引用元:笑ゥせぇるすまん『手切れ屋』
今回はアニメ『笑ゥせぇるすまん』の、
「第8話『手切れ屋』のネタバレ・レビュー」
についてご紹介していきたいと思います!
「この話の流れを簡潔に知りたい」
「この話のおさらいをしたい」
「この話のオチってどんなだったっけ?」
と気になる方はぜひご覧ください。
あらすじ・レビューにネタバレを含みます。
セリフは省略しているため一語一句同じではありません。
ご了承ください。
『手切れ屋』はこんなお話
バドエン度 ★★☆☆☆
怖さ度 ☆☆☆☆☆
グ口度 ★☆☆☆☆
『手切れ屋』のあらすじ
女遊びが激しい、タレントの坊田 進一(ぼうだ しんいち)21歳。
坊田はホステスの千子(せんこ)と付き合っていたが、浮気をしたり金持ちのお嬢様とも付き合って二股をかけたりととにかく女にだらしがなかった。
そんな坊田の女癖の悪さを知っている千子は、
「ねぇ坊ちゃんいつになったら結婚してくれるの!?私に飽きたからって絶対逃さないわよ!意地でもあんたと結婚してやるからね!」
と、他の女に取られる前に絶対に自分が結婚するんだと坊田に迫り、
「…青春スターの隠れた女遍歴を知ったらマスコミは飛びつくわよ、結婚してくれないんだったら私バラしちゃうわよ」
と、早く自分と結婚してくれないと坊田の今までの女遍歴をマスコミにリークしてやると坊田を脅す。
マスコミにリークされるのは困るが、正直まだまだ結婚などせずに自由にしていたいと思う坊田は、
「結婚のことはちゃんと考えてるからさぁ、そんな焦んなくったってさぁ…」
と、千子がヒステリックを起こす度にのらりくらり言い訳をして適当に交わしていた。
しかし坊田は最近面倒なことを言う千子と本気で別れたいと思い始めていた。
そんな坊田は、ある日街で喪黒福造と出会う。
「女の子と付き合うのはカンタンだけど別れるのがこんなに大変だとは思いませんでしたぁ…」
とぼやく坊田に、
「今や使い捨ての時代、しかし相手が女せいとなるとこりゃちと手強いですなぁ」
と返す喪黒は、
「よろしい、私が縁切りして差し上げましょう」
と言い、そのままどこかへ行ってしまう。
戸惑いつつも坊田がその場で待っていると、しばらくして喪黒は戻って来て、
「ご安心ください、うまく手が切れましたよ、彼女は『今の状態で無理に結婚してもこの先うまくいくわけがない、あなたの将来のために身を引きますわ』と言っておりましたよ」
と、坊田に報告をする。
「本当ですかぁ!?」
と、あまりにも早くしかもうまいこと事が運んだことに坊田が驚いていると、
「いや〜彼女は本当にあなたの幸せを心から願っているのでしょう」
と喪黒は答える。
喪黒の言葉に、
「…そうなんです、彼女本当は気の優しい女なんです」
と、坊田は優しかった千子の姿を思い返しながらしんみりと言う。
初めてのテレビ出演の日に寝坊しないようにと起こしに来てくれたこと、初めてドラマの主役に選ばれた時に盛大にお祝いをしてくれたこと、そんな千子の優しかった姿をいくつも思い出した坊田は、
「千子…」
と、呟いて辛そうな顔をする。
そんな坊田に、
「坊田さんひとつ約束してください、もう二度と千子さんと会わないと、何故なら今度会ったらあなたたちは離れられなくなってしまいます、いいですね?」
と喪黒は忠告をする。
喪黒に「もう二度と千子と会ってはいけない」と忠告された坊田だったが、優しかった千子の姿をたくさん思い出した坊田は、
『…やっぱり千子と別れたくない!』
と思い直し、その日の夜に千子のマンションへと行ってしまう。
「千子ーっ!」
と叫んで千子の部屋のドアを開ける坊田に、
「…どうしたの?」
と、部屋にいた千子はキョトンとしながら驚く。
そんな千子に、
「ごめんよ!僕が悪かった!愛してるー!」
と、坊田は飛びつく。
千子は驚きつつも嬉しそうに坊田を受け入れる。
一通り千子といちゃついたあと、坊田はベッドの中で千子に喪黒について尋ねてみる。
すると千子は、
「え?そんな人来なかったわよ」
と言う。
「なんだよ、あいつ嘘吐きやがったのか!」
と憤慨する坊田に、
「…坊ちゃん、私もう結婚なんて言わないから今まで通り付き合ってよ」
と、千子は今までの結婚を迫っていた自分を反省するようにしおらしく言う。
そんな千子に、
「千子ちゃん、僕もこの部屋の明かり見た時ね、君なしじゃダメだってわかったんだよ」
と坊田も反省したように返し、2人は笑い合って再び暗い部屋で盛り上がり始める。
するとそんな時、いきなり部屋の電気がパチリと付き、
「坊田さん、約束を破りましたね」
と、部屋に喪黒が現れる。
「あ、あんた!?」
と驚いて戸惑う坊田に、
「その人と会ったら離れられなくなると言ったはずです」
と喪黒は言う。
「うるさいな出てけよ!」
と、ベッドの中で千子を抱きしめながら怒鳴る坊田に、
「あなたたちは絶対離れられなくなります!ドーン!」
と、喪黒は指を差す。
数分後、千子のマンションの前には救急車が来ていた。
マンションの前では野次馬たちが、
「ねぇねぇ203号室の女、タレントの坊田進一と抱き合ったまんまくっついて離れられなくなっちゃったんですってー」
「まぁイヤだ」
と、笑いながら噂をしていた。
そんな野次馬が大勢集まる中、千子とベッドの中で物理的に離れなくなってしまった坊田は、
「ヒェェ〜…」
と情けない声を上げながら、千子と2人あられもない姿で救急車で運ばれていくのだった。
『手切れ屋』のレビュー
「離れられないってそういうこと!?(大人の事情で)物理的に!?」
と、ちょっとビックリする終わり方ですね。笑
しかしこの2人、第60話『からみ酒』中に再びモブとして登場するのですよね。
その時は普通に離れていたので、まぁあのあと救急車で運ばれて無事離してもらえたのでしょうね。
それかもしくは『からみ酒』は時系列的に『手切れ屋』よりも前のお話という可能せいもなきにしもあらずですが…それだと今だに坊田さんと千子さんはくっついたままというちょっと怖いことになるので、やはり『からみ酒』は『手切れ屋』よりもあとのお話であの2人は無事に離れられて今だに仲良くしていると思いたいですね。
ちなみに『からみ酒』にモブとして出てくる2人は、こちらの記事に詳しくまとめてありますのでよろしければ確認してみてください↓
あ、あとこの話は最後の野次馬がたくさん集まっているシーンに第3話『ともだち屋』に出てきた客の青井さんがモブとして出てきましたね。
青井さんについてはこちらに詳しくまとめてありますので、こちらもよろしければ確認してみてください↓
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