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笑ゥせぇるすまんハッピーエンド⑫『谷間の灯』あらすじ・レビュー

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珍しい『笑ゥせぇるすまん』のハピエン回まとめ、パート12!

 

ということで、今回は、

「笑ゥせぇるすまんのハッピーエンド回 第95話『谷間の灯』のあらすじ・レビュー」

について、ご紹介していきたいと思います!

 

 

笑ゥせぇるすまんハピエン一覧

 

 

『谷間の灯』はこんなお話

 

ハピエン度  ★★★★★

後味のよさ度 ★★★★★

怖さ度    ★★☆☆☆

グ口度    ☆☆☆☆☆

 

『谷間の灯』のあらすじ

 

※あらすじに、ネタバレを含みます。

 

日々、忙しく仕事に追われているサラリーマンの宇佐木 生士(39)。

 

宇佐木には、妻と2人の子供がいるのですが、家が手狭なため、宇佐木には家に帰っても満足に寝るスペースがありません。

 

そんな宇佐木に、喪黒福造は、田舎の大きな家を紹介します。

 

試しにと、宇佐木が家族と共にその家を見に行ってみると、家は古めかしくも大きく立派で、宇佐木一家はすっかりその家を気に入ります。

 

そんな宇佐木に、家を案内してくれた田舎の人は、

「あっちの谷には行かん方がええよ」

と、教えてくれます。

「何かあるんですか?」

と宇佐木が聞くと、

「霧がかかるから迷いやすいんだなぁ、こりがよぉ」

と、田舎の人は答えます。

 

しかし、特に問題もなさそうなので、宇佐木は、早速その家を借りることにしました。

 

しかし、宇佐木自身は、通勤の都合があるためその家に住むことができず、田舎の家には家族だけを住まわせ、自分は、元住んでいたマンションから会社に通い、週末だけその家に帰ることになりました。

 

しばらくは、何も問題なく別々の家で過ごしていた宇佐木一家でしたが、ある日、田舎の家で寝ていた宇佐木の妻と子供たちの耳に、何やら怪しげな「かごめかごめ」の歌が流れてきます。

その歌に誘われるように目を覚ます妻。

家の周辺には、いつの間にか濃い霧が立ち込めています。

 

一方、その頃、宇佐木は都会から田舎に住む家族に電話をかけていたのですが、一向に繋がりません。

 

時間を置いて再度かけてみても繋がらず、いよいよ何かあったのかと焦る宇佐木に、いつの間にか側に来ていた喪黒福造は、

「すぐに帰りなさい。

夜行に乗っていますぐ家族の元へ、帰るのです」

と言います。

 

嫌な予感がして、慌てて田舎の家に向かう宇佐木でしたが、家にたどり着く手前辺りで、急にどこからか「かごめかごめ」の歌が聞こえてきます。

そして、いつの間にか辺りには濃い霧が立ち込めています。

 

宇佐木は足を止め、フラフラと誘われるように、歌が聞こえて来る谷間の方へと吸い込まれて行きます。

 

後日、宇佐木の会社では、急に出勤して来なくなった宇佐木のことを心配した課長が、「宇佐木の様子を見に行ってみる」と部下に話していました。

 

しかし、その後、宇佐木の様子を見に行った課長まで、会社に出勤してこなくなります。

会社の社員たちは、一体どうしたのかと噂しています。

 

一方、その頃、喪黒福造は、宇佐木一家が住んでいた田舎に来ていました。

 

霧が立ち込める谷間の集落には、一昔前のような古めかしい家がいくつも建っており、そこには、古めかしい格好をした人たちが、質素ながらも幸せそうに暮らしていました。

 

その中には、宇佐木一家と宇佐木の会社の課長の姿もあり、宇佐木一家と課長は、幸せそうに畑仕事をしているのでした。

 

『谷間の灯』のレビュー

 

この話は、正真正銘のハッピーエンドですね!

仕事に疲れた宇佐木さんが、最後救われてホッとします。

念願の大きな家にも住めるようになりましたしね。

 

家族仲も最初からいい感じなので、この話は全体的にストレスなく見れます。

宇佐木さんの会社の課長も、ちょっと強引なところはありますがいい人ですしね。

休んでいる宇佐木さんを心配して、様子を見に行ってくれますし。

で、最後ついでのように、課長も一緒に谷間の住人になってるのもいいですね。笑

 

課長の家に電話をかけた社員が、

「うちに電話しても、誰も出ないしなぁ」

と言っているので、おそらく、課長の家族も一緒に谷間の住人になっているのでしょうね。

なので、課長も家族と離れ離れになっていないようなので安心です。

 

この話は、悪い人が一人も出てこなくて好きです。

 

あの喪黒さんでさえも、この話では、何だかいい人に見えてくるくらいです。笑

というのも、この話では、いつもの喪黒さんの、

「たーだし!」

という、約束事や注意事項が一切ないのですよね。

 

喪黒さんは、ただ、田舎の大きな家を宇佐木さんに紹介しただけです。

魔の巣で宇佐木さんと呑んでいる時も、特に何か言うわけでもなく、ただ穏やかに宇佐木さんの愚痴を聞いているだけですしね。

いつもなら、ここで、

「たーだし、絶対に○○してはいけませんよぉ。気をつけてくださいねぇ」

みたいな、約束事や注意事項が入りがちなのですがね。

 

宇佐木さんが、家族と電話が繋がらないと焦っている時も、普通に、

「すぐに帰りなさい」

と、至極まっとうな返答をしていますしね。

 

…喪黒さんどうしちゃったの?笑

普通にいい人やん。

 

なので、この回の宇佐木さんは、珍しく喪黒さんとの約束を破っていない(そもそも何も約束をしていない)ただのいい人で、喪黒さんも、田舎の大きな家を宇佐木さんに紹介した、ただのいい人です。笑

 

何だ、この平和回。笑

 

唯一、田舎の人が、

「あっちの谷には行かん方がええよ」

と言った言葉だけ、宇佐木さん一家は破ったことになるのでしょうかね?

(でも、「行くな」ではなく、「行かん方がええよ」だから約束ではないか…)

 

でも、最終的に幸せになれているのだから、結果オーライですよね。

それに、歌と霧に誘われるように行ってしまったので、不可抗力な気もしますしね。

 

何にせよ、この話は、誰も悪い人がいないし、喪黒さんの手下的なキャラも出てこないし、喪黒さんも珍しく普通にいい人だしで、とても平和でお気に入りな回です!

 

あと、この話は、最後、日本昔ばなし風な作画になるのがお洒落で好きです。

ちょっと色鉛筆タッチというか、なんだか絵本みたいな淡いタッチになるのですよね。

凝っています。

色鉛筆タッチの淡い喪黒さん、可愛いです!笑

 

ハピエン⑬『永遠のすみか』ネタバレ・レビュー

 

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【笑ゥせぇるすまん】

 

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