珍しい『笑ゥせぇるすまん』のハピエン回まとめ、パート11!
ということで、今回は、
「笑ゥせぇるすまんのハッピーエンド回 第90話『点滴症患者』のあらすじ・レビュー」
について、ご紹介していきたいと思います!
笑ゥせぇるすまんハピエン一覧
① チ漢さん
② 五月病
③ 愛妻写真
④ カンヅメのペット
⑤ 極楽風呂
⑥ 離婚クラブ
⑦ ガラス越しの愛
⑨ 日曜クラブ
⑪ 点滴症患者 ←今ココ
⑫ 谷間の灯
⑬ 永遠のすみか
⑮ 夜行列車
⑯ 主夫道
⑰ 大恋愛(SP)
⑱ ダミイ
『点滴症患者』はこんなお話
ハピエン度 ★☆☆☆☆
後味のよさ度 ☆☆☆☆☆
怖さ度 ★★☆☆☆
グ口度 ★★☆☆☆
『点滴症患者』のあらすじ
※あらすじに、ネタバレを含みます。
病院に知人のお見舞いに来た、サラリーマンの甘絵 泰治(42)。
そこで、ちょっとした手違いにより、甘絵は看護師に入院患者と間違われてしまいます。
点滴を打たれそうになり慌てる甘絵でしたが、美人の看護師に、幼児言葉で話されたり、優しくなだめられているうちに、すっかり看護師の魅力にメロメロになってしまい、おとなしく点滴を打たれる嵌めになります。
しばらくして、たまたま病院で検査を受けていた喪黒福造が来て、点滴は外してもらえるのですが、甘絵はすっかり看護師の魅力に取り付かれてしまっていました。
そんな甘絵に、喪黒は、
「病み付きになったら危険ですよ、気をつけてくださいねぇ。
また病院に行って、美人の看護婦に点滴してもらいた~いなんて思わないでくださいね」
と注意をします。
「まさか」
とその時は笑っていた甘絵でしたが、後日、仕事が多忙なため身体を壊した甘絵は、再びあの病院で点滴を打つことになります。
その時、また看護師に優しくしてもらった甘絵は、ますます看護師にのめり込んでいきます。
退院しても看護師のことが忘れられず、食事もろくに喉を通らなくなる甘絵。
ついには、看護師に会いたい一心で、自ら119番し病院に運ばれます。
そこで、3度目の点滴をしてらっていると、いつの間にかベッドの傍らには喪黒が来ています。
「なんとも贅沢な人ですなぁ。
どうやらあなたも、行き着くとこまで行かなければならないようです」
と、喪黒にドーンされる甘絵。
後日、病院には、赤ちゃんのような格好をしてベッドに横たわり、食事から下の世話まで、優しく看護師に世話を焼かれている甘絵の姿がありました。
『点滴症患者』のレビュー
この話は、 日曜クラブ同様、個人的にはハッピーエンドとは思っていないのですが…
ただ、日曜クラブ同様、
「これはハッピーエンドだ!」
と言う声があまりにも多かったため、一応この話もハッピーエンドに含んでみました。
まぁ、日曜クラブの内名木さんと同じように、一応甘絵さんも最終的には自分の願いが叶って、ニコニコと嬉しそうにしているので、ハッピーエンドと言えなくもないのでしょうが…
うーん、何かやっぱり後味が悪いのですよね。笑
何でしょう、やっぱり世間一般的に考える幸せ像と、最後の甘絵さんの姿があまりにも掛け離れているせいでしょうかね?
…いけませんね。
他人の幸せを自分の尺度で計っては。笑
甘絵さんは幸せなのでしょうから、きっとこれでいいのでしょう。
それにしても、この話は、
「こんな風に、優しい看護師さんに世話されたい…!」
という、視聴者の声が意外と多かったことに驚きました。
…やっぱり、みんなあれなんですね。
赤ちゃん返り願望というか、こういうママ的な人に優しく世話されたい願望って持っているものなのですね。
わからなくもないですが。笑
あと、この話は、「看護婦」と言っているところに時代を感じますね。
今は、男も女も「看護師」で統一していますからね。
看護婦さんを、白衣の天使と言わんばかりに、過剰に夢見た感じで描いているのも、何だかこの時代ならではな気がします。笑
【笑ゥせぇるすまん】
笑うセールスマン わらうせえるすまん もぐろふくぞう 感想