「漫画『飯飯飯飯(メシメシメシメシ)うっせーわ!』の、最終回(結末)までのネタバレ&レビュー」
をご紹介していきたいと思います!
「話のおさらいをしたい」
「これまでの話の流れを簡潔に知りたい」
という方はぜひご覧ください。
あらすじ・レビューにネタバレを含みます。
セリフは省略しているため一語一句同じではありません。
ご了承ください。
登場人物紹介
最初に主な『登場人物』を紹介しておきます。
餅原 けんと(27):夫、食事が趣味
餅原 モカ (29):妻、料理上手
①食事の時間こそ至福!それなのに…
※「1話~8話」辺りまで
食べることが大好きな会社員のけんと。
そんなけんとは、料理上手な女せいのモカと結婚します。
『毎日妻の美味しいごはんが食べられて幸せ…!』
と自身の幸福を噛み締めるけんとでしたが、結婚から2年目、急にモカの料理が質素になります。
それはモカが妊娠したためでした。
つわりが酷く食事の用意がしんどくなってきたモカは、仕方なく食事をカンタンなものに変えたのでした。
しかし、
「つわりが酷いから…」
と言われたけんとは、それを納得できませんでした。
『大袈裟に気分悪いアピールなんてしちゃって…ただの手抜きなんじゃいか?』
と内心で酷い悪態をつくけんとは、
「俺はモカのごはんを食べるのが唯一の幸せなんだよ…だからさぁ、もうちょっと頑張れない?」
と、ヘラヘラと妊娠しているモカに向かって「今まで通りの料理を作ってくれよ」と要求します。
そんなけんとにモカは呆れ、
「…あのさぁ、誰の子妊娠してると思ってるの?
つわりで苦しむ私を見てよくそんなことが言えるね。
文句あるなら食べなくていいから、自分で好きなもの作って食べていいよ」
と、冷たくあしらいます。
「自分で好きなもの作って食べていいよ」と言われたけんとはあからさまにムッとします。
というのも、けんとは食べることは好きだけれど料理はからきしできなかったからです。
それどころか、ジャンクな食べ物も外食も受け付けないけんと。
けんとはただ『食べることが好き』なのではなく、『凝った家庭料理を食べることが好き』なのでした。
そのためモカ以外でこの欲求を満たせないけんと。
そんなけんとにとって、モカの妊娠中は地獄のような日々なのでした。
②モカのせいで3kg痩せた!
※「9話~21話」辺りまで
そんなある日、けんとは質素な食事が続いたためか3kg痩せます。
体重計を見たけんとは、
『3kgも痩せてる!?このままじゃ体調崩しちゃう!』
と慌て、
「モカ!俺90kg切っちゃったよ!?どうしよう!?やっぱりモカにはもっと栄養のあるものを作ってもらわないと!」
と、喜々としてモカに報告します。
『これで今まで通りのご飯を作ってもらえる!』と大義名分を得たつもりのけんとでしたが、元々太り気味だったけんとにモカは、
「…いや、元々肥満体型だったでしょ。痩せたんならよかったじゃん」
と呆れたように言います。
思っていた反応と違ったモカにけんとは焦り、
「…いや!これは会社の人たちにも心配されるレベル!」
と息巻き、
「今日は唐揚げが食べたい!絶対食べたい!」
とワガママを言い出します。
そんなけんとにモカはさらに呆れ果て、
「そんなワガママ言うならけんとの分のご飯は作らないから。
唐揚げ弁当でも買ってくれば?」
と冷たく突き放します。
どうやっても今まで通りの料理は作ってもらえそうにないと諦めたけんとは、イライラしつつもコンビニに唐揚げ弁当を買いに行きます。
しかし家に帰ってきて唐揚げ弁当を食べたけんとは、
『マズくはない…でもやっぱり手作りご飯と全然違う!
…こんな味だったっけ?昔は普通に食べてたのに』
と愕然とします。
③これからはあなたにもご飯を作ってもらいます!
※「22話~29話」辺りまで
『やっぱりモカに作ってもらうしかない!…何かいい手はないものか?』
とけんとが考える中、ある日唐突にモカが、
「これからはけんとにもご飯を作ってもらいます!」
と言い出します。
「いい加減そろそろ父親としての自覚を持って!」
とけんとに詰め寄るモカは、
「ご飯担当の日程表を作ったから」
と、驚くけんとの前に日程表を差し出します。
そこには一日置きにけんとの名前が書かれていました。
突然のことに目を白黒させるけんとは、
「は!?無理に決まってるじゃん!出来るわけないだろ!」
とモカの要求を反射的に跳ね除けますが、
「出来ないって逃げてたらいつまでたっても出来ないままでしょ。
それとも何?自分がやりたくない事をやってもらってたのにあんな文句言ってたの?」
とモカに冷静に叱責され、うぐっと言葉を詰まらせます。
そして、
「わかったよ!やればいいんでしょ!モカよりうまいメシ作ってやるよ!」
とキレながらも、けんとはモカの提案を承諾します。
ーーーーーー
啖呵を切ってやってやると言ったものの、けんとが始めて作ったハンバーグは焦げて形が崩れそぼろと化し散々な代物となります。
おまけにお米も炊き忘れ、けんとは自分の不出来にプルプルと震え涙を堪えます。
そんなけんとに内心で、
『しょげるなよ!面倒くさい!』
と思いつつも、モカは、
「だ、大丈夫だよ!美味しそうだよ!お米も私が炊いとくから!けんとはその間にお風呂入ってきなよ」
と苦笑いをしながらフォローし、始めてご飯を作ったけんとを元気づけます。
「美味しそうだよ」とフォローしたものの食べてみるとやはり味は散々で、モカは、
『今までまったく料理したことないけんとにいきなり一日置きに料理させるのはキツイか…』
と判断し、けんとの料理当番の頻度を週1〜2に下げます。
それでも尚、
「やっぱり料理はできる方が作ればいいじゃん!」
と駄々をこねるけんとでしたが、モカはそんなけんとを無視し、
「ひとつ約束して。これからは手抜きご飯や惣菜が出ても文句言わないで。
今度文句言ったら本当にもう作らないから」
と釘をさします。
自分がまったく料理ができないことを悟ったけんとは、このモカの言葉に渋々ながら頷きます。
④私もうご飯作らない!!
※「30話~最新話」辺りまで
『文句は言わない』と約束したものの、相変わらずモカのご飯が簡単なものだと、
「あー、仕事忙しかった?うん…まぁ…」
「あー今日は惣菜なんだ、そっかー、ふーん…」
などと厭味ったらしく顔をしかめるけんと。
決定的な文句は言っていないものの、これでは言っているのと同じでした。
そのくせけんとは自分の当番の日には悪びれもせず惣菜やレトルトや、ひどい時には買ってきた弁当をそのまま出してきます。
けんとはもう完全に自分でご飯を作ることは諦めていたのでした。
そんなけんとに流石にモカも腹が立ち、
「もう何なの!?自分は弁当や惣菜ばっかのくせに私には文句ばっかり!
…だいたい家事の負担割合もおかしいのよ!結婚前は『モカが料理を頑張ってくれるならそれ以外の家事は俺が頑張るね』って言ってたのにいざ結婚したら何もしない!
それを注意しようもんならあからさまに不機嫌になる!
もう子供も産まれるんだから私はけんとの世話ばっかやってらんないの!」
と怒りの形相で怒鳴り散らしてしまいます。
しかしそんなモカの怒りもどこ吹く風、
「えー、俺世間の旦那より家事やってる方だろ?
だからモカ担当のメシの日くらいはうまいもん作ってよ、俺ほそれで仕事頑張れるんだから、ね!」
と、けんとはヘラヘラと返します。
何も響いていないけんとにモカはブチ切れ、
「…やだ。
もう飯飯飯飯うるさいっ!!私もうご飯作らないから!!明日から自分のご飯は自分で何とかしてよね!!
自分の言ってることよくよく考えて!」
と涙ながらに怒鳴り、呆気にとられるけんとをひとりキッチンに残し自室に引っ込んでしまいます。
↑今ココ(34話 2024.4.22更新)
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レビュー・感想
※このレビューは6話を読んだ時点で書いています
あー読んでるだけでイライラしてくる。
この夫、本当最低ですね٩(๑`^´๑)۶
全然妻の体調にもお腹の子供にも興味がないし、ちょっと家事をやっただけですごく手伝っている気になってるし、挙げ句妻の悪阻が酷くても「もっとちゃんとしたごはん作ってくれ」だの「弁当作ってくれ」だの言うし…あー腹立つ!
典型的な無神経夫ですね。
しかし土井さんの描く漫画はムカつく側がだんだんと改心したり、または徐々に追い込まれていったりとスカッと展開になっていくことが多いので、これからこの漫画もそうなっていくのではないかと期待しています!
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