「漫画『私のせいで娘の顔に傷が残ることになりました』の、最終回(結末)までのネタバレ&レビュー」
をご紹介していきたいと思います!
「話のおさらいをしたい」
「これまでの話の流れを簡潔に知りたい」
という方はぜひご覧ください。
あらすじ・レビューにネタバレを含みます。
セリフは省略しているため一語一句同じではありません。
ご了承ください。
登場人物紹介
最初に主な『登場人物』を紹介しておきます。
K代 (42):母、ナチュラル志向
娘 (0) :娘
? :夫
①娘の顔に木片が!
※「1話~14話」辺りまで
田舎でのロハスでエコな暮らしに憧れるK代。
そんなK代は出産を期に夫の出身地である北海道の田舎町に引っ越し、憧れのロハス生活を始めます。
新しい我が家を素朴な感じに飾り立て、
「いざこの町で子育てを!天然で素敵なエコな暮らしを!」
とK代が胸を膨らませる中、ある日思いもよらぬ事態が起こります。
それはまだ引っ越してから間もない頃、K代が生まれたばかりの娘を抱きかかえながら、
「『赤ちゃんを雪の上に投げる』っていう、海外でバズっていた動画をやってみたい!」
と突然言い出した時でした。
K代の突飛な提案に、
「…こんなのが流行ってるのかぁ?」
と夫は首を傾げつつも、K代に渡されたスマホを2人に向けて撮影を始めます。
「そっと置くだけしろよ」
と夫が注意する中、しかしK代は意外にも高い場所から娘を雪の上に放ってしまいます。
すると運悪く娘を投げた雪の下には木のウエルカムボードがあり、娘の左頬にはそのウエルカムボードの木片の一部が突き刺さってしまいます。
「キャアアアアアアアアア!!?」
と悲鳴を上げてパニックになるK代。
これまた運悪く雪の重みで折れてバキバキに破損していたウエルカムボード。
その破損したウエルカムボードの断面の木片の一部が、娘の左頬に刺さってしまったのでした。
夫は慌てて救急車を呼びますが『大雪で通行不可能になっているため向かうことができない』と言われてしまい、仕方なく娘を抱きかかえて近くの小さな診療所へと走ります。
K代もパニックになりながらも夫に付いていきます。
左頬に木片が刺さったままの赤ん坊を見た診療所の医者は、
「ここじゃあんまりちゃんとした治療はできないけど…まぁとりあえず応急処置くらいはするから。あとでちゃんと大きな病院で診てもらいな」
と面倒くさそうに言いながらも応急処置を始めてくれます。
待合室で待つK代は、
「どうして救急車が来れないの!?」
「どうしてここは大きな病院がないの!?」
「先生も不親切だし!」
「こんな田舎になんて住まなければよかった…!」
と、青ざめながらも文句をつらつらと零します。
そんなK代に、
『いやそもそもお前があんなことをしなければ…!あんなに高くから投げなければ…あのウエルカムボードを設置したのだってそもそもお前だろ…』
と夫はつい言い返しそうになりますが、いや今は言い争っていても仕方がないと夫はグッと堪えます。
②娘に薬は結構です。私ナチュラル志向なので
※「15話~21話」辺りまで
数時間後。
「終わった」と報告する医者に連れられ、K代夫妻は娘の様子を見に行きます。
ベッドに眠る娘の左頬には痛々しい傷が残ったものの、木片は綺麗に取り除かれ丁寧に処置がされていました。
ホッとするK代夫妻。
そんなK代夫妻に医者は、
「これから熱が出るかも知れないから薬を処方しないと、でもウチには小児用がなくてね…」
と今後のことを話し始めますが、しかしそんな医者の言葉を遮って、
「あ、あの、薬は結構です」
と、突然K代は言い出します。
「何を言ってるんだ!?」
と驚く夫と医者に、
「私はナチュラル志向なんで、化学薬品は飲ませたくないんです。
…代わりにドクダミを煎じたものとかどうですか?効くと思うんですけど」
ととんでもないことを言い始めるK代。
そんなK代に医者は呆れ、
「…本当にいるんだね、あなたみたいな人」
と頭を抱えます。
医者の言葉にK代はムッとし、
「これだから田舎の小さな診療所なんて…大きな病院ならせめて漢方があると思ったのに…」
とボソッと零します。
そのあまりに失礼なK代の発言に、
「もういい!ロハスだかなんだか知らんが帰ってくれ!気分が悪い!」
とついに医者は激高し、K代夫妻を診療所から追い出します。
診療所からの帰り道、夫はK代に先程の医者への無礼を責めます。
しかしそんな中、夫が抱きかかえる娘の様態が急変。
熱がどんどん上がり苦しそうにする娘。
K代夫妻は慌てて家へと急ぎます。
③K代に不信感を持つ夫
※「22話~最新話」辺りまで
家に帰りベッドに寝かせるも一向に熱が引かない娘。
K代夫妻があたふたとする中、娘の噂を聞き付け近くに住む夫の母親も慌てて駆け付けてくれます。
しかしそんな夫の母親にK代は、
「…これだから田舎は、すぐ噂が広まるんだから」
と、またボソッと悪態を付きます。
さらには、
「可哀想に…!女の子なのに顔にこんな傷を負って…」
という夫の母親の言葉には、
「お義母さん!今時その発言はジェンダー差べつですよ!田舎の人だから仕方ないのかもしれないけど考え方をアップデートしていかないと!」
と状況にそぐわず激高します。
そんなK代の姿を見て夫は、
『先生やおふくろへの態度が悪過ぎる。それになんとなく娘の怪我に対しても全然責任を感じていない様子だし…』
と、眉をひそめながら不信感を感じます。
思えば娘が生まれた時も、
「あとは一戸建て!それで全てが手に入る!…今まで私を見下してきたやつらを見返せる」
と、何やら怖いことを言っていたK代。
夫はその時から微かに感じていたK代への不信感を今回の事でさらに募らせ、離婚の二文字が頭をよぎるようになります。
翌日。
娘の熱がまだ下がらないため、夫はK代に内緒で娘だけを連れてもう一度診療所を訪れます。
夫が昨日の無礼を医者に詫びると、
「私も気になっていたから、隣町まで行って抗生剤を用意して待ってたんだ」
と医者はさほど気にしてもいない様子で、快く小児用の抗生剤を渡してくれます。
「この雪の中をわざわざ…!ありがとうございます!」
と夫は感激し、医者から抗生剤を受け取ります。
しかしそんな中、
「待ちなさい!」
と叫んでK代が診療所に飛び込んで来ます。
そして、
「抗生物質は毒ウウウゥゥゥ!人間には自浄能力がある!」
と叫びながら夫から抗生剤を奪おうとしてくるK代。
どうやらK代は夫が娘を連れて診療所に行ったことに気付き後を付けてきたようです。
↑今ココ(29話 2024.5.20更新)
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レビュー・感想
※このレビューは18話を読んだ時点で書いています
ヤバい母親ですね。
テーマは行き過ぎたナチュラル志向、ですかね。
無添加や自然栽培や天然にこだわり、化学薬品などを嫌う。
こういう人実際にもいるみたいですからね。
ひとりでやっている分には全然いいと思いますが、でも自分の子供にも強いるのはどうかと思ってしまいますね。
大人はもう身体が出来上っているのでまぁ多少の無理もきくのかもしれませんが、子供はまだ身体が未成熟ですからね。
化学薬品などに頼らざるを得ない時もあると思います。
でもこういう人って良かれと思って子供にも強いているのでしょうから、余計たちが悪いですよね…。
さて、ここからどんな展開になっていくのか?
楽しみです。
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