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『月夜のオーキッド』のネタバレ・レビュー【笑ゥせぇるすまん】

引用元:笑ゥせぇるすまん『月夜のオーキッド』

 

今回はアニメ『笑ゥせぇるすまん』の、

「第47話『月夜のオーキッド』のネタバレ・レビュー

についてご紹介していきたいと思います!

 

「この話の流れを簡潔に知りたい」

「この話のおさらいをしたい」

「この話のオチってどんなだったっけ?」

と気になる方はぜひご覧ください。

 

20211031021617

あらすじ・レビューにネタバレを含みます。

 

セリフは省略しているため一語一句同じではありません。

 

ご了承ください。

 

 

『月夜のオーキッド』はこんなお話

 

バドエン度  ★★☆☆☆

怖さ度    ★★☆☆☆

グ口度    ★★★☆☆

 

『月夜のオーキッド』のあらすじ

 

帰宅恐怖症になっている、サラリーマンの花畑 駒太(はなはた こまった)49歳。

 

花畑の家は受験を控えている息子がいるためピリピリしており、花畑は会社から家に帰るのが苦痛になっていた。

 

そんな花畑は、ある日街で喪黒福造と出会う。

 

「実は私うちに帰りたくないんです、うちには受験中の子供がいましてピリピリしてるもんで、女房もそのせいでトゲトゲしくなってうちにいても心が休まらないんです…」

とツラそうに話す花畑に、

「一家の主がそれじゃああんまりですなぁ」

と喪黒は同情し、

「花畑さん、うちへ帰るのが楽しくなるようにして差し上げましょうか?あなたには愛情を注ぐ対象が必要なのです」

と言いながら、花畑にカトレアの鉢植えを差し出す。

 

「カトレアは蘭、つまりオーキッドの一種でその香りと共に美しい大ぶりの花はコサージュにも用いられて花の女王にも例えられます、このカトレアは手入れをキチンとすれば一ヶ月以内に花が咲くでしょう、できる限り愛情を持って接してください、花は優しくすればするほど美しく咲くものです、そうすればあなたはきっとうちへ帰るのが楽しみになるはずですよぉ」

とカトレアを育てれば帰宅恐怖症が治ると喪黒から言われた花畑は、訝しみながらもカトレアの鉢植えを受け取る。

 

花畑がカトレアの鉢植えを持って帰宅すると、

「何よあなた、趣味もないのにこんな鉢植え買ってきて、言っときますが私は手入れなんかできませんからね」

と、妻は嫌そうな顔をする。

 

「ああ、もちろん面倒は私が見るよ」

と花畑が焦りながら答えると、

「いい加減にしてよっ!うるさくて勉強できないじゃないかっ!」

と、突然リビングに息子が怒鳴り込んでくる。

 

受験勉強でピリピリしている息子に、

「ごめんなさい…」

と妻は苦笑いで謝り、

「お父さんがいけないのよ!くだらないもの持ち込むから!」

と、花畑を忌々しげに見る。

 

そんな2人から逃げるようにカトレアの鉢植えを持って自室へと避難した花畑は、窓辺にカトレアの鉢植えを置きながら、

「私の味方は君だけだ」

と寂しそうに呟き、

「…ようしカトレアちゃん、私がきっと素晴らしい花を咲かせて上げるからね」

と、カトレアに笑顔で話しかける。

 

その日から花畑は図鑑を見ながらカトレアの育て方を勉強し、小まめに窓を開けたり閉めたりして日光や温度の調節をしたりあげる水の量を調節したりして熱心にカトレアを育て始める。

 

その甲斐あってかカトレアは順調にすくすくと育っていく。

 

後日、会社帰りに再び喪黒に会った花畑は、

「聞いてください!蕾がいよいよほころび始めてここ2〜3日中に咲くかもしれないんですよ、間もなく彼女の蕾がほころび美しい花を開くと思うと胸が高鳴ります!」

と、嬉しそうにカトレアの成長を報告する。

 

そんな花畑に、

「良かったですねぇ、それほど思い込まれたらきっと素晴らしい花を付けるでしょうなぁ」

と、喪黒は返す。

 

その日の夜、家へ帰って自室に入った花畑は、

「ただいま、元気にしてたかい?」

とカトレアに話しかけたあとすぐに、

「ん?…ああ!?」

と、元気のないカトレアの姿を見て真っ青になる。

 

カトレアが弱っていたのは窓が開いていて寒くなりすぎていたためだった。

 

慌てた花畑は、

「あれほど夕方になったら窓を閉めといてくれって言ったのに!カトレアは寒さに弱いんだぞ!」

と、キッチンで夕飯を作っていた妻に文句を言いに行く。

 

しかし、

「そんなに大事なら金庫に閉まっておいたら?私はそんな植木を世話するためにいるんじゃありませんからね!」

とバ力にしたように妻に冷たくあしらわれ、反論できない花畑はすごすごと自室に戻る。

 

自室に戻った花畑が、

「ごめんよ、明日から忘れず窓を閉めて行くからね、だから機嫌なおして綺麗な花を付けておくれ、僕のカトレアちゃん…」

と申し訳なさそうにカトレアに話しかけていると、そんな花畑の元に妻がやって来る。

 

「あなた、さっきはごめんなさい、ついカッとなってしまって…」

と何故か突然しおらしく謝る妻に、

「いやぁ…いいよ、幸い大したこともなかったみたいだし」

と、花畑は戸惑いながらも大丈夫だと返す。

 

そんな花畑に、

「そう、良かったわね、…それじゃあお風呂へどうぞ、その間にお食事用意しておくわね」

と妻は言う。

 

「そうか、わかった」

と風呂へ向かう花畑に、

「…ごゆっくり」

と声をかけた妻は、その後ひとりになった部屋で、

「フフフフフ」

と、カトレアを見ながら不敵に笑う。

 

数十分後、風呂から上がった花畑は食卓につき、

「天ぷらかぁ!いいねぇ」

と、妻が作った夕飯の天ぷらを食べ始める。

 

天ぷらを食べながら、

「うまい!…ん?これは何だい?今時タラメはないはずだし」

と、花畑がこれは何の天ぷらなのかと不思議そうに妻へ聞くと、

「…それ、なんだかわかりません?あなたのだーいすきなものですよ」

と、妻は静かに笑いながら言う。

 

「…え?…も、もしや!?」

と花畑が箸で掴んでいた天ぷらをマジマジと見ながら青くなり慌てて自室のカトレアを確認しに行くと、カトレアは無惨にもすべて蕾をもがれていた。

 

妻は花畑の態度に腹を立て、花畑が風呂に入っている間にカトレアの蕾をすべてもいで天ぷらにしてしまったのだった。

 

ショックを受けた花畑は泣きながら家を飛び出す。

 

家を出て公園へと来た花畑は、そこでさめざめと泣き続ける。

 

するとそんな花畑の前に喪黒が現れる。

 

「どうしました?花畑さん」

と聞く喪黒に、

「も、喪黒さん!…私はカトレアの蕾を天ぷらにして食べてしまったんです」

と、花畑は泣きながら言う。

 

「大きな花だけにさぞ美味かったでしょうなぁ」

と返す喪黒に、

「冗談はやめてください、私はもうすぐ花を咲かせようとしていた彼女を…食べてしまったんですよぉ!うう…どうしよう…取り返しのつかないことを…」

と、花畑は泣き続ける。

 

すると喪黒は、

「花畑さん、それじゃあひとつ、あなたのためにカトレアの花を咲かせてあげましょう」

と言う。

 

「もう遅いですよ…蕾は僕の胃袋の中ですから…くぅ…!」

と花畑が悔しそうに嗚咽していると、そんな花畑に、

「お任せください」

と喪黒は言い、

「カトレアの花よ咲け、カトレアの花よ、カトレアの花よ咲け、カトレアの花よー咲けー、ドーン!」

と指を差す。

 

しばらくすると花畑の目の前に突然ニョキニョキとカトレアの茎と蕾が現れ、それは月が浮かぶ夜空に向かってどんどんと伸びていき、そして次の瞬間パアッと蕾をほころばせて美しい花を咲かせる。

 

「ぼ、僕のカトレアちゃん…!」

と、カトレアの花を見られた花畑は感動し、

「ハハハハハハハハ!僕のカトレアちゃ〜ん!」

と嬉しそうに笑う。

 

そんな花畑が喜ぶカトレアは、本人が気付いているのかいないのか花畑の口から生えていた。

 

カトレアに喜ぶ花畑をひとり残したまま公園をあとにした喪黒は、

「月夜の蘭というのは見事なもんですなぁ、女せいもそうですが花も愛する人のために美しく艶やかな花を咲かせるのですなぁ、オーホホホホ…私は喪黒福造、心の隙間をお埋めします、オーホホホホホホ」

と、ひとりごちながら去って行くのだった。

 

『月夜のオーキッド』のレビュー

 

何も天ぷらにして食べさせなくったって…酷い妻ですね。

嫌がらせの仕方がエグいですね。

 

喪黒さんの、

「大きな花だけにさぞ美味かったでしょうなぁ」

という発言も結構酷いですけれどね…。

 

なんで泣いてる花畑さんにそんなこと言えるの?笑

 

それにしても口から生えてる巨大なカトレアというのは結構不気味ですね。

絵的なインパクト大でした。

 

カトレアの花を咲かすために喪黒さんがグローブジャングル(公園の回転遊具)に乗ってクルクル回りながら、

「カトレアの花よ、カトレアの花よ咲け、カトレアの花よー咲けー、ドーン!」

と念を込めながら(?)「ドーン!」していたのがすごかったですね(ちなみにグローブジャングルは誰も回していないのに勝手に回っていました)

 

なんだかいつもより力強さを感じました。

 

第41話『カンヅメのペット』でズタズタに切られた客のユーカリを復活させてあげる時も喪黒さんは結構念を込めていたので、もしかしたら植物を「ドーン!」で復活させるのには割と力がいるのかもしれませんね。

 

あと、この話は最後にいつもと違った喪黒さんの演出があって面白かったです。

 

「月夜の蘭というのは見事なもんですなぁ、女せいもそうですが花も愛する人のために美しく艶やかな花を咲かせるのですなぁ、オーホホホホ…」

といつものようにひとりごちながら去って行く…と見せかけて突然ピタリと止まり、クルリと振り返って『タタタタタタタッ』と早歩きでこちら(画面)に向かって戻って来て、

「…私は喪黒福造、心の隙間をお埋めします、オーホホホホホホホホホ」

と、改めて自己紹介をして再び去って行く喪黒さん。

 

この話はその年最後の放送回だったからこんな演出だったのですかね?(第47話『月夜のオーキッド』の放送日は1990年9月25日、次の第48話『雪山惨歌(SP)』の放送日は1991年1月22日)

 

これ最初見た時ちょっと『ビクッ』としました。

 

こっち来んな。笑

 

引用元:笑ゥせぇるすまん『月夜のオーキッド』

 

次の話(48話)↓

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前の話(46話)↓

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【全話】『笑ゥせぇるすまん』のネタバレ・レビュー

 

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