「漫画『うちの課長が可愛すぎる!!』の、最終回(結末)までのネタバレ&レビュー」
をご紹介していきたいと思います!
「話のおさらいをしたい」
「これまでの話の流れを簡潔に知りたい」
という方はぜひご覧ください。
※2024年1月から連載が始まった『うちの課長が可愛すぎる!!』は、2021年に連載していた『うちの課長が可愛すぎるっ!!』のリメイク作品のようです(内容がほぼ同じで絵のみを描き直している模様)
当記事では、“2024年1月から連載が始まったリメイク作品の方”の『うちの課長が可愛すぎる!!』のあらすじをまとめています。
あらすじ・レビューにネタバレを含みます。
セリフは省略しているため一語一句同じではありません。
ご了承ください。
- 登場人物紹介
- ①催眠術をかけられて…!?
- ②どんどこウォンバットくん
- ③ライバル登場!課長が好きな花田
- ④催眠術が解けた片瀬
- ⑤再び片瀬に…そして宇佐美にも催眠術が!?
- ⑥催眠術が解けた宇佐美
- ⑦大阪へ来た3人
- レビュー・感想
登場人物紹介
最初に、主な『登場人物』を紹介しておきます。
片瀬(26):OL。課長が好き?
課長(32):片瀬の上司
宇佐美 :片瀬の先輩。課長が好き?
花田 :片瀬の同僚。課長が好き
①催眠術をかけられて…!?
※「1話~4話」辺りまで
真面目で男っ気がなくいつも冷静沈着なOLの片瀬。
そんな片瀬は、ある日会社の飲み会の席で妙な催眠術師の男に催眠術をかけられてしまいます。
この催眠術師は、宇佐美という会社の先輩がふざけてこの場に連れて来た人でした。
「仕事ばっかりで禄に恋愛してないこの子にかけてくださ〜い!」
と同僚に前に押し出され、
「ちょ…!」
と慌てるも、あれよあれよと言う間に、
「…目の前の人を好きになる」
と、怪しい催眠術師に変な催眠術をかけられてしまった片瀬。
片瀬は催眠術師の言葉を聞いた途端、クラっと目眩を起こしてその場に倒れてしまいます。
倒れる寸前に見たのは、
「えっ、片瀬さん!?」
と、驚く課長の顔でした。
しばらくして起きた片瀬は、目の前に愛らしい生き物を見つけます。
茶色くてふわふわで人の膝丈くらいの大きさのウォンバットのような生き物。
その生き物は片瀬の顔を見るやいなや、
「よかった!目が覚めたんだね!いきなり倒れるからびっくりしたよ!」
とホッとしたようにニッコリと笑います。
どうやらこの愛らしい生き物は課長のようです。
片瀬はしっかりと催眠術にかかり、その日から課長が可愛すぎる生き物に見えるようになってしまったのでした。
②どんどこウォンバットくん
※「5話~18話」辺りまで
「目の前の人を好きになる」
と催眠術をかけられたにも関わらず、何故か目の前にいた課長を“人間の姿”として好きにはならず“ウォンバット”のように見えて好きになってしまった片瀬。
それは恋人も趣味もなく毎日を漠然と虚しいと感じていた片瀬の唯一の癒やしが、『どんどこウォンバットくん』というアニメのキャラクターだったからです。
『僕は今日も頑張った!だから僕も君も明日はハッピーな日になるよ!』
『大丈夫!君はそれでいいんだ!』
などと、自分にも他人にも優しい言葉をかけてくれるウォンバットくん。
そんなウォンバットくんに、
『いいなぁ、あんな風に自分を褒められて。
…現実世界にもウォンバットくんがいればいいのに』
とずっと思っていた片瀬。
課長のウォンバット化は、そんな片瀬の思いが具現化した姿のようでした。
『…課長って前からこんな感じだったっけ?』
と若干の疑問を感じつつも課長の可愛さにメロメロになってしまった片瀬は、課長の頭をなでなでしたり課長を膝に抱っこしたりします。
一方片瀬がそんな変な催眠術にかかってしまったなんて知らない課長は、突然の片瀬の奇行に困惑します。
『片瀬さん突然どうしちゃったの!?』
と戸惑いつつも、しかし片瀬の奇行はおそらく酔いのせいだろうと結論付けた課長は片瀬の好きにさせつつ、
『…でも片瀬さんってこんなに茶目っ気のある子だったんだなぁ』
と、部下の意外な一面に頬を綻ばせます。
③ライバル登場!課長が好きな花田
※「19話~25話」辺りまで
『片瀬の奇行は酔いのせいだろう』と結論付けた課長でしたが、しかし片瀬の奇行は飲み会の次の日になっても収まってはいませんでした。
会社に出勤してきても、相変わらず課長を子供扱い(動物扱い?)するように猫可愛がりしてくる片瀬。
そんな片瀬に、
『えぇ!?酔いのせいじゃなかったの?本当に片瀬さんどうしちゃったの!?』
と動揺する課長でしたが、課長の他にもうひとりこの事態に目を見開く人物がいました。
片瀬の同僚の花田でした。
花田は密かに課長に想いを寄せているため、突然課長に距離を詰めてきた片瀬に、
『ちょっとどういうこと!?あんたも課長が好きなの!?』
と動揺し、片瀬と二人きりになった時に問い詰めます。
すると片瀬は、
「課長が好き!可愛い!」
と堂々と宣言します。
そんな片瀬に花田は驚愕し、
「…私の方が好きだし!」
とムキになって言い返します。
片瀬は身近に課長の可愛いさを共有できる同志が見つかって素直に喜びます。
一方花田もムキになりつつ、
「私の方が課長の良さを知ってるもん!」
と課長の良さを片瀬と2人で挙げている内にすっかり片瀬と意気投合。
2人は微妙にすれ違ったまま良きライバルになるのでした。
④催眠術が解けた片瀬
※「26話~31話」辺りまで
そんなある日、片瀬は具合が悪くなって会社で倒れた課長をうちに連れて帰って介抱することになります。
というか、課長の意識がないことをいいことに半ば強引にうちに連れて帰った片瀬。
『かわいい課長をお持ち帰りできたぁ』
とルンルンな片瀬でしたが、目を覚ました課長は女せいの部下の自宅にいることに驚愕します。
『何で片瀬さんの家に!?この状況は…コンプラ的にマズイ!』
と慌てた課長は、わけが分からぬままとりあえず穏便に片瀬の家から脱出しようとします。
しかしそんな中、片瀬がいきなり部屋の中で足を滑らせ転倒。
後頭部をしたたかに打った片瀬は、その瞬間に催眠術が解けます。
「!?何で勝手に私の家に上がり込んでるんですか!?」
と課長に向かってパンチを繰り出す片瀬には、もう課長が普通の課長の姿に見えていました。
そのままパニックになった片瀬に外に放り出される課長。
放り出された課長は、
『…一体僕が何をしたっていうんだ』
としばし呆然とします。
⑤再び片瀬に…そして宇佐美にも催眠術が!?
※「32話~44話」辺りまで
呆然としつつも、とりあえず自宅へと向かう課長。
しかし歩きながら、
『…僕の会社員生活は終わったのでは?』
と不安になった課長は、たまたま目に入った街角の占い師へとフラフラと近付きます。
「占いというか…ちょっと話を聞いてほしくて…」
と涙ながらに占い師に話しかける課長は、目の前に座る占い師がいつかの会社の飲み会の時にいたあの催眠術師だということに気付きます。
「あなたは飲み会に来てた!?」
と驚いた課長は、そのまま縋るように催眠術師に今の状況を説明します。
一通り話を聞き終えた催眠術師は、
「なるほど、そんなことが…」
と唸ったのち、
「…だがその相手の女せいが君に好意を抱いてくれれば問題にならないんじゃないか?
よぉし!彼女に再び催眠術をかけて君に惚れさせてあげよう!」
と、とんでもないことを言い出します。
倫理観も何もない提案でしたが、ストレスにより判断能力が低下していた課長は、
「…それだ!!」
と催眠術師の提案に同意。
2人は再び片瀬に催眠術をかけに行くことにするのでした。
翌朝。
出勤途中の片瀬を待ち伏せする2人。
やって来た片瀬に遠距離から催眠術をかけようとする催眠術師でしたが、そんな時、
「あれ?課長そんなところで何して…」
と、ひょいと部下の宇佐美が目の前に現れます。
そして、無情にも課長に惚れる催眠術はそのまま宇佐美にかかってしまいます。
催眠術がかかり、
「課長…好きです!」
と、頬を赤らめながら課長に迫る宇佐美。
課長がそんな宇佐美に青ざめながらあたふたしている間に、
「今度こそ!」
と、躍起になった催眠術師は片瀬に向かって超強力な催眠術を放ちます。
催眠術は今度はキチンと片瀬に命中し、片瀬は再び課長のことを好きになります。
ただし、再びウォンバットの姿として。
そして超強力な催眠術を放った弊害なのか、片瀬は課長がウォンバットの姿に見えるだけではなく、先輩の宇佐美のことは“タスマニアデビルくん”に見えるようになってしまいます。
タスマニアデビルくんとは、どんどこウォンバットくんのアニメに登場するウォンバットくんにいつもいじわるをする熊のキャラクターです。
タスマニアデビルくんもウォンバットくん同様にモフモフとして可愛らしい見た目でしたが、片瀬はウォンバットくん過激担のためこのタスマニアデビルくんが大嫌い。
その上このタスマニアデビルくんは「課長のことが好き!」だと課長に迫るものだから、片瀬はますますタスマニアデビルくんのことが許せなくなります。
「…さっさと森に帰んな、クマ公」
「あんだぁ?俺と課長の恋路を邪魔しようってのかぁ!?」
と、2人はバチバチと火花を散らします。
斯くして片瀬の恋のライバルには花田の他に宇佐美まで加わり、事態はより混沌と化していくのでした。
⑥催眠術が解けた宇佐美
※「45話~47話」辺りまで
『花田さんは許せるけど、クマ公…お前は許せん』
と相変わらず宇佐美のことが許せない片瀬は、ある日宇佐美をひとけのない会議室へ呼び出しハリセンで思いっきりぶっ叩きます。
その衝撃により、宇佐美の催眠術は解けます。
そこへたまたま宇佐美を探していた課長が登場。
課長は宇佐美の態度が普段通りに戻っていることに気付き、
『催眠術が解けてる!?もう俺のことを好き好き言わない!』
と素直に喜びます。
片瀬は宇佐美が催眠術にかかっていることをそもそも知らないため、宇佐美の催眠術が自分のハリセンによって解けたことに気付きませんでしたが、
『宇佐美先輩の課長への好き好きが収まった!?…私の制裁のおかげね!』
と、ひとりホクホクとしていました。
意図せず宇佐美の催眠術を解き、結果として恋のライバルをひとり減らすことに成功した片瀬。
しかし片瀬は、
『…でもまだ油断はできないわ』
とタスマニアデビルである宇佐美を相変わらず警戒し、今後も注意深く見張らなければと気を引き締めます。
そんな中、課長、宇佐美、片瀬の3人は出張を命じられ、大阪へと行くことになります。
⑦大阪へ来た3人
※「48話~最新話」辺りまで
大阪へ出張に来ても尚、課長を写真やビデオに撮りまくったりと相変わらず課長(ウォンバットくん)のことが好きすぎて奇行に走る片瀬。
挙句の果てには宿泊するホテルの課長の部屋のお風呂へ忍び込んだりと、片瀬の奇行は留まるところを知りません。
そんな片瀬に、
『…そうか、片瀬さんはまだ催眠術にかかっているのか!?』
と課長は焦ります。
焦る課長の心情など知らない同室の宇佐見は、
「それにしても課長って本当奥手ッスよね〜。片瀬あからさまに課長に脈アリなのに」
と、ニヤニヤと笑いながら課長をからかってきます。
一方その頃、片瀬は課長たちの隣の部屋で課長の写真を見ながらまったりと寛いでいました。
『この課長と宇佐見さんのツーショット…かわいさが爆発してる。
宇佐見さんいいなぁ、私も課長とツーショット撮れれば…』
と片瀬が恋する乙女の顔で宇佐見を羨んでいる頃、
「…待て、宇佐見ッ」
と、隣の部屋から何やら切迫したような課長の声が聞こえます。
課長の声に反応した片瀬は、思わずバッと壁に耳を当てます。
↑今ココ(57話 2024.5.11更新 …57話以降長らく更新が止まっています)
※ここまでの漫画が読みたい方は下のリンクから飛べます↓
レビュー・感想
※このレビューは3話まで読んだ時点で書いています
ちなきちさんにしては珍しい(?)コメディ作品です。
私2021年に連載していたオリジナル作品の方も全話読んでいるのですが、この作品結構笑えるのですよね!
頭空っぽで楽しめるドタバタコメディになっています。
とても面白いです(ちなきちさんは夫婦のシリアス系の漫画が多いですが、コメディ向いているのではないかな?と個人的には思っています)
そんな作品のリメイクバージョン!
オリジナルの方は残念ながら29話で更新が途絶えてしまっていて未完ですが、このリメイクバージョンの方でおそらく完結させるのでしょう。
楽しみです!
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