掻き回すわ、さつ人未遂をするわで結構なことをしているはずなのに結局何のお咎めもなしですしね。

 

この終わり方にもちょっとモヤりました。

 

なんというか、ユリが普通に可哀想ですね。

 

ヒナタは都合の悪いことを全部忘れてしまったからまだいいものの、ユリは全部覚えているわけですからね。

 

それにDNA鑑定もしていないので、夫が本当に裏切ってないという保証もないですし。

 

勝手に親友に嫉妬され、結婚式を台無しされ、家庭をめちゃくちゃにされ、挙げ句の果てには夫への一生消えない不信感も植え付けられたという…ユリ別に何もしてないのに可哀想。

 

あと、私の予想は見事にハズレましたね。

かすりもしませんでした。笑

 

私が考えていたよりもヒナタはクズではありませんでしたね。

 

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