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【結末】「親友の不倫相手は、夫でした」最終回までのネタバレ・レビュー!

20230920210412

引用:親友の不 倫相手は、夫でした

 

※『親友の不 倫相手は、夫でした』は現在連載中のためあらすじは現在の最新話までになりますm(_ _)m

随時追記していき最終回までまとめたいと思っています。
 
 
今回は『カッポレ・みほ』さん作、

「漫画『親友の不 倫相手は、夫でした』の、最終回(結末)までのネタバレ&レビュー

をご紹介していきたいと思います!

 

「話のおさらいをしたい」

「これまでの話の流れを簡潔に知りたい」

という方はぜひご覧ください。

 

20211031021617

あらすじ・レビューにネタバレを含みます。

 

セリフは省略しているため一語一句同じではありません。

 

ご了承ください。

 

 

登場人物紹介

 

20211031021617

最初に、主な『登場人物』を紹介しておきます。

 

井上まほろ(30):妻、契約社員

井上伶      :夫、会社員

 

杏子(30):既婚、子持ち、地味系

リオ(30):既婚、カフェ経営、可愛い系

桃花(30):独身、面倒見がいい、派手系

 

①親友にだんなちゃん盗られてるよ♡

 

※「1話」辺りまで

 

夫と2人で暮らしている契約社員のまほろ。

 

家事と仕事を両立させながら忙しくも充実した毎日を過ごすまほろは、

『…夫と2人の生活も楽しいけど、そろそろ子供が欲しい』

と思っていた。

 

そこでまほろはことあるごとに子供の話を夫に振ってみるが、夫はそんなまほろの話をいつもやんわりとかわしていた。

 

『伶君はあんまり子供に乗り気じゃないのかな?

…まぁ伶君仕事忙しそうだもんね。今は私も支えてあげないと!』

とまほろはそんな夫の態度に少しがっかりしつつも、タイミングは今ではないのかもしれないと前向きに捉えていた。

 

しかしそうは思いつつも、

『…これじゃ子供できるのいつになるかな?』

と、まほろは少し不安にも感じていた。

 

ーーーーーー

 

そんなある日、まほろは玄関の外のドアノブに見知らぬビニール袋がかかっているのを見つける。

 

『…何この袋?』

とまほろが警戒しながらそのビニール袋に近づいてみると、ビニール袋には“まほろと夫の間でだけ使っている秘密のハートマーク”がでかでかと絵描かれていた。

 

『何で私と夫しか知らないはずのこのマークが!?』

と驚いたまほろがビニール袋を手に取ってみると、中には、

『親友にだんなちゃん盗られてるよ♡』

という手書きのメモが入っていた。

 

『…何これ、いたずら?』

と、まほろは顔をしかめながら訝しむ。

 

しかしビニール袋には夫婦の間でしか通じない秘密のハートマークが絵描かれていたためいたずらと一蹴することもできず、まほろは気味の悪さを覚える。

 

②不倫相手は3人の親友の内の誰か!?

 

※「2話~3話」辺りまで

 

『親友にだんなちゃん盗られてるよ♡』というメモを見たまほろは、思わず自分の親友をひとりづつ頭に思い浮かべてみる。

 

結婚して子供がいる、真面目な杏子。

結婚してカフェを経営している、常識人のリオ。

独身でバリバリ仕事をしている、破天荒な桃花。

 

まほろの親友はこの3人だった。

 

大学時代に仲良くなって今でも親交がある3人。

ついこの間も、みんなで集まってまほろの30歳の誕生日パーティーをしたばかりだった。

 

『親友って…まさかこの3人の内の誰か!?』

と、まほろは疑心暗鬼になる。

 

しかし、結婚して子供がいる杏子は、

「子供ができてから恋 事には一切興味がなくなった。夫のことも男として見れなくなった」

と以前あっけらかんと言っていたので、可能せいとしては低そうだった。

 

また結婚してカフェ経営をしているリオも、イケメンの夫とラブラブで生活しているためやはり可能せいとしては低そうだった。

 

『…ということは、桃花!?』

と、まほろは消去法で桃花を怪しむ。

 

確かに桃花は昔から男 遊びが激しく、また、

「結婚はしなくていいけど恋 愛はしたい!」

と普段から豪語しているため、可能としては一番高そうだった。

 

『…桃花なの?』

と、まほろは桃花を疑い始める。

 

そんなまほろは夫にも疑いの目を向け始め、今までは気にならなかった夫の言動のすべてが不 倫を隠しているように感じられるようになる。

 

③杏子「まほろの夫と不 倫してるのは桃花じゃない?」

 

※「4話~5話」辺りまで

 

『親友の内の誰かが夫と不 倫しているかもしれない…』

そんな疑惑が持ち上がったまほろは、ある日杏子から、

「直接話したいことがある」

と、突然バーに呼び出される。

 

意味ありげな言葉にドキドキしながらまほろがバーに出向くと、杏子はまほろにとあるSNSアカウントを見せてくる。

 

『裏垢女子ちゃん』という名前のそのアカウントには、

『日本人女せいはもっと恋 愛に奔放になるべき!』

などという、何やら自身の不 倫話をせきららに綴ったものが書かれていた。

 

「…何これ?」

とまほろが戸惑いながら聞くと、

「たぶん、このアカウントは桃花のものだと思う」

と、杏子は言う。

 

杏子は続けて、

「このアカウントに投稿されている写真に、まほろの夫らしき人物が映っている」

と言う。

 

「えっ!?」

と、驚いて写真をよく見てみるまほろ。

 

しかし写真に見切れて映っているスーツ姿の男せいはほぼ腕だけしか映っておらず、正直夫なのかどうかはよくわからなかった。

 

そのため、

「…そ、そうかな?

さすがに毎日旦那見てる私でも腕だけじゃ判別つかないよ。同じようなスーツ着た人たくさんいるし」

と、まほろは困惑する。

 

それと同時に、

『…何で杏子はこれが私の夫だと思ったんだろう?』

とまほろは疑問に思い、

「杏子、なんで腕だけで伶君ってわかるの?」

と、杏子に聞いてみる。

 

すると、

「!?…えっ…と」

と、あからさまに戸惑う杏子。

 

そんな杏子に、

『何その反応!?』

とまほろが驚いていると、杏子は突然白々しく、

「…やばい!旦那が早く帰ってこいって怒ってる!」

とスマホを見ながら言い、そそくさと帰ってしまう。

 

あまりにも怪しいそんな杏子の反応に、

『…杏子は伶君のこと何か知ってるの!?』

と、まほろは不安になる。

 

いてもたってもいられなくなったまほろは、

『…とりあえず、このまま一人で悩んでいても埒があかない!』

と、思い切って桃花に話を聞きに行こうと決心する。

 

④桃花なの…?

 

※「6話~10話」辺りまで

 

『…桃花が本当に夫の不 倫相手なら、何か掴めるかもしれない!』

と、桃花と会う約束をして桃花の家へと行くまほろ。

 

しかしまほろを出迎えてくれた桃花はいつも通りのマイペースな桃花で、まほろはとても桃花が自分に隠し事をしているようには見えなかった。

 

そこで単刀直入に、

「実はこんなことがあって…」

と今までのいきさつを桃花に話し、

「親友の誰かが旦那と不 倫してるかもしれない」

と、勇気を出して切り出してみるまほろ。

 

話しを聞き終わった桃花は、

「…ア ホッ!もー!親友なんだからもっと早く相談してよ!どうせまた一人で抱え込んでたんでしょ!」

と、本気のテンションでまほろを叱りつける。

 

そんな本気で心配してくれる桃花に、

『夫の不 倫相手は桃花ではない』

と、まほろは確信する。

 

そこで、

「…ごめん、一番はじめに桃花を疑った」

とまほろは正直に桃花に話し、疑ったことを誠心誠意謝る。

 

桃花はそんなまほろのことを許してくれ、まほろと一緒に夫の不 倫相手について考えてくれることになる。

 

まほろが、

「急に裏垢を教えてきた杏子も何だか怪しいかなって…」

とおずおずと言うと、桃花は、

「杏子にそんな度胸あるかな…。杏子じゃない気がする」

と言う。

 

戸惑うまほろに桃花は、

「私は正直…リオじゃないかって思ってる」

と、妙にキッパリと言う。

 

「…リオは考えにくいな、私たちの中で唯一常識人キャラじゃん」

とまほろは反論するが、桃花は、

「まぁ、まほろからはそう見えるかもね。…でもあの子そんなに言うほど常識人でもいい子でもないよ」

と、意味深なことを言う。

 

「そ、そうなの?何で?」

とまほろが戸惑いながら聞くと、

「…いや、まだ疑いだけだから一旦やめとく」

と、桃花はまほろの問いをはぐらかしてしまう。

 

そんな桃花の様子が少し気になったまほろだったが、

「とりあえず、まずはしっかりとした証拠集め!」

という桃花からのアドバイスを受け、とりあえずまほろは夫の不 倫の証拠集めに動くことにするのだった。

 

 

⑤不 倫相手は杏子!?

 

※「11話~18話」辺りまで

 

不 倫の証拠を集めるために、夫のスマホをこっそりと盗み見るまほろ。

 

すると、まほろは夫と杏子が親密にやり取りをしているLI○Eを発見してしまう。

 

『あの件うまく進みそうよ。でも詳細は直接…ね♡』

『今度は来週金曜日に』

という、何やら意味深なやり取りをしている杏子と夫。

 

まほろは、

『なんでなの、杏子!?』

とショックを受けつつも、

『…杏子、伶君とそんなに仲良かったっけ?』

と2人の接点について悩み、2人が出会った頃を思い返してみる。

 

婚約したタイミングで夫を杏子に紹介し、何やらまほろにはわからないアーティストの話で意気投合していた2人。

 

夫と杏子は、その時にLI○Eをまほろの目の前で交換し合っていた。

 

『…あれから私の知らないところでだんだんと仲良くなっていったのかな?』

と、悲しくなるまほろ。

 

それと同時に、

『…でも、伶君もまさか既婚者に手を出すなんて』

と、まほろは夫にも心底幻滅していた。

 

一度幻滅してしまうと、まほろは夫の子供っぽいところ、共働きなのに家事をまったくしてくれないところなど、夫の嫌な面がどんどんと目に付くようになっていく。

 

そんなまほろは、

『たとえ夫が不 倫を認めて謝っても、もう修復は無理かもしれない…』

と思うようになり、離婚の二文字が頭をよぎるようになる。

 

しかし、

『…ともかく、まずは不 倫の決定的な証拠集めだ!』

と、まほろは夫と杏子が会う約束をしている来週の金曜日にこっそりあとを付けてみることにするのだった。

 

ーーーーーーー

 

二人が約束していた金曜日に、こっそりとあとを付けて行くまほろ。

 

二人は高そうなホテルのバーに入っていった。

 

まほろは少し変装をして続けてバーに入り、2人のうしろの方の席に着く。

 

バレないように注意しながら、ボイスレコーダーを回しつつ2人の会話を盗み聞きするまほろ。

 

するとまほろの耳に、

「伶さん、まほろとはもう別れたら?

まほろと一緒にいて楽しいですか?私なら趣味も合うし…」

という杏子の声が入ってきた。

 

チラリと2人の方を確認すると、杏子は話しながら夫にぐいぐいと身体を擦り寄せていた。

 

どうやら杏子は夫をそういう目で見ており、必タヒに自分をアピールしているようだった。

 

しかし当の夫の方は、

「…アーティストのチケットくれたのは嬉しいけど、杏子さんとそういう関係になれないよ」

と、意外にも素気なく杏子のことを断っていた。

 

そればかりか、

「…てか浮 気を誘うなら鏡見てくださいよ。服もメガネもヘンテコだし、男受け狙うならもっとあるじゃん。

髪の毛もさ、手入れしてないし。ヘアミルクくらい使ったら?」

と、薄ら笑いを浮かべながら杏子のことを悪く言う夫。

 

夫はそのままショックを受けて固まる杏子を残して、ひとりバーから出て行ってしまった。

 

うしろで聞いていたまほろは杏子の裏切りもショックだったが、それと同じくらい夫の物言いにもショックを受けていた。

 

『…伶君、こんな酷いこと言える人だったんだ』

と、夫の人間せいを疑うまほろ。

 

まほろはショックを受けつつも、先ほど夫が言っていた『ヘアミルク』という言葉にわずかに引っかかっていた。

 

『家で使ってるのはヘアオイルだけ…。

それにさっきの言い方は、まるで誰かに教わった知識をこれ見よがしに使ってるみたいだった…』

と思ったまほろは、

『もしかして夫の不 倫相手はヘアミルクを使っているのでは?』

と疑う。

 

そんなことを考えつつふと残された杏子を見てみると、杏子は夫の酷い言葉に静かに涙を流していた。

 

まほろは夫を誘惑しようとしていたとはいえ泣いている親友のことを放っておくことができず、つい声をかけてしまう。

 

「まほろ!?何でここに!?」

と驚く杏子に、まほろは「夫の浮気を疑って付いて来た」と正直に答える。

 

すると杏子は、

「…じゃあ見てたんだ、あんたの旦那に惨めに振られる姿」

と自嘲したように言いながら、

「…私はずっと容姿にコンプレックスがあった。

だから伶さんの『癒される』だの『かわいい』だの、そんなからかいの言葉につい嬉しくなって本気になってしまった。

バ力だよね、友達裏切って…私、心まで醜い!」

と、さらにボロボロと涙を流す。

 

まほろはそんな杏子を責めることができず、

「…杏子はバ力じゃないよ、いつもクールで理せい的でかっこよくて、私尊敬してたんだよ」

と慰める。

 

そんなまほろの優しさに、

「まほろ…ごめ、本当にごめんね…」

と、杏子は泣きながら謝る。

 

ーーーーーー

 

まほろに慰められ少し落ち着いた杏子は、

「…前に話した『裏垢女子ちゃん』っていうアカウントが桃花のものだと思うっていう話は、全部ウソ。

それっぽいアカウントを見せてそれっぽい写真を見せて、適当に『この写真の腕伶さんだと思う』って言ったの」

と、静かに話し始める。

 

「何でそんなことを?」

と聞くまほろに、

「そうすればまほろが伶さんを疑って2人の間に亀裂が入って2人が別れるかもって…リオが。

私、リオに『まほろの夫を好きになっちゃった』って相談してたんだ。

そしたらその時リオがそんなことを言ってて…私、リオの冗談を真に受けてしまって…」

と、杏子はポツリポツリと話す。

 

まほろは話を聞きつつ、

『リオがそんなことを…?』

と、眉をひそめていた。

 

すべて話終えた杏子は、もうまほろの前に姿を見せないつもりなのか、

「さよなら…」

と静かに言い、バーから出て行ってしまう。

 

まほろはこの時、『何があっても絶対に欠けないであろう』と根拠なく思っていた親友のひとりが確かに欠けてしまったことをぼんやりと実感した。

 

 

⑥リオの本当の顔

 

杏子の話から、

『不 倫相手はリオなの?桃花と杏子でないとしたらもうリオしかいないし…』

と夫の不 倫相手はリオではと当たりを付けたまほろは、後日勇気を出してリオを食事に誘ってみる。

 

リオは久しぶりのまほろとの食事に喜んだ顔を見せるが、すぐに、

「何かあった?」

と、まほろに問い掛ける。

 

まほろの急な呼び出しを微妙に怪しんでいる様子のリオ。

 

そんな聡いリオにまほろは不倫を疑っていることを悟られないように、とりあえず、

「これを見てほしいの」

と、夫と杏子が2人で写っている写真を見せてみる。

 

それは先日2人のあとをつけたときにこっそりと撮っていたものだった。

 

『私は夫と杏子の不 倫を怪しんでいる』

というていで写真を見せてみて、リオの反応を伺ってみようと考えたまほろ。

 

写真を見たリオは驚いた顔をしながら、

「…2人とも相手がいるのに!

…こんなのひどい裏切りだよ!これじゃまほろがかわいそう!」

と、口元を抑えてポロポロと涙を流し始める。

 

しかし、まほろは見てしまう。

 

リオが口元を抑えるほんの一瞬、フッと口角を上げて笑っていたのを。

 

それを見たまほろは、

『…やっぱり、リオなんだね』

と、夫の不 倫相手はリオだと確信してしまう。

 

しかしポーカーフェイスのリオは、その後どんなにまほろが揺さぶりをかけても一向にボロを出さなかった。

 

まほろはリオが尻尾を出すのを待つのは諦め、次なる作戦に移ることにする。

 

ーーーーーー

 

リオと別れて家に帰ってきたまほろは、夫に、

「…実は私、正社員で働きたいの!」

と切り出す。

 

まほろは離婚したあと生きていけるように、今のうちに正社員での働き口を見つけておこうと考えたのだった。

 

まほろの言葉を聞いた夫は、

『妻が働きに出て自分と対等になって欲しくない』

と考えているのかまほろの提案をグチグチと反対し続けるが、まほろはあの手この手で夫を丸め込み最終的に何とか夫に正社員で働くことを了承させる。

 

夫を説得したまほろは、早速現在契約社員として働いている会社に「正社員として雇ってもらえないか」と打診し、無事正社員として雇ってもらえることに成功する。

 

離婚に向けて着々と準備を進めていくまほろ。

 

次にまほろは、確実な証拠を掴むために夫のリュックにGPSを仕込む。

 

⑦夫とリオを追跡だ

 

GPSを仕込んでからしばらく経ったある日、GPSに不審な動きが見られたため、まほろは桃花と共にGPSの場所へと出向く。

 

そこは歓楽街のホテルだった。

 

しばらくするとそのホテルから夫とリオが出てきたため、まほろは慌てて証拠の写真を撮る。

 

その後夫とリオはファミレスに移動したため、まほろと桃花もあとに続く。

 

夫とリオは、近くの席に張り込むまほろと桃花に気付くことなく、

「まほろとはどうなの?」

「あぁもう全然、女として終わってるし」

「ひっど」

などと楽しそうに笑いながら話している。

 

そんな2人に、まほろは怒って顔を真っ赤にする。

 

しかし桃花に宥められながら何とか怒りを抑え、まほろはファミレスにいる2人もこっそりと写真に収めるのだった。

 

ーーーーーー

 

何とか2人の写真は撮れたものの、肝心のホテルから出てきた写真はボケていたため証拠としては弱そうだった。

 

そこでまほろは次なる手として、リオの夫に接触を試みる。

 

リオの夫の連絡先は知っていたため、

『リオの友達です。リオのことで内密のお話があるんですが…』

と、まほろは早速リオの夫にメッセージを送ってみる。

 

 

⑧夫とイチャつき大作戦!

 

リオの夫と連絡を取ることができたまほろは、今までのことを順序立てながら説明し、自分の夫がリオと不 倫をしていることを話す。

 

リオの夫は別段驚くこともなく、

「…僕も最近家内の違和感には気付いていました。やっぱりなといった感じです」

と、妙に落ち着いた様子でまほろに答える。

 

どうやらリオの夫は、リオが不 倫をしていることに薄々気が付いていたようだ。

 

しかし何にせよハッキリとした証拠がないため問い詰めるにしても難しいとまほろが肩を落とす中、リオの夫は、

「…まほろさん、旦那さんとイチャつくことは可能ですか?証拠が手に入るかもしれませんよ」

と、何やら怪しげな提案をしてくる。

 

リオの夫の提案によると、

「旦那さんとイチャつき、その様子をSNSにアップする。

そうすれば焦ったリオがボロを出すかも。うまくいけば何か証拠が手に入るかも」

というものだった。

 

『夫とイチャつく…』

とまほろはうまくできるか不安になりつつも、いいアイデアかもしれないとリオの夫の提案に乗ってみることにする。

 

数日後。


まほろはリオの夫の提案を遂行するため、夫と共に少し高級なレストランへと赴く。


まほろは夫と仲良くレストランでデートをすることでイチャつこうと考えたのだった。


「奢るから!たまにはいいでしょ!」

と必タヒに説得して何とか渋る夫をレストランに連れてくることに成功したまほろは、レストランでの様子を写真に撮りSNSに投稿する。


投稿には、

『久しぶりに夫婦で幸せデートしてきたよ』

『伶君からもらったアクアマリンのピアス似合ってるといいな♡』

『これからも末長く仲良くいようね』

と、リオを挑発するような言葉も忘れずに付け加える。

 

一方その頃、リオはまほろの投稿を見て、

「…へぇ」

と、家でひとり静かに呟いていた。

 

まほろが夫とイチャつくという作戦を実行してから数日後。

 

まほろの家の玄関のドアノブには、再び見知らぬビニール袋がかかっていた。

 

『これって…前にも見たことある…』

とまほろがデジャヴュを感じながら恐る恐るビニール袋を確認すると、そこには、

『このピアス、ダサすぎて私がいらないっていったやつ。

怜くんまほろちゃんにあげたんだね。不 倫相手に負けてかわいそ』

という、SNSにアップした写真を引用した手紙が入っていた。

 

恐らくリオからのその手紙に、

『…これは作戦成功なのか?リオは反応している?』

と、まほろは遊びに来ていた桃花と複雑そうな表情で顔を見合わせる。

 

そんな中、まほろの家に突然杏子が訪ねてくる。

 

「あんた…どの面下げて!?またまほろの旦那にちょっかいかける気!?」

とまほろから杏子のことを一部始終聞いていた桃花は激怒するが、そんな桃花に、

「…これ以上裏切る気はないよ、反省してるし。

というか桃花だって人のこと言える立場なの?自分のしたことは棚に上げて」

と、杏子は冷静に言い返す。

 

杏子の発言が若干気になったまほろだったが、険悪な2人を宥めるためにとりあえずまほろは杏子も家へと招き入れる。

 

気まずい雰囲気の中、「まぁ、いろいろあったけれどとりあえず一時休せんで」といった具合に3人はおやつを囲む。

 

そんな中杏子は、

「…前にまほろに見せた『裏アカ女子』、もしかしたらリオかもしれないんだ」

とポツリと話しながら、まほろに再度『裏アカ女子』のアカウントを見せてくる。

 

そこには『ヘアミルク』の写真や、『まほろの夫らしき人物と写るリオらしき人物』の写真があった。

 

2人が写っているのは、『Vファイヤ』というまほろの夫が好きなアーティストのライブ会場のようだった。

 

そして嬉しそうな顔をして写るまほろの夫らしき人物の隣に写る女の耳には、アクアマリンのピアスが付いていた。

 

さらにその女の耳元には特徴的なほくろがあった。

 

そのほくろの位置はリオと一致していたため、

「やっぱりこのアカウントはリオのだ!」

と3人は確信する。

 

裏アカ女子のアカウントを見せたあと杏子は、

「…リオの不倫を暴くことに協力させてほしい、私はリオに仕返しがしたい。用が済んだら消えるからさ」

と、2人に申し出る。

 

杏子はリオに仕返しをしたいのもそうだったが、まほろの夫に振られた時に罵らずに寄り添ってくれたまほろに何とか恩返しがしたかったのだった。

 

まほろは杏子が協力することに異を唱えなかったが、桃花は内心、

『杏子のこと心から信用はできない、まだリオと繋がってることだって考えられるし』

と、杏子のことを懐疑的な目で見ていた。

 

とりあえずもう今日は遅いからと、一旦お開きにし帰り支度を始める桃花と杏子。

 

帰り際桃花は、

「あ、帰りにヘアミルク買ってこ…」

と、何気なく自分の髪を見ながら呟き、

「じゃ、また連絡するね!」

と、まほろに手を振って帰っていく。

 

桃花の『ヘアミルク』という言葉にまほろは一瞬ギクリとし、妙な胸騒ぎを覚えるのだった。

 

ーーーーーー

 

リオが疑わしいもののイマイチ決定的な証拠が手に入らないまほろ。

 

そんなある日、まほろはひょんなことから自宅で自分の結婚記念パーティーを開くことになる。

 

パーティーにはリオ夫妻と桃花と杏子と大学時代の友達数人と夫の母親が来ることになり、まほろは、

『これはチャンスかもしれない!パーティー中に指紋採取キットでリオの指紋を何とか取って例の手紙に付いてる指紋と比べてみれば、あの手紙の主がリオかどうか確かなものになるかも!?』

と思い至る。

 

指紋採取キットは、おもちゃのものだが杏子が持っていると以前話していた。

 

まほろは早速杏子・桃花・リオの夫に協力を仰ぎ、パーティー中にリオの指紋を取ることを画策する。

 

結婚記念パーティー当日。

 

まほろたちは皆で協力しあい、さり気なくリオの指紋が付いたグラスを入手して指紋採取キットで鑑定をする。

 

その結果、例の手紙に付いていた指紋とグラスの指紋は一致した。

 

素人鑑定のため証拠としては弱いかもしれないが、これで限りなくリオが犯人として決定的になった。

 

一方秘密裏にそんなことが行われているとは知らないリオは、いつも通りまほろに親しげに話しかけてくる。

 

そんなリオにもう親友の顔をし続けることが難しくなったまほろは、

「…裏切り者、私はずっと、ずっと、親友だと思ってたのに」

と、ついリオに向かってボソリと言ってしまう。

 

そしてみんながいる前で、

「ちゃんと説明してもらうからね!わかってるんでしょリオ!不イ侖のこと!」

と、大声でリオを糾弾する。

 

すかさずそこで杏子が、

『今だ!』

と、リオとまほろの夫のファミレスでの密会の写真をみんなに見せる。

 

ざわつく周囲だったが、肝心のリオとまほろの夫は、

「…こんなの証拠にならない、ファミレスくらい友達と行くし」

と、若干焦りつつもまほろを嘲笑うかのようにまだ余裕の表情を浮かべていた。

 

そんな2人にまほろたちは例の手紙とリオのグラスの指紋が一致したことも告げるが、

「そんな素人鑑定」

と、やはり2人は鼻で笑う。

 

のらりくらりと不イ侖を認めない2人にまほろたちが悔しがる中、

「…リオ、これの言い逃れはできる?」

と、突然それまで黙っていたリオの夫が声を上げる。

 

そしてリオの夫は、リオとまほろの夫が寝室で不イ侖をしている決定的な瞬間の動画をその場で公開する。

 

言い逃れのできないその動画に、流石にリオとまほろの夫は絶句して青ざめる。

↑今ココ(44話)

 

 

レビュー・感想

 

※このあらすじは、12話まで読んだ時点で書いています。

 

“夫の不 倫相手は誰なのか?”

本気でわからなくて面白いですね!

 

とりあえず、もう桃花は白ですかね?

 

残るは杏子とリオですが、私は正直杏子も白っぽく見えますね。

 

まほろの夫とのLI○Eのやり取りは、『アーティストのチケット取れたとか』ただそんなやり取りをまほろが勘違いしただけかな?と。

 

でも、それにしては文末の『♡』が少し気にかかるところですが…。

 

もしかしたら離脱したと思われた桃花という腺もまだあるかもしれませんし、今後どうなっていくか本当にわからなくて楽しみです。

 

夫の不 倫相手も気になりますが、まほろが夫と再構築するのか離婚するのかも気になりますね(個人的には夫が子供っぽすぎて嫌なので離婚してほしいですが。笑)

 

 

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