珍しい『笑ゥせぇるすまん』のハピエン回まとめ、パート15!
ということで、今回は、
「笑ゥせぇるすまんのハッピーエンド回 第99話『夜行列車』のあらすじ・レビュー」
について、ご紹介していきたいと思います!
笑ゥせぇるすまんハピエン一覧
① チ漢さん
② 五月病
③ 愛妻写真
④ カンヅメのペット
⑤ 極楽風呂
⑥ 離婚クラブ
⑦ ガラス越しの愛
⑨ 日曜クラブ
⑪ 点滴症患者
⑫ 谷間の灯
⑬ 永遠のすみか
⑮ 夜行列車 ←今ココ
⑯ 主夫道
⑰ 大恋愛(SP)
⑱ ダミイ
『夜行列車』はこんなお話
ハピエン度 ★★★★☆
後味のよさ度 ★★★★☆
怖さ度 ☆☆☆☆☆
グ口度 ☆☆☆☆☆
『夜行列車』のあらすじ
※あらすじに、ネタバレを含みます。
日常に僅かな虚しさを感じ、その虚しさを払拭するために、気ままな旅に出たサラリーマンの小宮 友雄(41)
仕事も妻も子供も捨てて旅に出た小宮は、旅先の田舎で、ある未亡人の女性と知り合います。
その女性と仲良くなった小宮は、女性が切り盛りしている飲み屋の2階に住まわせてもらいながら、しばらく田舎暮らしを満喫します。
都会の家にいる時は、家族仲があまりよくなく、毎日を鬱々と過ごしていた小宮でしたが、田舎に来てからは、女性の飲み屋を手伝ったり、田舎の人たちと触れ合ったりと、毎日を生き生きと過ごしていました。
しかし、そんなある日、突然田舎に来た喪黒福造から、
「そろそろおうちに連絡を入れた方がいいですよ。
連絡しなさい、いいですねぇ」
と、小宮は警告を受けます。
久しぶりに家のことが気になった小宮は、女性の家から自分の家へと電話をかけます。
すると、娘から、
「母親が倒れて病院へ運ばれた」
ということを、泣きながら伝えられます。
小宮は、未亡人の女性に、
『ぼくは帰らなくてはならない。
だまって行くことを許してほしい』
と書き置きを残し、慌てて家へと向かいます。
しかし、駅前で小宮は、
「列車は雪で前線運休している」
ということを、喪黒から伝えられます。
「娘をひとりにはしておけない」
と、焦る小宮。
そんな小宮に、喪黒は特別に列車を手配してあげます。
喪黒が手配した列車に小宮が乗り込むと、走り出す列車の窓の外には、いつの間にか駆けつけていた未亡人の女性が、静かに泣きながら見送る姿がありました。
そんな女性を見ながら、小宮も静かに涙を流します。
列車は、雪の中を静かに走り去って行きます。
『夜行列車』のレビュー
切ない!
この話は本当に切ないです。
『笑ゥせぇるすまん』じゃないみたい。笑
全体的にしっとりとし、どことなく物悲しい。
なんとも心温まる素敵なお話です!
泣きはしないけれど、胸の辺りがキューっとなります。
…この話、いつも通りアニメの長さは10分なのですよね。
見終わったあと、思わず、
「あれ?この話って30分スペシャルだったっけ?」
と思ってしまうほど、見応えがある話でした。
話は切ないけれど、ハッピーエンド…ですかね。
最終的に、家族を選んだ小宮さんに好感が持てます。
この話は、喪黒さんの出番が極端に少ないですね。
ほとんど、小宮さんのシーンのみで進みます。
なので、余計『笑ゥせぇるすまん』じゃないみたいです。笑
それに、喪黒さんが普通にいい人ですね。
病んでいた小宮さんに旅を進め、小宮さんの家族が危ない時は、
「家に連絡しなさい」
と促してあげ、最終的には、小宮さんに列車まで手配してあげています。
…もぐたん、どうしちゃったの?笑
最近、普通にいい人ね。
と思ったら、最後、
「しかし、人様の心の隙間を埋めるのにも、少々疲れましたぁ。
私の心の隙間埋めてくれる人、いませんかねぇ」
と、珍しく喪黒さんが心の内を吐露するシーンが!
もぐたん、疲れちゃったのっ!?
なんだか、その発言は切実で切ないですわ…。
で、そのあとの、
「え~、やっぱりぃ、いない?オーホホホホホ」
という、諦めたような発言も切ないですわ!
この喪黒さんのらしくない発言も、今回の切ないお話にマッチしていて、なんだか好きです。
そして、喪黒さんが心の内を吐露する列車のシーンでは、前のキャラが勢揃いしていましたね!
こういう演出好きです。
レア感がありますね。
あ、あと最後に、どうでもいいのですが…
小宮さんが、列車の窓から顔を出すシーン。
このシーンで、小宮さんのネクタイ?が風で外れて、女性の方へと飛んでいくのですが…
女性、そのネクタイガン無視なのですよね。
思わずそこで、
「とらんのかーい!」
と、ちょっと心の中でツッコんでしまいました(いいシーンなのに。笑)
いや、とっても変な感じになるのかもしれないけどさ…。
なんか、明らかに取れる位置に飛んでいったので、
「お、とるか!?」
とちょっと期待してしまって…
ハイ、スミマセン。笑
【笑ゥせぇるすまん】
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