「漫画『パパの背中に花束を。』の、最終回(結末)までのネタバレ＆レビュー」
をご紹介していきたいと思います！
「話のおさらいをしたい」
「これまでの話の流れを簡潔に知りたい」
という方はぜひご覧ください。
あらすじ・レビューにネタバレを含みます。
セリフは省略しているため一語一句同じではありません。
ご了承ください。
登場人物紹介
最初に主な『登場人物』を紹介しておきます。
梶原 ？ (28)：夫、癌を告知される
梶原 香苗(27)：妻、夫を支える
梶原 愛菜(3) ：娘
①癌を告知された梶原
※「1話～9話」辺りまで
ある日病院で癌を告知された梶原。
梶原の癌は『腺様嚢胞癌』という10万人に1人が発症する希少癌でした。
そのため治療法がなく、抗がん剤なども有効ではないとのこと。
幸い進行がゆっくり進む癌のためすぐに命に別状があるというわけではありませんでしたが、
「他の部分に転移する前に腫瘍を除去する必要があります」
と医者は梶原に説明します。
しかし、梶原の腫瘍ができた場所は首のうしろ。
顔面神経を取り込むような形で発症しているため、
「腫瘍の除去は顔面神経ごとするしかありません」
「術後100%後遺症が残ると考えてください」
「食事はもちろん、表情を作ること、瞬きをすることも難しくなります」
と医者は言います。
妻と一緒に説明を聞いていた梶原は、医者から次々と説明される残酷すぎる運命に目の前が真っ暗になります。
②両親には言えない…
※「10話～最新話」辺りまで
病院をあとにした梶原は車の中で、
「ごめんな…こんな旦那で…」
と妻の香苗に謝り、
「…離婚しよう」
と、静かに告げます。
梶原は妻と娘の負担になりたくはなかったのでした。
しかし香苗は、
「私はあなたと生きたいから結婚したのっ！
…一緒に頑張ろう！癌なんかに負けないで！」
と、泣きながら梶原を励まします。
そんな香苗のひたむきさに梶原も慰められ、
「…ごめん、勝手なこと言って」
と香苗と抱き合い、梶原は香苗と共に癌と向き合う決心をします。
「とりあえず、両親には報告しないと…」
と香苗と話ながら家に帰った梶原でしたが、いざ自分の両親を目の前にすると梶原は本当のことが言えなくなってしまい、
「…良せいの腫瘍だったよ！」
と、両親に嘘をついてしまいます。
「本当のことを話した方がいい」
とあとから香苗に諭される梶原でしたが、
「…無駄な心配をかけたくないから」
と梶原は力なく笑います。
結局梶原はそのまま両親に本当のことを話す機会を失ってしまいます。
③気持ちで負けなければ…
※「16話～最新話」辺りまで
希少癌を告知された翌日、梶原はいつも通り会社に出勤していました。
梶原は、
『大丈夫、大丈夫、癌って言ったって気持ちで負けなければきっと治る。
今まで通り過ごせば…口にしなければ…』
とどこかポジティブなような現実逃避のようなことを考え、とにかく自分さえ気持ちをしっかり持っていればと気を奮い立たせていたのでした。
しかしそんな梶原の心情など知らない上司は、
「梶原君、最近付き合い悪いね」
と、しかめっ面で梶原に声をかけてきます。
↑今ココ（16話 2024.3.19更新∶16話以降長らく更新がストップしています…）
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レビュー・感想
※このレビューは16話を読んだ時点で書いています
これは…なんだか落ち込んでしまう漫画ですね。
読むのがとても辛いです。
こんな残酷な運命を告げられたら自分なら堪えられないと思ってしまいます。
救いはあるのか…今後の展開に期待です。
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