「漫画『開示請求待ったなし』の、最終回(結末)までのネタバレ&レビュー」
をご紹介していきたいと思います!
「話のおさらいをしたい」
「これまでの話の流れを簡潔に知りたい」
という方はぜひご覧ください。
あらすじ・レビューにネタバレを含みます。
セリフは省略しているため一語一句同じではありません。
ご了承ください。
- 登場人物紹介
- ①私のチャンネル…ディスられてる!?
- ②私生活のことまでネットに晒された!
- ③法律事務所に相談する奏
- ④犯人はママ友だった!?
- ⑤気軽に始めた誹謗中傷の代償
- ⑥奏はリズ村を許すのか…?
- レビュー・感想
登場人物紹介
最初に主な『登場人物』を紹介しておきます。
山野 奏(32) :シングルマザー
山野 音色(9) :奏の娘
森 (30) :奏の恋人
リズ村 リズ(37) :奏のママ友
①私のチャンネル…ディスられてる!?
※「1話~2話」辺りまで
通訳の仕事をしながら、某動画配信サイトで英会話を教える配信者としても活動している奏。
奏はシングルマザーとして娘を育てつつ、通訳に配信に子育てにと毎日忙しくも充実した日々を過ごしていた。
そんなある日、奏はとある匿名掲示板にて自分の動画へのディスを発見してしまう。
『カナーデ英会話の人、なんか発音がネイティブじゃない気がする』
『あの顔でよく顔出しできるよね』
『最後の『LET’S MEET AGAINー!』の決め台詞がダサすぎる』
など、匿名掲示板には酷いディスがたくさん書かれていた。
『…私のチャンネル弱小チャンネルなのに、こんなにいろいろ書かれてるの!?
うぅ…こういうのは見ないに限る、精神衛生上よくないわ…』
と、驚きつつも嘆く奏は慌てて匿名掲示板を閉じる。
少し落ち込んだ奏だったが、
『まぁこういうのは気にしたら負け!』
と、匿名掲示板に書かれていたディスをなるべく気にしないようにするのだった。
②私生活のことまでネットに晒された!
※「3話~11話」辺りまで
奏には付き合って1年になる森という恋人がいた。
森には娘も懐いており、2人はいずれ結婚しようと約束していた。
『多少ネットに自分へのディスが書かれているとはいえ、私の私生活はこんなにも充実している』
と奏が幸せを感じる中、ある日奏の元に友達から連絡が来る。
友達は、
「なんかここに奏のことがいろいろ書かれてるよ!」
と、慌てた様子でとある匿名掲示板を見るように言う。
その匿名掲示板は奏が前に見たものと同じだったが、匿名掲示板にはさらに、
『こいついい年して子供もいるくせに男に夢中で再婚しようとしてる。
小学3年生なんて多感な時期に家に知らない男がいるなんてありえない。
本当に子供が可哀想』
などと、奏の私生活のことがせきららに書かれたものが追加されていた。
『なんで!?私こんなこと動画で言ったことないのに!』
と奏が青ざめる中、匿名掲示板にはさらに公園で遊んでいる奏と娘の写真まで添付されており奏は驚愕する。
『これって隠し撮り!?…というか再婚の話なんて娘の学校とバレエ教室のママ友数人に言ったくらいなのに、そこから情報が漏れたってこと!?』
と、奏は疑心暗鬼になる。
いずれにせよ不明瞭な写真とはいえ娘の姿がネットに晒されてしまった以上このままにはしておけないと、奏は対処を考え始める。
③法律事務所に相談する奏
※「12話~14話」辺りまで
ネットの誹謗中傷の件を相談しに、奏はとりあえず法律事務所を訪れる。
匿名掲示板にはあのあとさらに、
『こいつシャ◯の常習犯』
『子供を◯体してる』
など事実無根なことも書かれ、さらには、
『家がもえてなくなればいい、むしろもやす』
など、身の危険を感じるような言葉も書かれていた。
奏はそれらもまとめて法律事務所に相談する。
相談した結果、
「費用は70万円ほどかかるが、開示請求をすれば犯人の特定は可能。
書き込みも画像も削除申請ができるし、犯人に損害賠償請求もできる」
と、奏は力強い言葉をもらえる。
シングルの身として70万円は正直痛い出費だったが、
『…でも、私は誰がこんなことをしているのか知りたい!』
と強く思った奏は、その場で開示請求を依頼する。
④犯人はママ友だった!?
※「15話~39話」辺りまで
奏が開示請求を依頼したその頃、ネットの匿名掲示板には相変わらず奏の誹謗中傷が書き込まれていた。
そしてそれを書き込んでいるのは、奏の娘が通っているバレエ教室のママ友のリズ村だった。
裕福な暮らしをしている専業主婦のリズ村は、
『普段奏さんに優しくしている私が…しかも上流階級で何不自由なく暮らしている勝ち組の私が、まさかネットにこんなこと書いてるなんて誰も思わないでしょうね…』
と、掲示板に書き込みをしながらニヤニヤする。
そもそも何故リズ村がこんなことをしているかというと、それはリズ村の完全なる逆恨みだった。
元々微妙なお金持ちという自分にコンプレックスを持っていたリズ村。
一般的に見れば十分裕福な暮らしをしているにも関わらず、
『…でも私はママ友2人よりは劣っている。ママ友2人は本物のセレブだもの』
と、リズ村は普段仲良くしているセレブなママ友2人に密かにコンプレックスを抱いていたのだった。
そんな時にバレエ教室に現れた奏。
リズ村は明らかに自分よりも大変そうな暮らしをしているシングルマザーの奏に興味を抱く。
『毎日あくせく働いていて、いつもバタバタしていて…私はこの人よりはずっとマシね!この人に比べたら私は十分恵まれた暮らしをしているわ!』
と、奏を見ることで自分の劣等感を打ち消すことができると気付いたリズ村は、
『…もっともっとこの人を見ていたい!この人を見ることで自分の劣等感を払拭したい!』
と、奏に近寄り仲良くすることにする。
そんなリズ村の胸中など知らない奏は、何かと世話をやいて親切にしてくれるリズ村に素直に感謝する。
奏に感謝されながらリズ村は、己の歪んだ優越感を満たしていたのだった。
ーーーーーー
そんなある日、リズ村はたまたま街で奏と出くわす。
奏の傍らには、娘の音色と奏の彼氏の森がいた。
「もうすぐ結婚する予定なんです」
と笑顔で森を紹介する奏に、リズ村は引き攣った笑顔を向けて挨拶をする。
『完全に自分より下だと見下していた山野さんにまさかこんなイケメンな彼氏がいたなんて…!』
と、リズ村は悔しくなったのだった。
イケメンで優しそうな彼氏がいて、しかも、
「今の仕事が好きなので、結婚してからも仕事は続けようと思っていて…」
と話す奏は、仕事も子育ても忙しいながらもとても充実しているように見えた。
そんな奏が急にキラキラと見え、リズ村は焦りを覚える。
『…何よ、シングルマザーで大変そうだからって、可哀想だからって今まで散々面倒みてやったのに、男作る時間はあるんじゃない。
…私より格下なくせに、あなたは子育ても家事も仕事も駆けずり回りながらボロボロになってやってるのがお似合いなのに』
と奏に対して身勝手な怒りを感じたリズ村は、奏たちと別れたあともその怒りを払拭することができず悶々とする。
そして、ある時ついにネット上に奏の悪ロを書いてしまう。
『本人のいないところでちょっと愚痴るくらいいいわよね…』
と、ストレス発散のために気軽に始めたネット上での奏への誹謗中傷。
元々動画配信サイトで顔出しをしている奏の誹謗中傷には意外にも多くの反応があり、リズ村は尚の事誹謗中傷が気持ち良くなってやめられなくなってしまうのだった。
⑤気軽に始めた誹謗中傷の代償
※「40話~63話」辺りまで
匿名なのをいいことに、今日も今日とてネット上での奏への誹謗中傷に明け暮れるリズ村。
しかしそんなリズ村の元へある日、
『発信者情報開示請求に係る意見照会書』
という禍々しい書類が届く。
中には、
『名誉権侵害…、プライバシー権侵害…、発信者情報開示に同意するか、いずれかに◯を…』
と恐ろしいことが書いてあり、リズ村は、
「…何よこれ!?…私がネットに誹謗中傷を書いたから!?」
と、ガクガクと震える。
震えながらリズ村が『発信者情報開示請求に係る意見照会書』についてネットで調べてみると、
『拒否することも可能だが、その場合請求者は納得せずに裁判を起こす可能せいもある』
と書かれていた。
『裁判!?…どうしよう、こちらも弁護士を雇って示談にした方がいいの?
でも、弁護士や裁判なんて大事にしたら夫にバレてしまう。
…なによ、ちょっとネットに書き込みをしただけなのに。
確かにちょっと嘘も書いたけど…大人なんだからそんなの無視してればいいじゃない!こんな大騒ぎすることなの!?』
とパニックになりながら怒るリズ村だったが、突然ハッと閃いたように、
『…いや、これ、山野さんに直接謝ればいい話じゃない?』
と思い付く。
『そうよ!直接謝って許してもらって、後日菓子折りでも持っていけばいいわよね!
今まで面倒を見てあげた恩もあるんだし。だいたいあれぐらいの書き込みで慰謝料だの裁判だのってやっぱりおかしいわよ!』
と、リズ村は自分の思い付きに気分が軽くなる。
『そうと決まれば早速』と、リズ村は奏へ電話をかける。
発信者情報開示請求の相手がまさかリズ村だなんて知らない奏は、リズ村からの電話に、
『もしもし山野です!リズ村さん、どうしました?』
と、愛想よく電話に出る。
そんな奏に、
『あ、あの、ちょっと言いづらいんだけど…きのう発信者情報開示請求に係る意見照会書が届いてね。
その、実は、掲示板にいろいろ書き込んだの…私なの。
…本当ね、ただの冗談のつもりだったの!悪気なんて一切なくてね!まさか山野さんがあのサイトを見てるなんて知らなかったし!
でも、書いたのは悪かったなって思って…ごめんなさいね。
それで今度お詫びの品を送ろうと思うんだけど、なにか欲しい物ある?』
とリズ村はしどろもどろになりながらも、奏に発信者情報開示請求の相手は自分だと説明して謝る。
しかし必タヒに話したリズ村だったが、電話口の奏は無言だった。
「…あの、山野さん?…聞いてる?」
と不安になったリズ村が恐る恐る聞くと、その内電話口から、
「…うっ…うっ」
とすすり泣く声が聞こえてくる。
奏は、
『まさか今まで親切に世話を焼いてくれていたリズ村が犯人だったなんて…!』
と酷くショックを受けていたのだった。
そんな奏の反応にリズ村は「ギョッ」としさらにあたふたと言い訳を並べ立てるが、最終的に、
「…すみません、リズ村さんと直接お話することはできません。弁護士事務所に連絡してください」
と固い声で奏に言われ、電話を切られてしまう。
思ったよりも取り付く島もない奏に、リズ村はいよいよ顔を青くする。
その後リズ村は奏の家まで謝罪に出向くが、やはり取り付く島もなく奏でに門前払いをされてしまう。
途方に暮れたリズ村が『どうしよう…』と自宅に帰ってきて玄関先で涙を流していると、
「…お母さん?何で泣いてるの?」
と、娘のリズ子が心配そうに声をかけてくる。
そんな娘についリズ村は、
「…お母さんね、お友達のことすごく傷付けちゃったんだ。
そのお友達のことが羨ましくなっちゃって、ズルいって思っちゃって、意地悪しちゃったんだ」
と、ポツリポツリと胸の内を吐露する。
するとリズ子は、
「それはお母さんが悪いよ、意地悪はダメ!
…羨ましいって思ったら自分も頑張ればいいんだよ、だからお母さんも頑張って、それでごめんなさいすれば、絶対大丈夫だよ!」
と、拙い言葉で必タヒに母親を慰める。
そんなリズ子に、
『こんなちっちゃい体で一生懸命考えて、必タヒに私を慰めようとしてくれてる…。
リズ子…成長したなぁ。
そういえば最近は携帯の画面ばかり見ていて、この子の成長をちゃんと見れてなかった気がする』
と、リズ村は娘の成長と優しさに胸を打たれる。
娘に励まされたリズ村は心から反省し、その日勇気を出して夫に一連のことを打ち明ける。
リズ村の夫はリズ村のことを叱りつつも責めたりはせず、
「もし山野さんに直接謝罪できるなら私も一緒に謝るから。明日山野さんの言ってた弁護士事務所に2人で行こう」
と言ってくれる。
娘と夫に優しく諭されたリズ村は、
「ありがとうございます…本当にごめんなさい…」
と涙を流しながら言い、後日夫と共に弁護士事務所に行くのだった。
⑥奏はリズ村を許すのか…?
※「64話~最終回」まで
リズ村から誹謗中傷をしていたのは自分だと告白されてから数日後、奏の元に弁護士事務所から電話がかかってくる。
電話の内容は、
『リズ村夫妻が弁護士事務所に謝罪に来た。かなり反省している様子だった。奏に直接謝罪をしたいと言っている』
というものだった。
しかし電話対応をした時のリズ村の様子から反省しているとは到底思えない奏は『かなり反省している様子だった』という弁護士の言葉をにわかには信じられず、リズ村夫妻の直接の謝罪を断る。
弁護士は、
「わかりました。では事前に決めていた条件で話を進めますので」
とさらりと言い電話を切る。
こうして奏はあとのことをすべて弁護士に任せ、この争いは終わりを見せるのだった。
ーーーーーー
後日、奏は弁護士を通してリズ村からの示談金と謝罪の手紙を受け取る。
手紙には、
『本当に恥ずかしいことをしたと思います。
自分の情けなさに涙が止まらなくなった時リズ子が私を慰めようとしてくれ、その必タヒな姿を見てやっと自分のしてきた過ちに気付きました。
本当に申し訳ないことをしたと思っております』
などと丁寧な謝罪文が綴られていたが、奏にはそこに書かれていることがリズ村の本心なのか嘘なのかを判別することはできなかった。
しかしサイトの誹謗中傷は消え、リズ村は示談の際の『二度と接触しない』という条件を守り娘を通わせていたバレエ教室もやめたため、奏はもうこの件については忘れることにしようと思うのだった。
簡単に第三者に情報を発信できる時代。
簡単に匿名で他人とやり取りができる時代。
だからこそ、簡単に人も傷付けることができる時代。
そんな現代のネット社会に、奏は改めて恐ろしさを感じるのだった。
しかしそんな奏の預かり知らないところで、今日も誰かが奏の誹謗中傷を書いている。
『カナーデ英会話の人、自分の誹謗中傷を書き込んでた人を訴えたらしいよ』
『あれくらいで?心狭!笑』
『あの馬面よっぽど暇なんだね〜』
『おーい!見てるー?私のことも訴えてみなよー!笑』
ネットから誹謗中傷がなくなる日はまだ相当先のようだった。
おわり
※漫画は下のリンクから飛べます↓
レビュー・感想
※このレビューは3話を読んだ時点で書いています
※最終回まで読んだあとの追記あり
ネットで活動していると、こういう感想なのかディスなのか微妙なことを書かれるというのはあるあるですよね…。
最近はネットの誹謗中傷に厳しくなってきたとはいえ、それでもまだまだ法整備が追いついていない感じですしね。
また誹謗中傷(アウト)なのかただのネガティブよりな感想(セーフ)なのか、この辺りの見極めも難しそうですしね。
しかしこの漫画のタイトルは『開示請求待ったなし』なので、奏さんはここから明らかにアウトよりな誹謗中傷をたくさんされていくという展開になっていくのでしょうか?
そしてその誹謗中傷をした相手に開示請求をして最終的にはとっちめる…という展開になるのでしょうか?
私的には、『その誹謗中傷をしていたのは実は奏の恋人の森くんだった!』という大どんでん返しが来るのでは?…と勝手に予想しています。笑
さてここからどうなっていくのか、楽しみです!
※追記(2024.8.29)
最終回まで読み終わりました。
私の予想全然外れた。笑
奏の恋人の森くんは全然関係なかった。ほとんど空気だった。お恥ずかしい。
犯人はママ友だったのですね。
それにしてもリズ村さんの娘と夫はいい人すぎる。
特に娘。
リズ村さんに育てられたにしては真っ直でいい子すぎる…。
「こんないい子な娘がいるのにさぁ!何やってるの〜!」
と、思わずリズ村さんに対して顔をしかめてしまいました。
まぁ最後はそんな娘に救われるので良かったですけどね。
この作品は、同じ作者の『ネットに毒され過ぎた兄の末路』にも少し似ていますね。
どちらもネットの恐ろしさを絵描いています。
こういったネットの恐ろしさを絵描く作品って、30年くらい前には考えられなかった作品ですよね。
便利になった反面、少し前には考えもつかなかった不幸も増えているのだろうなと何だか改めて思ってしまいました。
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