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【結末】「最悪!夫の二重生活」最終回までのネタバレ・レビュー!

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引用元:最悪!夫の二重生活
 
今回は、『ここはネギマヨ荘』さんというサイトでアップされている、

「漫画『最悪!夫の二重生活 ~息子を愛 人に会わせるイクメン夫~』の、最終回(結末)までのネタバレ&レビュー

をご紹介していきたいと思います!

 

「話のおさらいをしたい」

「話の流れを簡潔に知りたい」

という方はぜひご覧ください。

 

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あらすじ・レビューにネタバレを含みます。

 

セリフは省略しているため一語一句同じではありません。

 

ご了承ください。

 

 

登場人物紹介

 

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最初に、主な『登場人物』を紹介しておきます。

 

中西 ユナ(33)  :妻

中西 郁夫(35)  :夫

中西 タイチ(1)   :息子

 

黒利 ロイ子(40代):夫の不倫相手

 

①イクメン夫の裏の顔

 

※「1話~9話」辺りまで

 

夫と息子の3人で暮らしながら、フルタイムで働いているユナ。

 

まだ幼い息子を抱えながらのフルタイム勤務は大変だったが、幸いにも夫の郁夫が育児に協力的だったため、ユナは何とか今の生活を維持できていた。

 

『郁夫くんがイクメンで本当によかった…!』

と、ユナは自身の幸福を噛み締める。

 

しかし、そんな郁夫のイクメンの姿は実は仮の姿だった。

 

本当は不倫をしていて、しかも不倫相手の家に息子まで連れて行っている郁夫。

 

よくユナに、

「タイちゃんは俺が見とくから、息抜きしてなよ!」

と言って息子のタイチを外に遊びに連れて行っている郁夫は、実はそのまま不倫相手の家に行っていたのだ。

 

そんな郁夫の最低な裏切り行為に気付かず、今日もユナは信頼しきって郁夫にタイチを預けるのだった。

 

②「全部知ってるんだからね…」

 

※「10話~47話」辺りまで

 

郁夫は、自分の会社の課長の『黒利ロイ子』という独身女せいと不倫をしていた。

 

ロイ子は40代で妻のユナよりもだいぶ年上だったが、郁夫は美人で甘やかしてくれるロイ子に心底メロメロになっていた。

 

一方、郁夫を信頼してタイチを預けていたユナだったが、ある日ちょっとした会話の矛盾点から郁夫が嘘を付いていることに気付く。

 

『…いつもタイチを連れてどこに行ってるの?…まさか浮気!?』

と郁夫の嘘から浮気を疑ったユナは、次に郁夫がタイチを連れて出かける日にこっそりと後を付けてみる。

 

その結果、郁夫が会社の課長のロイ子と不倫をしていることに気付く。

 

『イクメンだと思っていた郁夫くんがまさか不倫をしていたなんて…!

それにタイチを一緒に連れて行くなんて…どういう神経してたらそんなこと出来るの!?』

と、ユナは郁夫の裏切りに心底ショックを受ける。

 

郁夫に不信感を抱いたユナは今すぐにでも郁夫を問い詰めたかったが、

『…でも、郁夫くんを問い詰めるにはしっかりとした証拠がないと』

と考え直し、とりあえず証拠集めのために動くことにする。

 

数日後。

 

ユナに不倫を知られているとも知らずに、今日も今日とて嬉々としてタイチを連れてロイ子の家へ行こうとする郁夫。

 

しかし、その日は妙にタイチが郁夫と出かけることを嫌がった。

 

「ママぁ!」

と、泣きながらユナに手を伸ばしてくるタイチ。

 

ユナはまだ不倫の証拠があまり集められていなかったため、今日の郁夫の逢瀬も静観するつもりでいたのだが、泣いているタイチを見た瞬間、

「…黒利さんにそんなに会いたかったらタイチを置いていって!」

と、つい郁夫に言ってしまう。

 

泣いているタイチを不倫相手の元へ行かせたくなくて、つい不倫に気付いていることを郁夫に漏らしてしまったユナ。

 

ユナの言葉に郁夫は、

「え!?…ユ、ユナちゃん、何か誤解してない?

…課長にはタイチの面倒を見てもらっていただけだよ!やましいことは何もないよ!」

としどろもどろになって反論するが、

「…全部知ってるんだからね」

と、ユナはそんな郁夫に冷たく返す。

 

本当はしっかりと証拠を集めてから郁夫に不倫のことを問い詰めたかったが『こうなっては仕方がない』と、ユナはしっかりと郁夫と話し合おうとする。

 

しかし郁夫は、

「…俺ってそんな信用なかったんだね」

と拗ねたように言い、そのまま家を飛び出して行ってしまう。

 

まるで被害者のような郁夫の捨てゼリフに、ユナは唖然とする。

そしてそんな郁夫に、ユナは迷っていた離婚の意志を固くするのだった。

 

③ロイ子という女

 

※「48話~62話」辺りまで

 

ユナに不倫を指摘されて家を飛び出した郁夫は、ロイ子の家に来て居た。

 

ユナに不倫がバレたことをロイ子に話す郁夫だったが、

「でもうまくごまかせたから大丈夫!これからもロイ子と会えるよ!」

と、郁夫は無邪気にロイ子に報告していた。

 

郁夫はあれで誤魔化せたつもりなのだった。

 

そんな郁夫に、

「…いっくんは離婚は考えてないの?」

と、ロイ子は静かに聞いてみる。

 

すると郁夫は、

「当たり前だよ、そんなのタイチが可哀想だしさ。しかも俺の過失なんて恥ずかしいじゃん!」

と、悪びれもせずに答える。

 

郁夫はあくまでもロイ子とは遊びで、それ以上の関係になるつもりはないのだった。

 

そんな郁夫に、ロイ子はすべてを包み込むような物分かりのいい笑顔を向ける。

 

しかし内心でロイ子は、

『…何で離婚しないのよ!バ力なんじゃないの!?何のために可愛くないガキの面倒見たと思ってんの!?』

と、悪態を付いていた。

 

ロイ子は郁夫を自分のものにしたいと思っていたのだ。

 

しかしそれは郁夫への愛ではなく、

『美しいこの私が二番手なんてありえない!』

という、歪んだ自己愛によるものだった。

 

ロイ子は自分が一番になるために、なんとか郁夫とユナを別れさせたいと思うのだった。

 

④「あの女を地獄に落としてやりたい」

 

※「63話~131話」辺りまで

 

完全にユナを誤魔化せたと油断したのか、相も変わらずロイ子の元へ足繁く通う郁夫。

 

そんな郁夫に『今がチャンス』とユナは思い、郁夫の鞄にこっそりとボイスレコーダーを仕込む。

 

その結果、ユナは何とか不倫の証拠を録音することに成功する。

 

証拠を掴んだユナは、

「…まだ認めない?」

と、再度郁夫を問い詰める。

 

『証拠があってはもう言い逃れできない…』と勘弁したのか、おずおずと不倫を認める郁夫。

 

しかし郁夫は不倫を認めても尚、

「気の迷いだったんだ!本当に愛してるのはユナちゃんだけなんだ!」

と、往生際悪く「離婚はしたくない」とゴネる。

 

そんな郁夫に、

「許せるわけないでしょ!」

とユナは一喝し、離婚の意志は固いことを告げる。

 

そして、「離婚した場合タイチの親権はこちらに持たせてもらう」と宣言する。

 

ーーーーーー

 

ユナに離婚を言い渡された郁夫はロイ子の家へ行き、

『不倫がバレたこと、離婚をすること、親権はユナになること』

を、ロイ子に報告する。

 

「親権はとれなかったんだ…」

と呟くロイ子に、

「ロイ子が産んだらいいじゃん!」

と、郁夫はヘラヘラと軽口をたたく。

 

あれほどユナに「離婚はしたくない」とゴネた郁夫だったが、今や郁夫は、

『怒ってばかりのユナよりも、ロイ子と一緒になった方が幸せそう!』

と考えていたのだった。

 

一方ロイ子は、この郁夫の報告に、

『…こいつ、本当に使えないわね。あの女を地獄に落としてやるには子供を奪うのが一番だってのに』

と、内心悪態を付いていた。

 

ロイ子は散々二番手を味合わされたせいかいつの間にかユナに憎しみを向けるようになっており、郁夫を奪うだけでは飽き足らず、ユナから子供を奪ってユナを地獄に突き落としたいと思うようになっていたのだった。

 

ユナに理不尽な憎悪を向けてひとり憎しみの炎を燃やすロイ子は、

『…そうだ!』

とある計画を思い付き、郁夫にそっと耳打ちをする。

 

⑤息子を連れ去る夫

 

※「132話~143話」辺りまで

 

郁夫との離婚に向けて着々と準備を進めていくユナ。

 

『親権も取れたし、あとは離婚届けを提出するだけ…』

とユナが考える中、久しぶりに郁夫から電話がかかってくる。

 

電話に出たユナに、

「来週俺の誕生日じゃん?…最後に家族3人で過ごせないかな?

離婚届けはそのあとに出そう」

と、郁夫は話す。

 

郁夫の提案に、

『…まぁ最後くらい家族の思い出を作ってもいいか』

とユナは考え、この郁夫の話を了承する。

 

郁夫の誕生日当日。

 

ユナと郁夫とタイチの3人は遊園地へ行き、家族最後の思い出を作る。

 

一日中遊んで疲れたタイチは、帰る頃には郁夫の腕の中ですっかり眠ってしまっていた。

 

タイチを抱いたまま歩く郁夫と、ユナは並んで歩きながら、

『…タイチが楽しそうで良かった』

と、ホッとしたように微笑む。

 

しかし次の瞬間、突然郁夫はタイチを抱いたまま走り出す。

 

そして、そのまま近くのタクシーに飛び乗って走り去ってしまう。

 

思わぬ事態に反応が遅れるユナ。

 

一拍遅れて、

『まさか…連れ去り!?』

と事態を把握したユナは、動揺しながらも慌ててロイ子の家へと向かう。

 

ユナは、

『…これはロイ子の入れ知恵に違いない!郁夫くんはロイ子の家に行ったに違いない!』

と判断したのだった。

 

ロイ子の家へと来たユナは、ロイ子の家からタイチの泣き声が聞こえてくることに気付く。

 

案の定、郁夫はロイ子の家へと来たようだ。

 

「ここを開けなさい!」

とユナは玄関をドンドンと叩くが、ロイ子は玄関を開けようとはしない。

 

しかししばらくすると、大泣きし続けるタイチにほとほと困り果てたのか、郁夫がタイチを抱いて玄関から出てくる。

 

言い訳が見つからずオロオロと狼狽える郁夫を余所に、ユナは、

「ママぁーーー!!」

と泣きながら手を伸ばすタイチをひしと抱きしめる。

 

そんな中、あとから出てきたロイ子は苛立ったように、

「っっさい!!黙れク○ガキっ!!」

と、物凄い形相でタイチに怒鳴る。

 

そのまま郁夫にも、

「本っ当に使えない男!引っ越してから連れてきなさいって言ったじゃない!バ力じゃないの!?」

と、怒りの形相で怒鳴るロイ子。

 

そんなロイ子の姿に、今まで聖母のように優しいと思い込んでいた郁夫は驚愕する。

 

どうやらユナを地獄に落とすために、息子を攫ってしまおうと計画したロイ子。

 

本しょうを現したロイ子に、郁夫は、

「…ユナちゃんへの嫌がらせのために俺のことを利用したのか?

俺とタイチとロイ子の3人で幸せな家庭をつくろうっていう話は嘘だったのか?

俺を騙したのか?」

と、呆然と呟く。

 

するとロイ子は、

「あんたみたいな金も責任感も男らしさもないバ力男に本気になるわけないじゃない!」

と、郁夫に吐き捨てる。

 

「そんな…」

と、ショックを受ける郁夫。

 

そんなやり取りの中、ユナは、

「…とにかく許せることじゃないんで!後日弁護士から連絡しますね!」

と、ロイ子を睨み付けながら毅然と言い放つ。

 

「ユナちゃん…」

と縋ってこようとする郁夫にも、

「あなたがしたことは誘拐だから!」

とユナはピシャリと言い、ロイ子と同じく弁護士を通すと言ってその場をあとにする。

 

⑥ユナと郁夫とロイ子のその後…

 

※「144話~最終話」まで

 

あれから弁護士を探して郁夫とロイ子に内容証明を送り、無事2人から慰謝料を取ることに成功したユナ。

 

ユナは郁夫と離婚することもでき、晴れてシングルマザーとなる。

 

やっと郁夫と離れられ、ユナは晴れ晴れとした気持ちで子育てに専念できるようになっていた。

 

一方郁夫は、不倫をしていたことが会社にバレて居辛くなって退職。

その後実家に戻って引きこもるようになっていた。

 

また、ロイ子も不倫の件が会社にバレて会社から降格と部署移動を命じられていた。

 

ユナは2人から慰謝料を取るだけではなく、図らずとも社会的制裁も加えられたのだった。

 

そんなユナは、離婚してからまったくタイチに会いたがらない郁夫に対して、

「…結局、イクメンと言ってもらえる自分が好きだったんだろうな」

と、改めて夫の幼稚さに幻滅する。

 

しかし、だからこそ、

「タイチは私が幸せにする!」

と、ユナは覚悟を持って今日も息子と向き合うのだった。

 

おわり

 

※ここまでの漫画が読みたい方は下のリンクから飛べます↓ 

「最悪!夫の二重生活」の一覧

 

 

レビュー・感想

 

※このレビューは122話を読んだ時点で書いています。

 

いや~、…何だこの夫。

 

ヘラヘラフラフラとその場凌ぎであっちへ行ったりこっちへ行ったり、なーんにも考えてなさそうで本当腹が立ちますね。

 

特に51話の最後のコマ!

この笑顔、本当(いい意味で)気持ち 悪くて腹が立ちます。笑

 

夫がこんな調子で始終イラつかせてくるので、それだけに74話のユナのお母さんの一喝には本当にスカッとしますね。

 

120話のユナの「郁夫くん頭大丈夫?病院行った方が良いじゃない?」も良かったですけどね。笑

本当それですよ。

 

さて、これからどうなっていくのでしょうか?

ロイ子は今後どう動くのでしょうか?

楽しみです!

 

※51話・74話・120話が気になる方は下記リンクから飛べます↓

「最悪!夫の二重生活」の一覧

 

 

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