「漫画『誹謗中傷を繰り返すアンチを訴えてみた』の、最終回(結末)までのネタバレ＆レビュー」
をご紹介していきたいと思います！
「長くなってきたので今までのおさらいをしたい」
「これまでの話の流れを簡潔に知りたい」
という方はぜひご覧ください。
あらすじにネタバレを含みます。
セリフは省略しているため一語一句同じではありません。
ご了承ください。
登場人物紹介
最初に、主な「登場人物」を紹介しておきます。
ちなきち ：会社員兼ウェブ漫画家
ちなきち夫：会社員？
①漫画家ちなきち、家にアンチが来た！？
※「1話～4話」辺りまで
会社勤めをしながら、漫画家としても活動しているちなきち。
ウェブ上に漫画を掲載しているちなきちは最初こそあまり評価されていませんでしたが、コツコツと続ける内にだんだんと評価され、最近ではたくさんの読者がいる人気漫画家になっていました。
そんなある日、ちなきちの自宅マンションにある人物が訪ねてきます。
家に一人だったちなちきがインターホンに出てみると、訪ねてきた人物は、
「ちなきちさんですかァ？」
と言います。
「誰！？なんで私のアカウント名を知ってるの！？」
と焦ったちなちきは、内心の動揺を抑えながら、
「…チナキチってなんですか？」
と平然と答えます。
すると相手は、
「ここがちなきちさんの家だって聞いたんですゥ。
えー違うのォ？
嘘ついてない？」
とまくし立ててきます。
怖くなったちなきちが、
「警察呼びますよ！」
と大声を出すと、訪問者は「ドンッ！」っと玄関のドアを乱暴に叩いて帰っていきます。
その乱暴な仕草に、ちなきちは「ビクッ」と怯えてその場にへたり込んでしまいます。
②なぜバレた？どこから？
※「5話～21話」辺りまで
「どうして私がちなきちだってバレたの！？
なぜ家がわかったの？
もしかして……住所がネットで特定されてる！？」
そう思ったちなきちは慌ててネットを調べてみますが、どうやら住所は特定されていないようです。
「だとしたらどこから…？」
と悩むちなきちは、どこから自分の住所が漏れたのかと自分の漫画のレビューなどが書かれているサイトを片っ端から調べてみます。
すると予想以上にアンチコメントがたくさん出てきて、ちなきちはちょっと落ち込みます。
「読者が増えた分アンチも増えた、それはしょうがないことなんだろうけど…」
と落ち込みつつも住所の出所を調べるちなきちは、ふと以前にSNSをブロックしたファンのことを思い出します。
そのファンは最初こそちなきちのファンという体で近づいてきた人でしたが、その内にだんだんと辛口の批評が目立つようになり、最終的には、
「調子に乗ってない？」
「漫画に育ちの悪さが出てる」
などと、もはや漫画に関係なくちなきち自身を攻げきするようになっていった危ないファンでした。
そのファンのコメントを読むのがしんどくなったちききちは、やむなくその人をブロック。
しかしそのファンは、ブロックしたあともアカウントをいくつも使って執拗にちなきちに絡んできたのでした。
「もしかして、あの時ブロックしたファンが家にまで来たの？
でもどうやって？
…それともあの時とは違う人なの？」
と、ちなきちは正体の見えないアンチに怯えます。
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③アンチはリアルな知り合い？
※「22話～35話」辺りまで
翌日、結局答えが出ないまま悶々とした気分で会社に出勤するちなきち。
すると、会社のパソコンのメールフォルダに「ちなきちさん」というタイトルのメールが届いています。
「ギョッ」としてちなきちがそのメールを開いてみると、メールの中身はカラでした。
しかし、
「社用メールに来るのはいよいよヤバい！
家に来た人と同じ人！？」
と怯えたちなきちは、家に帰ってから一連のことを夫に報告します。
すると、ちなきちの話を聞いた夫は何故か気まずそうな顔をしています。
怪しんだちなきちが問い詰めると、
「昔飲みの席で、妻が漫画を書いていることを喋ってしまったことがある…」
と夫は白状します。
「もしかして、アンチはその時その場にいた人！？
…というかそもそも会社を知られてるわけだし、アンチはネットの中の人ではなくリアルな知り合いなのかも！？」
とちなきちは夫をしめながら、意外にもアンチは近くにいるのではと怯えます。
ーーーーーー
しかしその後急に不審なメールも訪問者も一切なくなり、ちなきちの周りは静かになります。
「…たいしたことなく終わった？」
そうちなきちが安堵していた矢先、ちなきちのスマホにある一件のコメントが届きます。
そこには、
「私はあなたの学生時代の友人です。
あなたを訴えたいと思います」
という、穏やかではない文面が書かれていました。
驚いたちなきちが、
「あなたは誰ですか？
なぜ私を訴えたいと思うのですか？」
と返信してみると、
「あなたは漫画で、一般人の私を不特定多数の人に晒したから」
と返ってきます。
しかしちなきちがよくよく話を聞いてみると、その人はただちなきちの漫画の中に描かれたモブキャラを自分だと勘違いして怒っているだけの人でした。
「…何だ？ただの嫌がらせか？」
と思ったちなきちが、「もうこんな人は無視しよう」と返信をしないでいると、
「都合が悪くなるといつもそうやって逃げるんですね。
今からそっちへ行きますので」
と恐ろしいコメントが返って来ます。
ちなきちは、
「…どうせ嘘だろう」
と思いつつも、怯えながら家で過ごします。
しかし、いつまで経ってもアンチは来ません。
ちなきちは完全にアンチに踊らされているのでした。
④どんどんヤバくなるアンチ
※「36話～最新話」辺りまで
そんなある日、ちなきちの元に漫画の担当者から電話がかかってきます。
「ちなきちさんの代理人を名乗る人から、今進めている漫画を白紙に戻したいと連絡があったのですが…」
と、不審がりながら話す担当者。
ちなきちは、
「そんな事実はありません！」
と慌てて否定します。
どうやらアンチは、ちなきちの漫画の仕事先にまでアンチ行為をするようになっていたのでした。
担当者によると、代理人を名乗ってきた人物は女だったといいます。
ちなきちは漫画の仕事先にまで現れたアンチに、だんだんと怯えよりも怒りが湧いてきます。
「私以外を巻き込むのは違うでしょ！」
と憤慨したちなきちは、後日怒りのテンションのまま法律事務所を訪れます。
「アンチを訴えられないものか」と法律事務所を訪れたちなきちでしたが、
「アンチがやっている行為はまだ嫌がらせの範囲内のため、現状では何もできない」
と、法律事務所の人に言われてしまいます。
撃沈しながら帰るちなきち。
ーーーーーー
立て続けのアンチ行為にすっかり意気消沈したちなきちは、とりあえずここに住み続けるのも怖いと引っ越しを決意します。
そんな中、ちなきちの漫画のレビュー欄にある書き込みがされます。
ちなきちの元クラスメートだと名乗るその人は、
「学生時代、ちなきちに嫌がらせをされたせいで学校に行けなくなった。
今でも当時を忘れられず苦しんでいる。
これを読んでいる方たちに、こいつの真実の姿を知ってもらいたい」
と書き込みます。
事実無根なコメントにちなきちは憤りますが、このコメントを信じてしまう読者が続出。
コメント欄は、瞬く間にちなきちへのヘイトで埋め尽くされていきます。
焦るちなきち。
そんな中、ちなきちの夫が帰宅します。
夫は出先ですでにちなきちのコメント欄が炎上していることを知っており、焦るなきちに弁護士の名刺を見せてきます。
実はちなきちのことを心配して弁護士に相談していたという夫。
驚くちなきちに、
「いい加減反撃開始すんで！」
と、夫はアンチに反撃を開始することを高らかに宣言します。
↑今ココ（59話 2023.5.20更新）
緊急事態発生！
「59話以降、一向に更新されないなぁ」
なんて思っていたら、なんとこの漫画、作者のちなきちDiaryさんのサイトから丸ごと削除されていました…（2023.6.26確認。コメントくださった方ありがとうございます！全然気付かなかった。汗）
どうしたのでしょうね？？
まぁまたこの漫画がちなきちDiaryさんのサイトに復活して続きが描かれることがあったら、このサイトでもあらすじの続きを追記していきたいと思います。
続きが気になりすぎますが…
では、一旦これにて。
2023.6.26
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レビュー・感想
まだ最終話までいっていませんが…
ここまで（42話辺りまで読んだ）の感想を書きます。
まさかの、主人公ちなきちさん本人！？
ビックリしてしまいました。笑
ご本人を主人公にしたということは、多少同じようなことがあったのですかね？
私はあまりちなきちさんの漫画の他の人のレビューを見たことがないのでわからないのですが、ちなきちさんってそんなにアンチがいるのでしょうか…？
まぁ多少誇張して描いているのかもしれませんが…それにしても怖いですね。
漫画に出てくるネットの批判が妙に生々しいです。汗
しかしちなきちさん本人を主人公にしているからか、ちなきちさんが描く他の漫画と違ってギャグみが高いといいますか、内容の割にカラッと読める感じになっていてとても読みやすいです。
さて、はん人は一体誰なのか？
そしてちなきちさんは華麗に訴えてくれるのか？
とても気になります！
痛快な最後を期待してしまいます。笑
※2023.6.26 追記
痛快な最後…読める日はくるのだろうか？（遠い目）
同じ作者の漫画↓
「20代の俺が希少癌に…？」
癌を告知された一児の父の梶原。
腫瘍を摘出すると食事も瞬きもできない身体に…？
『妻と娘に迷惑はかけられない』と離婚を決意する梶原だったが…
※ちなきちさんが話の途中で突然全話を削除してしまった幻の作品(未完)です。
削除される前までの話のあらすじをまとめてあります。
｢パパの背中に花束を。｣↓
「パパいや！あっちいけ！！」
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｢夫のﾀﾋ体が消えている｣↓
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