「古(いにしえ)の腐女子」にしかわからないであろう言葉を、7個まとめてみました!!
古の腐女子用語などが知りたい時に、ご活用ください。笑
この記事は、こちらの↓ 『古の腐女子検定』の答え合わせもかねて作られています。
この記事単体でも読めますが、上記の『古の腐女子検定』をやりながらの方がさらに楽しめると思いますので、よろしければそちらからやってみてください(^^)
同 人誌の古の記憶より
※危なそうな単語は、ところどころ伏せ字にしたりしていますm(_ _)m
- 山なし
- オチなし
- 意味なし
の略(頭文字)
B Lやどー じん誌のことを指す。
話に、山場もオチも意味もないという、B Lやどー じん誌を自虐した言葉。
《古の腐女子解説》
B Lという言葉がまだなかった頃は、B Lやどーじん誌のことは、
「や おい、や おい」
と言っていましたね。
平成1桁生まれの私は、あまり「や おい」という言葉をリアルで使ったことはありませんが、それでも、まだちょくちょく「や おい」という言葉は、B L界隈やどーじん界隈で目にしていました。
なので、言葉だけは知っていました。
…最近は、「B L」という言葉が主流になったので、「や おい」という言葉は、B L界隈やどーじん界隈でもあまり目にすることがなくなりましたね。
第2問
複数の作家の、短編作品や読み切り作品を収録した、作品集(どー じん誌)のこと。
《古の腐女子解説》
昔は、普通に本屋や古本屋に売っていたアンソロジーですが…最近は、めっきり目にすることがなくなりました。
どうやら、アンソロジーは年々発行数が減っているらしく(ネットが普及したせいですかね?)
最近の腐女子やオタクには、「アンソロジー」という言葉自体通じないことも多いのだとか。
…昔は、本当にどこにでも売っていたのですがね。
アンソロジーは、薄い ど ーじん誌と違って、普通に本屋や古本屋に売っていたので、これをキッカケに腐の道に落ちた人も多かったのではないでしょうか?(私もこのパターンでした。笑)
表紙もわりと健全なものが多く、中には、原作と見間違えてしまうほど原作の絵に似た表紙のアンソロジーもあったため、当時は、原作と間違えて買ってしまい、読んでからビックリするという原作ファンも多くいました(普通に、原作の漫画の隣に置いてあったりもしましたからね。…罪深きアンソロジー。汗)
基本的に、アンソロジーは、いろいろなカプが載っているものが主流だったため、カプの地雷が多い人にはなかなかキツイものがありました。笑
まぁ、その分、いろいろなカプに目覚められるというメリットもありましたが。
でも、数は少なかったですが、
「カプが限定されている、○○×○○オンリーアンソロジー」
「右だけが固定されている、○○受けオンリーアンソロジー」
「一冊すべて同じ作家さんの作品だけが載っている、一人アンソロジー」
なんてものも、ありましたね。
私は、地雷が多い腐女子だったので、こういったオンリーもののアンソロジーをよく買っていました。
懐かしいです。
…ネットができるようになってからは、めっきり買わなくなってしまいました。
同 人サイトの古の記憶より
第3問
「キリがよい番号」の略。
主に、イラストや小説などを扱う、個人サイトで使われていた言葉。
個人サイトの「アクセスカウンター(サイトに訪れた訪問者をカウントするもの)」が、100や1000など、ちょうどキリのいい数字の時にサイトに訪れると、
「キリ番を踏む(キリ番を踏んだ)」
となり、そのキリ番を踏んだ訪問者には、何かしらの特典が与えられるというもの。
《古の腐女子解説》
お店などで、
「あなたは、当店1万人目のお客様でーす!」
と言われて、祝福されるようなものですね。
昔は、基本的にネットのどー じん誌は、個人が作っている個人サイト(ホームページ)で読むのが主流でしたので、キリ番もよく目にしていました。
大抵、どこのサイトでもやっていましたからね。
キリ番を踏んだ訪問者への特典は、サイトの運営者(作者)からのお祝いの言葉だったり、サイトの運営者に何かリクエストできる権利だったりと、サイトによっていろいろでした。
サイトによっては、「キリ番踏み逃げ厳禁!」という決まりがあるところもあり(「踏んだら無視しないで、ちゃんと申告したりリクエストしたりしてね!」というもの)、キリ番はうっかり踏んでしまうとちょっと厄介なものでもありました。笑
最近は、続々とどー じんの個人サイトが閉鎖してしまうので(切ない…)、キリ番という言葉も、もう今の腐女子やオタクには通じないみたいですね。
第4問
「キリ番リクエスト」の略。
個人サイトのキリ番を踏んだ訪問者が、サイトの運営者に、描いて欲しい作品などをリクエストできる権利のこと。
《古の腐女子解説》
絶対にリクエストしなければならないというものではありませんでしたが、一応、踏んだ訪問者はリクエストをするのがマナーでした。
その方が、サイトの運営者さんも喜びますしね。
なので、たまたまちょっとサイトを覗いた人が、うっかりキリ番を踏んでしまうと、非常に厄介なことになっていました。
「…いや、ゴメン。このサイトちょっと覗いただけであんまりよく知らない…。リクエストも特にない…どうしよう!!」
みたいなね。笑
普段からサイトを見ているファンからしたら、喉から手が出るほど欲しい権利なのですがね。
基本的に、個人サイトは誰でも訪問できる仕様になっていたため、稀にこういうアクシデントが起こっていました。
…ちなみに、私は、キリ番を踏めたことが一度もありません。
なので、キリリクもできたことがありません。
残念。
キリリクも、キリ番と同じく、今の腐女子やオタクには通じない言葉みたいですね。
第5問
「サイトの入口」を探せということ。
反転させては、サイトを「白黒反転」させるということ。
《古の腐女子解説》
昔は、ネットのどーじん誌は個人サイトで読むのが主流でしたが、個人サイトは、基本的に誰でも覗ける仕様になっていたため、ごくたまに、B Lやどー じんをよく思わない人もサイトに迷い込んで来てしまうことがありました。
そのため、個人サイトの運営者は、サイトの入口を巧妙に隠し、同志以外が入ってこれないようにし、徹底的にサイトを守っていました。
個人サイト世代の方は、
「サイトの入口…どこ!?どこだよ!?」
と、サイト内を片っ端からクリックして探しまくった経験があるのではないでしょうか。笑
サイトによって、キャラのドットイラストが入口になっていたり、文章内のある言葉が入口になっていたり、ものすごーく下の方に入口があったり…と、いろいろでしたね。
中でも、徹底的に入口を隠していたサイトは、
「入口は、白黒反転させて探してください」
と書いてあり、サイトを白黒反転させないと見つけられない仕様にしていたりもしました。
「白黒反転して探すやり方」はこちら↓
テレビの古の記憶より
《古の腐女子解説》
このポーズ、ゲ○の人を侮辱するジェスチャーなのですが…平成の中頃くらいまでは、普通にいろいろなところで目にしていました。
テレビの、バラエティー番組やトーク番組なとでも、よく使われていました。
例えば、ゲストの男せいが、
「○○って男せいタレントと、すごく仲がいいんです」
などと、どー せいと仲いいアピールをすると、司会者が、
「え?お前って、もしかしてソッチ(コッチ)なの?笑」
などと、手の甲を反対側の頬に当てながら言って、ゲストをイジる…みたいなね。
それに対して、言われたゲストも、
「違いますよぉ!!!)」
などと全力で否定して、それでスタジオが「ドッ」と笑うみたいなね。
…今考えると、ゾッとしますね。
少し前までは、こんな差 べつ的なやり取りが普通にテレビで放送されていたのですよね。
そして、幼かった自分も、それを何の疑問も思わずに見て、普通に笑っていたのですよね…。
うーん、今考えると本当恐ろしいです。
平成後期辺りからは、放送倫理が厳しくなったためか、こういったやり取りは徐々にやらなくなっていき、それにともない、
- ゲ○を差 べつする、ジェスチャー
- ゲ○を差 べつする、「コッチ」「ソッチ」という言葉
も、徐々に姿を消していきました。
なので、今の若い子には、もうこういったジェスチャーや言葉は通じなさそうですね。
雑誌の古の記憶より
第7問
また、その雑誌に掲載されていた「一番有名な漫画のタイトル」は?
《古の腐女子解説》
「薔薇 族」は、1971年に、日本初(会員制ゲ ○雑誌は除く)のゲ ○雑誌として創刊されました。
(実際に、「買ったことある!」という腐 女子のお姉様方の声も、チラホラ耳にします)
平成1桁生まれの私は、微妙にこの時期は腐活動に被っていないので、実際に読んだことはないのですが、タイトルだけは知っていました。笑
雑誌の内容は、せー .病などを真面目に取り上げた記事や、どー せい 愛ものの漫画の掲載や、ゲ○の方同士が交流できる文通欄の掲載など、ゲ○のことを広く浅く取り上げたものだったらしいです。
おすぎさんなども、執筆していたのだとか。
ただ、ネットが普及してからは、ゲ○の方たちがネットで手軽に同志と交流を持てるようになったため、「薔薇 族」は徐々に売れなくなっていき、2004年に廃刊したそうです。
薔薇 族は知らなくても、薔薇 族に掲載されていた山川 純一さんの漫画、
「『く そ みそ テク ニック』は知ってる!」
という人も多そうですね。
あれですね。
「やら ないか?」で有名なあれです。
ニコニコ動画で有名になりましたね。
「く そ みそ テク ニック」って、「薔薇 族」に掲載されていたのですね!
私は、「薔 薇族」も「く そ みそ テク ニック」もどちらも知っていましたが、「く そ みそ テク ニック」が「薔薇 族」に掲載されていたというのは、つい最近知りました。笑
「く そ みそ テク ニック」が掲載されていたのは、1987年だそうです。
…この漫画を、リアルに雑誌で読んだお姉様もいるのでしょうか。笑
┌(┌^o^)┐< おわり Thank you
イラスト:こみ様
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