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笑ゥせぇるすまんハッピーエンド⑪『点滴症患者』あらすじ・レビュー

引用元:笑ゥせぇるすまん『点滴症患者』

 

珍しい『笑ゥせぇるすまん』のハピエン回まとめ、パート11!

 

ということで今回は、

「笑ゥせぇるすまんのハッピーエンド回 第90話『点滴症患者』のあらすじ・レビュー」

についてご紹介していきたいと思います!

 

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あらすじ・レビューにネタバレを含みます。

 

セリフは省略しているため一語一句同じではありません。

 

ご了承ください。

 

 

笑ゥせぇるすまんハピエン一覧

 

 

『点滴症患者』はこんなお話

 

ハピエン度  ★☆☆☆☆

後味のよさ度 ☆☆☆☆☆

怖さ度    ★★☆☆☆

グ口度    ★★☆☆☆

 

『点滴症患者』のあらすじ

 

入院している友達のお見舞いに来た、サラリーマンの甘絵 泰治(42)

 

甘絵は大の病院嫌いで、病院にお見舞いに来ただけでも、

「身体中がムズムズする…、患者の人たちには悪いが息をしただけで病気が移りそうだ…」

と辟易していた。

 

そんな甘絵は、友達のお見舞いを終えたあと病院内で喪黒福造と出会う。

 

トイレの前で喪黒とぶつかり、喪黒が持っていたにょう検査のにょうを盛大にかけられてしまった甘絵。

 

「うわぁぁぁぁ!」

と叫ぶ甘絵に、

「いやぁ申し訳ありません、私が何とかしましょう」

と喪黒は言い、自分の病室へと甘絵を連れて行く。

 

甘絵を病院着に着替えさせ、

「ちょっとその服で待っててください、今すぐ下のコインランドリーで洗濯してきますので」

と言い、甘絵の汚れた服を持って喪黒は病室を出て行く。

 

甘絵は仕方なく、しばらく病室のベッドに横になって喪黒のことを待つことにする。

 

しかし喪黒が出て行ってから数分後、病室に看護師が入って来て甘絵の腕に点滴をしてしまう。

 

病人と間違えられていることに気付いた甘絵は、

「ちょ、ちょっと、待ってくれ!俺は病人じゃないよ!」

と慌てて抵抗しようとするが、

「ダメダメいい子にしてるの、大丈夫、私に任せておいて。いい子ちゃんねぇ、大人しくねんねして早く元気になりましょうね」

と美人の看護師に優しくなだめられ、甘絵は不覚にもとろんとしてしまいそのまま点滴を受け入れてしまう。

 

しばらくして病室に戻ってきた喪黒に点滴は抜かれるが、甘絵はこの一件からすっかり看護師に優しくされる病院を気に入ってしまった。


病院から出たあと甘絵は、

「看護婦のあの幼児に対するような言葉遣いを苦々しく思っていましたが、いざ自分がベッドに横になるとこちらもすっかり子供のような気持ちになって、看護婦の声がまるで優しかった若き日のおふくろの声のように聞こえてくるから不思議です。

お陰ですっかり病院が好きになってしまいましたよ!思い掛けない体験をさせていただきました、これもみんな喪黒さんのお陰です!」

と、看護師の魅力について熱く喪黒に語る。

 

そんな甘絵に、

「しかし病みつきになったら危険ですよ、気を付けてくださいねぇ」

と喪黒は言い、

「また病院へ行って美人の看護婦に点滴してもらいたぁいなんて思わないでくださいねぇ」

と、甘絵に忠告する。

 

喪黒の忠告に、

「ま、まさか、いくらなんでも、そんなバ力なことを…」

と、甘絵は焦ったように苦笑いを浮かべる。

 

甘絵が間違えて点滴を打たれてから数日後。

 

甘絵は仕事の疲労と、またあの優しい看護師に会いたいという恋煩いのような症状で食事が喉を通らなくなる。

 

そして栄養失調で病院へと運ばれる。

 

図らずとも前に点滴を打たれた病院と同じ病院に運ばれ、もう一度あの看護師に点滴を打ってもらえた甘絵。

 

甘絵は前と同じように看護師に優しくしてもらえてうっとりとする。

 

退院したあとも、甘絵はしばらくするとまた同じような症状になり病院へと運ばれる。

 

甘絵はすっかり優しい看護師の虜になってしまい、どこか意図的に病院へと運ばれているのだった。

 

そんな甘絵の元へ喪黒がやって来る。


何度目かの点滴を打たれてご満悦でベッドに横になる甘絵に、

「あなた病みつきになってしまったんですねぇ、なんとも贅沢な人ですなぁ、どうやらあなたも行き着くとこまで行かなければならないようです、ドーン!」

と、喪黒は指を差す。

 

後日、病室には、

「いい子にしてまちたかぁ〜?甘えん坊ちゃんねぇ〜」

と看護師に優しく世話をされ、

「バブバブバブバブ〜」

と、嬉しそうに返す甘絵の姿があった。

 

涎掛けとオムツを付けてベッドに横たわるその姿は、大人の身体ながらまるで幼児のようだった。

 

『点滴症患者』のレビュー

 

この話は第79話 『日曜クラブ』同様個人的にはあまりハッピーエンドだとは思っていないのですが…ただ『日曜クラブ』同様、

「これはハッピーエンドだ!」

と言う声があまりに多い作品なため、一応この話もハッピーエンドに含みました。

 

まぁ『日曜クラブ』の客の内名木さんと同じように、一応この話の客の甘絵さんも最終的には自分の願いが叶ってニコニコと嬉しそうにしているのでハッピーエンドと言えなくもないのでしょうが…うーん、何かやっぱり後味が悪いのですよね。笑

 

いわゆる廃人エンドな感じがしてしまうからでしょうか…。

 

それにしてもこの話は、

「こんな風に優しい看護師さんに世話されたい…!」

という視聴者の声が意外と多かったことに驚きました。

 

…やっぱりみんなあれなんですね。

赤ちゃん返り願望というか、こういう母親的な人に優しく世話されたい願望って持っているものなのですね。

 

わからなくもないですが。笑

大人になると誰にも甘えられなくなりますし、褒められなくなりますからね…。

 

あとこの話は、「看護婦」と言っているところに時代を感じますね。

今は男せいも女せいも「看護師」で統一していますからね。

 

看護婦さんを『白衣の天使』と言わんばかりに過剰に夢見た感じで絵描いているのも、何だかこの時代ならではな気がしますね。笑

 

ハピエン⑫『谷間の灯』ネタバレ・レビュー

 

【全話】『笑ゥせぇるすまん』のネタバレ・レビュー

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