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【結末】「親友の不倫相手は、夫でした」最終回までのネタバレ・レビュー!

20230920210412

引用:親友の不イ侖相手は、夫でした

 
今回は『カッポレ・みほ』さん作、

「漫画『親友の不イ侖相手は、夫でした』の、最終回(結末)までのネタバレ・レビュー

についてご紹介していきたいと思います!

 

「話のおさらいをしたい」

「これまでの話の流れを簡潔に知りたい」

という方はぜひご覧ください。

 

20211031021617

あらすじ・レビューにネタバレを含みます。

 

セリフは省略しているため一語一句同じではありません。

 

ご了承ください。

 

 

登場人物紹介

 

20211031021617

最初に、主な『登場人物』を紹介しておきます。

 

井上まほろ(30):妻、契約社員

井上伶      :夫、会社員

 

杏子(30):既婚、子持ち、地味系

リオ(30):既婚、カフェ経営、可愛い系

桃花(30):独身、面倒見がいい、派手系

 

①親友にだんなちゃん盗られてるよ♡

 

夫の伶と2人で暮らしている、契約社員のまほろ。

 

家事と仕事を両立させながら忙しくも充実した毎日を過ごすまほろは、

『…伶君と2人の生活も楽しいけど、そろそろ子供が欲しい』

と思っていた。

 

そこでまほろはことあるごとに子供の話を伶に振ってみるが、伶はそんなまほろの話をいつもやんわりと交わしていた。

 

『伶君はあんまり子供に乗り気じゃないのかな?…まぁ伶君仕事忙しそうだもんね、今は私も支えてあげないと!』

とまほろはそんな伶の態度に少しがっかりしつつも、今はまだタイミングではないのかもしれないと前向きに捉えていた。

 

しかしそうは思いつつも、

『…これじゃ子供できるのいつになるかな?』

と、まほろは少し不安にも感じていた。

 

そんなある日、まほろは玄関の外のドアノブに見知らぬビニール袋がかかっているのを見つける。

 

『…何この袋?』

とまほろが警戒しながらそのビニール袋に近づいてみると、ビニール袋には“まほろと伶の間でだけ使っている秘密のハートマーク”がでかでかと絵描かれていた。

 

『何で私と伶君しか知らないはずのマークが!?』

と驚いたまほろがビニール袋を手に取ってみると、中には、

『親友にだんなちゃん盗られてるよ♡』

という手書きのメモが入っていた。

 

『…何これ、いたずら?』

とまほろは顔をしかめるも、ビニール袋には夫婦の間でしか通じない秘密のハートマークが絵描かれていたためいたずらと一蹴することもできず、まほろは気味の悪さを覚える。

 

 

②不倫相手は3人の親友の内の誰か!?

 

『親友にだんなちゃん盗られてるよ♡』というメモを見たまほろは、思わず自分の親友をひとりづつ頭に思い浮かべてみる。

 

結婚して子供がいる、真面目な杏子。

結婚してカフェを経営している、常識人のリオ。

独身でバリバリ仕事をしている、破天荒な桃花。

 

まほろの親友はこの3人だった。

 

大学時代に仲良くなって今でも親交がある3人。

 

ついこの間もみんなで集まって、まほろの30歳の誕生日パーティーをしたばかりだった。

 

『親友って…まさかこの3人の内の誰か!?』

と疑心暗鬼になったまほろは、とりあえず一人ずつ可能せいを考えてみる。

 

結婚して子供がいる杏子は、

「子供ができてから恋愛事には一切興味がなくなった、夫のことも男として見れなくなった」

と以前あっけらかんと言っていたので、可能せいとしては低そうだった。

 

また結婚してカフェ経営をしているリオも、イケメンの夫とラブラブで生活しているためやはり可能せいとしては低そうだった。

 

『ということは…桃花!?』

と、まほろは消去法で桃花を怪しむ。

 

確かに桃花は昔から男遊びが激しく、また、

「結婚はしなくていいけど恋愛はしたい!」

と普段から豪語しているため、可能としては一番高そうだった。

 

『…桃花なの?』

と、まほろは桃花を疑い始める。

 

そんなまほろは伶にも疑いの目を向け始め、今までは気にならなかった伶の言動のすべてが不イ侖を隠しているように感じられるようになる。

 

 

③桃花は白だった

 

桃花を疑ったまほろは、居ても立ってもいられずに桃花に会いに行くことにする。

 

『桃花が本当に伶君の不イ侖相手なら…何か掴めるかもしれない!』

 

そう思って桃花の家へと赴いたまほろだったが、しかしまほろを出迎えてくれた桃花はいつも通りのマイペースな桃花で、まほろはとても桃花が自分に隠し事をしているようには見えなかった。

 

そこでまほろは単刀直入に、

「実はこんなことがあって…」

と今までのいきさつを桃花に話し、

「親友の誰かが夫と不イ侖をしてるかもしれない」

と、勇気を出して桃花に切り出してみる。

 

すると桃花は、

「…アホッ!もー親友なんだからもっと早く相談してよ!どうせまた一人で抱え込んでたんでしょ!」

と、本気のテンションでまほろを叱りつける。

 

そんな本気で心配してくれる桃花の姿に、

『夫の不イ侖相手は桃花ではない』

と、まほろは確信する。

 

そこで、

「…ごめん、一番はじめに桃花を疑った」

とまほろは正直に桃花に話し、疑ったことを誠心誠意謝る。

 

桃花はそんなまほろのことを許してくれ、まほろと一緒に伶の不イ侖相手について考えてくれると言う。

 

まほろが、

「桃花ではないとすると…杏子かリオ?」

と、戸惑ったように言うと、

「…私は、正直リオじゃないかって思ってる」

と、桃花は妙にキッパリと言う。

 

「…リオは考えにくいな、私たちの中で唯一常識人キャラじゃん」

と、まほろがあり得なくない?と反論すると、

「まぁまほろからはそう見えるかもね…でもあの子そんなに言うほど常識人でもいい子でもないよ」

と、桃花は意味深なことを言う。

 

「そ、そうなの?何で?」

とまほろがおずおずと聞くと、

「…いや、まだ疑いだけだから一旦やめとく」

と、桃花はまほろの問いをどこかはぐらかしてしまう。

 

桃香の煮え切らない言葉が引っかかるものの、

「とりあえず、まずはしっかりとした証拠集め!」

と桃花から言われたまほろは、とりあえず伶の不イ侖の証拠を集めるために動き始めることにする。

 

 

④杏子も白だった

 

不イ侖の証拠を集めるために、まずまほろはこっそりと伶のスマホをチェックしてみる。


すると、伶と杏子がLI○Eで親密にやり取りをしているメッセージを見つけてしまう。

 

『あの件うまく進みそうよ、でも詳細は直接…ね♡』

という杏子のメッセージに、

『今度は来週金曜日に』

と、伶は返していた。

 

2人の親密なやり取りに、

『なんでなの…杏子!?』

と、まほろはショックを受ける。

 

しかしそれと同時に、

『…杏子、伶君とそんなに仲良かったっけ?』

とまほろは2人の接点について悩み、2人が出会った頃を思い返してみる。

 

杏子のことは、婚約したタイミングで伶に紹介していた。

 

その時伶と杏子は『Vファイヤ』というまほろにはわからないアーティストの話で盛り上がって意気投合し、まほろの目の前でLI○Eを交換し合っていた。

 

『…あれから私の知らないところでだんだんと仲良くなっていったのかな?』

とまほろは悲しくなりつつも、

『でも、伶君もまさか既婚者に手を出すなんて』

と、伶に心底幻滅していた。

 

一度幻滅してしまうと、まほろは伶の子供っぽいところや共働きなのに家事をまったくしてくれないところなど、伶の嫌な面がどんどんと目に付くようになる。

 

伶のことが嫌いになっていくまほろは、

『たとえ伶君が不イ侖を認めて謝っても、もう修復は無理かもしれない…』

と、離婚の二文字が頭をよぎるようになる。

 

しかし、

『ともかくまずは不イ侖の決定的な証拠集めだ!』

とまほろは思い、伶と杏子が会う約束をしているらしい来週の金曜日にこっそりと2人のあとを付けてみることにする。


金曜日、まほろは連れ立って歩く伶と杏子のあとをこっそりと付けて行く。

 

2人は高そうなホテルのバーに入っていったため、まほろも続けてバーに入り2人の後ろの方の席へとバレないように座る。

 

しばらくするとまほろの耳に、

「伶さん、まほろとはもう別れたら?まほろと一緒にいて楽しいですか?私なら趣味も合うし…」

という杏子の声が入ってくる。

 

チラリと2人の方を確認すると、杏子は話しながら伶にぐいぐいと身体を擦り寄せていた。

 

どうやら杏子は伶をそういう目で見ており、必タヒに自分をアピールしているようだった。


しかし当の伶の方は、

「…アーティストのチケットくれたのは嬉しいけど、杏子さんとそういう関係になれないよ」

と、意外にも素気なく杏子のことを断っていた。

 

そればかりか伶は、

「てか浮気を誘うなら鏡見てくださいよ、服もメガネもヘンテコだし、男受け狙うならもっとあるじゃん」

と、薄ら笑いを浮かべながら杏子のことを悪く言う。

 

そして伶は、そのままショックを受けて固まる杏子をひとり残してバーから出て行ってしまった。

 

うしろの席で聞いていたまほろは杏子の裏切りもショックだったが、それと同じくらい伶の物言いにもショックを受けていた。

 

『伶君、こんな酷いこと言える人だったんだ…』

と、まほろは伶の人間せいを疑う。

 

そんな中まほろがひとり残された杏子を見てみると、杏子は伶の酷い言葉に静かに涙を流していた。

 

まほろは自分の夫を誘惑しようとしていたとはいえ泣いている親友のことを放っておくことができず、つい声をかけてしまう。

 

声をかけていたまほろに、

「まほろ!?何でここに!?」

と、杏子は驚く。

 

「夫の浮気を疑って付いて来た」

と正直に答えるまほろに、

「…じゃあ見てたんだ、あんたの旦那に惨めに振られる姿」

と、杏子は自嘲気味に言う。

 

困るまほろに、

「私はずっと容姿にコンプレックスがあった、だから伶さんの『癒される』だの『かわいい』だのそんなからかいの言葉につい嬉しくなって本気になってしまった、バ力だよね、友達裏切って…私、心まで醜い!」

と、杏子はさらにボロボロと涙を零す。

 

まほろはそんな杏子を責めることができず、

「…杏子はバ力じゃないよ、いつもクールで理せい的でかっこよくて、私尊敬してたんだよ」

と慰める。

 

まほろの優しさに、

「まほろ…ごめ、本当にごめんね…」

と、杏子は泣きながら謝る。

 

まほろに慰められ少し落ち着いた杏子は、もうまほろの前に二度と姿を見せないつもりなのか、

「さよなら…」

と静かに言い、そのままバーから出て行ってしまう。

 

まほろはこの時、『何があっても絶対に欠けないであろう』と根拠なく思っていた親友のひとりが確かに欠けてしまったことをぼんやりと実感する。

 

 

⑤不イ侖相手はリオだった!

 

『不イ侖相手は桃花でも杏子でもなかった、ということは…』

と消去法でリオを疑ったまほろは、後日勇気を出してリオを食事に誘ってみる。

 

「久しぶりにまほろと食事!」

と喜んでまほろの誘いに乗ってきたリオだったが、食事中リオは、

「何かあった?」

と、まほろに不思議そうに問い掛ける。

 

リオはまほろの急な誘いを微妙に怪しんでいる様子だった。

 

そんな聡いリオに、まほろは不イ侖を疑っていることを悟られないように、

「…これを見てほしいの」

と、とりあえず伶と杏子が2人で写っている写真を見せてみる。

 

それは先日2人のあとをつけたときにこっそりと撮っていたものだった。

 

まほろは、

『私は夫と杏子の不イ侖を怪しんでいる』

というていでリオに写真を見せ、リオの反応を伺ってみようと考えたのだった。

 

写真を見たリオは驚いた顔をしながら、

「…2人とも相手がいるのに!…こんなのひどい裏切りだよ!これじゃまほろが可哀想!」

と、口元を抑えてポロポロと涙を流し始める。

 

しかし、まほろは見てしまう。

 

リオが口元を抑えるほんの一瞬、フッと口角を上げて笑っていたのを。

 

それを見た瞬間、

『…やっぱり、リオなんだね』

と、まほろは伶の不イ侖相手はリオだと確信してしまう。

 

しかしポーカーフェイスのリオは、その後どんなにまほろが揺さぶりをかけても一向にボロを出さなかった。

 

まほろはリオが尻尾を出すのは諦め、次なる作戦に移ることにする。


リオと別れて家に帰ってきたまほろは、不イ侖の確実な証拠を掴むために伶のリュックにGPSを仕込む。

 

GPSを仕込んでからしばらく経ったある日、GPSに不審な動きが見られたためまほろは桃花と共にGPSの場所へと出向く。

 

そこは歓楽街のホテルだった。

 

しばらくするとそのホテルから伶とリオが出てきたため、まほろは慌てて証拠の写真を撮る。

 

その後伶とリオはファミレスに移動したため、まほろと桃花もあとに続く。

 

伶とリオは、近くの席に張り込むまほろと桃花に気付くことなく、

「まほろとはどうなの?」

「あぁもう全然、女として終わってるし」

「ひっど」

などと楽しそうに笑いながら話していた。

 

2人の酷い言いように、まほろは怒りで顔を真っ赤にさせる。

 

しかし桃花に宥められながら何とか怒りを抑え、まほろはファミレスにいる2人もこっそりと写真に収める。

 

何とか2人の写真は撮れたものの、肝心のホテルから出てきた写真はピンボケしていたため証拠としては弱そうだった。

 

 

⑥リオの夫と杏子が仲間に

 

写真が証拠にならなそうなため、まほろは次なる手としてリオの夫に接触を試みる。

 

リオの夫の連絡先は知っていたため、

『リオの友達です。リオのことで内密のお話があるんですが…』

と、まほろは早速リオの夫にメッセージを送ってみる。

 

リオの夫と連絡を取ることができたまほろは、今までのことを順序立てながら説明して自分の夫がリオと不イ侖をしていることを話す。

 

するとリオの夫は別段驚くこともなく、

「…僕も最近家内の違和感には気付いていました、やっぱりなといった感じです」

と、妙に落ち着いた様子でまほろに答える。

 

どうやらリオの夫は、リオが不イ侖をしていることに薄々気が付いていたようだった。

 

まほろの話でリオの不イ侖に確証が得られたリオの夫は、

「僕も不イ侖の証拠集めに協力します」

と、まほろに言ってくれる。

 

協力者が増えてまほろは心強くなる。

 

そんなある日、まほろが自宅で桃花と過ごしていると家に杏子が訪ねてくる。

 

まほろから杏子のことを一部始終聞いていた桃花は、

「あんた…どの面下げて!?またまほろの旦那にちょっかいかける気!?」

と、杏子の訪問に激怒するが、

「…これ以上裏切る気はないよ、反省してるし」

と、杏子は桃香に冷静に言い返す。

 

そして、

「リオの不イ侖を暴くことに協力させてほしい、用が済んだら消えるからさ」

と、杏子は真剣な顔でまほろに申し出る。

 

杏子は、伶に振られた時に罵らずに寄り添ってくれた優しいまほろに何とか恩返しがしたかったのだった。

 

「信用できない!」

と桃花は吠えるが、まほろはどうしても杏子を邪険にはできず「まぁまぁ」と桃花を宥めて杏子も家へと上げる。

 

まほろの家に上がらせてもらった杏子は、

「…リオのSNSの裏アカを見つけた、そこにまほろの夫らしき人物が写ってる」

と言う。

 

驚いたまほろと桃花がその裏アカを確認してみると、裏アカには伶が好きなアーティストの『Vファイヤ』のライブ会場をバックに、リオと伶らしき人物が写った写真が投稿されていた。

 

顔は隠れていたものの黒子などの身体的特徴が一致していたため、

『これはリオと伶君だ!』

と、まほろは確信する。

 

 

⑦ついに伶とリオの不イ侖が白日の元に

 

伶とリオの不イ侖の証拠は着々と集まるものの、イマイチ決定的な証拠が手に入らないためまほろはやきもきしていた。


そんなある日、まほろはひょんなことから自宅で自分の結婚記念パーティーを開くことになる。

 

パーティーには、杏子と桃香と桃香の弟のはるととリオ夫妻と、大学時代の友達数人と伶の母親が来ることになった。 

 

結婚記念パーティー当日。

 

大勢の招待客がガヤガヤと盛り上がる中、まほろはいつの間にか伶と仲良さそうに話しているリオの姿に気付く。

 

『私もいる場所でよくそんな風に仲良く話せるよね…』

とまほろが伶とリオに忌々しい気持ちを抱く中、そんなまほろの神経を逆なでするようにリオはいつも通りの笑顔で親しげにまほろに話しかけてくる。

 
そんなリオに唐突に親友の顔をし続けることが難しくなったまほろは、

「…裏切り者、私はずっと、ずっと、親友だと思ってたのに」

と、ついリオに向かってボソリと言ってしまう。

 

そして勢い付いたまほろは、

「…ちゃんと説明してもらうからね!わかってるんでしょリオ!不イ侖のこと!」

と、そのままみんなの前で大声でリオを糾弾してしまう。

 

ざわつく周囲に、

『今だ!』

と思った杏子は、すかさずリオと伶がファミレスで会っていた写真をみんなに見せる。

 

しかしリオと伶は、

「…こんなの証拠にならない、ファミレスくらい友達と行くし」

と若干焦りつつも、「こんなので不イ侖とか言ってるの?」とまほろを嘲笑う。

 

まほろたちは他の不イ侖の証拠もいろいろと提示するが、なにしろ決定的な証拠がないためリオと伶は相変わらず不イ侖を認めず薄ら笑いでのらりくらりと交わし続けていた。

 

決定的な証拠がないまま勢いに任せて動いてしまったことをまほろが後悔して悔しがる中、

「…リオ、これの言い逃れはできる?」

と、それまで黙っていたリオの夫が突然声を上げる。

 

そしてリオの夫はそのまま大勢の招待客の前で、リオの家の寝室でリオと伶が不イ侖をしている決定的な瞬間の動画を公開する。

 

リオの夫はしっかりと不イ侖の証拠を集めて、今日この場に持ってきてくれていたのだった。

 

リオの夫が公開した言い逃れのできないその動画に、それまで余裕な顔をしていたリオと伶は流石に絶句して青ざめる。

 

 

すべてバレた2人は…?

 

恥ずかしい動画を大勢の前で公開されたリオは、

「いやぁぁぁ!見ないで!やめて!」

と慌てて映像を止め、

「…樹君なの?樹君っ!」

と、「この映像を撮ったのはあなたなの!?」と夫に逆ギレしてなく"りかかる。

 

しかしリオの攻け"きをヒョイッと交わしたリオの夫は、

「だったら何?お前詰めが甘いんだよ、裏アカ作って会員制サイトでこの動画アップして小遣い稼ぎしてたんだろ?未編集の動画お前のスマホから出てきたよ」

と、冷静に言う。

 

リオの夫の話に、

『マジか!?そんな話知らないんだけど』

と、伶はギョッとする。

 

そんな伶に、

「…今の映像に映ってたの怜君だよね?」

と、まほろも伶のことを静かに問い詰める。

 

窮地に追いやられた伶は、

「だって、リオちゃんが誘ってくるから、つい…」

と言い訳をし、

「それにまほろにも原因があるんだよ!まほろがしっかりしていればこんなことには…!」

と、この期に及んで自分がリオと不イ侖をしたのはまほろのせいだと叫ぶ。

 

そんな往生際の悪い伶に、まほろは心底軽蔑したような目を向ける。

 

一方リオの夫は、

「土下座しろ、ハダ力になって」

と、リオと伶に向かって言う。

 

最初は冷静で頼れる人だと思っていたリオの夫だったが、

『…なんか、リオの旦那さんちょっとヤバい人?それは流石にやり過ぎでは?』

とギョッとしたまほろは、

「もうやめてください!」

と、慌ててリオの夫を止める。

 

「こちらは侮辱されたのですよ、これくらいまだぬるいと思いますが」

と、冷静にまほろに返すリオの夫に、

「…そういうところが嫌いだった、あ、あなたはそうやって私のこと何も分かってくれない!バ力!」

とリオは声を荒げる。

 

どうやらリオは自分の夫に不満を持ち、伶と不イ侖をしたようだった。

 

玄関のドアノブにまほろを煽るようなメモをぶら下げたのもリオだった。

 

「嫌い嫌い!大っ嫌い!」

と、癇癪を起こしたように泣き喚くリオに、

「…いい加減にしろ、もう帰るぞ」

とリオの夫は呆れたように言い、そのまま、

「イヤイヤ!家には帰りたくないの!イヤー!」

と暴れるリオを引きずってまほろの家から出て行く。

 

2人が出て行ったあと、

「夫と2人で話したいから…」

とまほろはお詫びをして他の参加者も全員帰し、伶と二人きりになる。

 

静かになった部屋で伶は、

「…まほろ、俺これからは心入れ替えるから、子供だって欲しいだろ?再出発しようよ?」

と、まほろの顔色を見ながらおずおずと切り出す。

 

「今更遅い…」

と、突き放したように言うまほろに、

「頼む!俺なんだってするから!ご飯も作るし、買い物もするよ、洗濯だって…」

と、伶は必タヒに縋る。

 

しかしそんな伶に、

「…あなたのためにも私のためにももう一緒にいることはできない、私この家から出ていくから」

と、まほろほ毅然と言い、

「伶君とは離婚します、私の意思は変わりません」

と、キッパリと離婚を宣言する。

 

まほろの様子にもうどんなに縋ってもダメだと悟った伶は、絶望したようにその場に膝をつく。

 

その日の夜、怜に離婚を言い渡したまほろは荷造りを始める。

 

しかし怜はまだまほろとの離婚に納得ができず、

「ねーねーねー、そんな焦って出ていくことなくない?」

と、なんとかまほろを引き留めようとする。

 

しかし無視して荷造りを進めるまほろに怜は焦り、

「…なぁまほろ、子供欲しかったんでしょ?今から作ろうよ」

と、この期に及んで無理矢理まほろを押し倒そうとする。

 

「ちょっ!やめてよ!!」

と慌てて拒否をするまほろだったが、なりふり構わなくなっている怜の力は強く怯える。

 

そんな時、インターホンが鳴って桃花と桃花の弟のはるとが来てくれる。

 

2人は、

「怜さんのあの様子だと逆上する可能せいもあるし…」

と、まほろの安否を気にして戻って来てくれたのだった。

 

震えるまほろに状況を察した桃花とはるとは、

『このままではまほろが危険!』

と判断し、まほろを着の身着のまま連れ出して桃花の家へと連れて行く。

 

「…迷惑ばっかりかけてごめんね」

と、肩を落としながら謝るまほろに、

「まぁ、うちら親友じゃん」

と、桃花はあっけらかんと言う。

 

まほろを桃花の家まで送り届けてそのまま帰ったはるともあとから、

『今日までよくがんばりましたね』

と、まほろに励ましのメッセージを送ってくれる。

 

まほろは2人の温かさに張り詰めた糸が切れたように涙を流す。

 

 

⑨まほろと怜と親友たちのその後

 

数ヶ月後、怜と無事離婚できたまほろはひとり暮らしを始めていた。

 

まほろに離婚された怜は、リオの夫とまほろの両方に慰謝料を払う羽目になり四苦八苦していた。

 

リオ夫妻は離婚はせずに隣町へと引っ越していった。

 

そして、「用が済んだら消えるからさ」と言っていた杏子は約束通りパーティーのあとにまほろたちの前から姿を消したが、いつの間にか15キロのダイエットに成功しており、そのネタをSNSに投稿してちょっとした有名人になっていた。

 

また、桃花は仕事の都合でベルリンに短期研修に行くこととなった。

 

慌ただしく変わっていく自分と周囲の環境だったが、まほろはようやくいろいろなゴタゴタが片付き、

「また歩いていけそう…」

と、前を向けるようになったのだった。

 

おわり

 

リオ目線で話が進む、『親友の夫を奪ったのは、私でした』の新連載がスタートしました。

 

こちらもその内まとめられそうならまとめたいと思っています。

まとめたらこの記事にリンクを貼ります。

 

 

レビュー・感想

 

※このあらすじは12話まで読んだ時点で書いています

※最終回まで読んだあとの追記あり

 

“夫の不イ侖相手は誰なのか?”

本気でわからなくて面白いですね!

 

とりあえずもう桃花は白ですかね?

 

残るは杏子とリオですが…私は正直杏子も白っぽく見えますね。

 

まほろの夫とのLI○Eのやり取りは、『アーティストのチケット取れたとか』ただそんなやり取りをまほろが勘違いしただけかな?と。

 

でも、それにしては文末の『♡』が少し気にかかりますが…。

 

もしかしたら離脱したと思われた桃花という腺もまだあるかもしれませんし、今後どうなっていくか本当にわからなくて楽しみです。

 

夫の不イ侖相手も気になりますが、まほろが夫と再構築するのか離婚するのかも気になりますね。

 

個人的には夫が子供っぽすぎて嫌なので離婚してほしいですが。笑

 

※追記(2025.4.14)

最終回まで読み終わりました。 

 

杏子のLI○Eは予想通りでしたね。

 

桃花は、「ヘアオイル買って帰らなきゃ」という意味深な呟きがあったり、杏子に「桃花だって人のこと言えるの?」みたいに責められてムッとする描写があったりと、ところどころ「おや?」と思わせるような言動があったため、

『…もしかして桃花は過去に怜と関係していたことがあるのでは?』

なんて邪推していたのですが…別に何もありませんでしたね。汗

 

最後に、

『実は味方だと思っていた桃花も怜の不イ侖相手だった!』

なんていう大どんでん返しが来るのかな?と少々身構えていたのですが、そんなことはありませんでした。笑

 

まぁない方がいいのですがね、それだと本当にまほろが可哀想すぎますからね…。

 

あとあらすじを簡潔にするために、桃花の弟のはるとがまほろにちょっと気があるみたいな素振りをしているくだりはすべて省いてしまいましたが、結局最後まではるととまほろは特にどうこうなることはありませんでした。

 

『これも何かの縁、俺の悩みあなたになら話せるかも…』

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