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笑ゥせぇるすまんハッピーエンド⑩『ホームレスのすすめ』あらすじ・レビュー

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珍しい『笑ゥせぇるすまん』のハピエン回まとめ、パート10!

 

ということで、今回は、

「笑ゥせぇるすまんのハッピーエンド回 第83話『ホームレスのすすめ』のあらすじ・レビュー」

について、ご紹介していきたいと思います!

 

 

笑ゥせぇるすまんハピエン一覧

 

 

『ホームレスのすすめ』はこんなお話

 

ハピエン度  ★★★★★

後味のよさ度 ★★★★★

怖さ度    ☆☆☆☆☆

グ口度    ☆☆☆☆☆

 

『ホームレスのすすめ』のあらすじ

 

※あらすじに、ネタバレを含みます。

 

中間管理職でストレスが溜まっている、サラリーマンの須藤 礼寿(45)

会社では上司に怒られ、また、家には、大学受験を控えて苛立つ息子と、家計のやりくりに追われて苛立つ妻がいるため、どこにも心休まる場所がありません。

 

そんな須藤に、喪黒福造は一時的にホームレスになることを進めます。

 

最初はホームレスの生活に戸惑っていた須藤でしたが、気のいいホームレス仲間たちにも助けられ、須藤はすっかりホームレスの生活を気に入ってしまいます。

 

身も心もすっかりホームレスの生活に馴染んだ頃、須藤の元に喪黒が現れます。

「そろそろ社会復帰しましょうか?」

と問い掛ける喪黒に、

「…いえ、帰りません」

と突っぱねる須藤。


須藤は、もうこの先もずっと気ままなホームレスとして生きていきたいと思っていました。

 

しかし、

「家族はどうするのですか?」

と喪黒に問い掛けられ、若干の戸惑いを見せます。

 

そんな須藤に、

「困りましたね。こうなったらもう行き着くところまで行くしかありませんなぁ」

と言う喪黒。

 

一方、その頃、須藤の家では、息子と妻が受験と家計のやりくりのストレスのため、絶望の淵に立たされていました。

 

苛立ち嘆く息子と妻の元に、いつの間にか帰ってきていた須藤は優しく手を指し述べます。

 

後日、須藤家の門扉には『売約済』の紙がかけられていました。

 

須藤一家はというと、どこかの島にて、まるでターザンのように生活していました。

 

現代社会の責任や常識、お金など、自分たちを苦しめていたすべてのものから解放された須藤一家は、

「毎日が楽しくてしょうがない」

と、穏やかに笑い合いながら、島での原始的な暮らしを楽しんでいました。

 

『ホームレスのすすめ』のレビュー

 

この話は、笑ゥせぇるすまんのハッピーエンドの中でもかなり純度の高いハッピーエンドです!

どこにも不穏な要素がありません。

これぞ、ハッピーエンド!といった感じです。

 

しかも、この話は、笑ゥせぇるすまんのハッピーエンドの中でも比較的温度差がすごいというか、家族全員絶望…からのハッピーエンド!なので、実質、笑ゥせぇるすまんのハッピーエンドの中でも一番のハッピーエンドに見えます。笑

 

「働くことに疲れた」「現代社会に合わない」といった点では、『日曜クラブ』とも似ていますが、ただ、あちらはかなり不穏な終わり方をしていたので(一応ハッピーエンドに含みましたが)、この話が『日曜クラブ』の成功版のように見えてしまいます。

 

いやぁ、須藤さんが家族ににこやかに手を指し述べた時は、

「もしかして、家族全員街中でホームレスエンドかな?」

なんて思ったのですが、まさかの島暮らしエンドとは。笑

 

しかも、めっちゃ快適そう。

 

食べ物も豊富にあるみたいだし、何だったらお酒もあるし(自作かな?)、本当暮らしやすそうで羨ましいです。

 

島の中の木のひとつに、『須藤』という表札が貼ってあって、それが何だか可愛いらしくて好きです(売約した家から表札がなくなっていたので、たぶん元の家から持って来たのでしょうね)

 

あんな生活できたらなぁ…、なんて思ってしまいました。笑

 

ハピエン⑪『点滴症患者』のネタバレ・レビュー

 

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【笑ゥせぇるすまん】

 

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