引用元:笑ゥせぇるすまん『単身赴任』
今回はアニメ『笑ゥせぇるすまん』の、
「第46話『単身赴任』のネタバレ・レビュー」
についてご紹介していきたいと思います!
「この話の流れを簡潔に知りたい」
「この話のおさらいをしたい」
「この話のオチってどんなだったっけ?」
と気になる方はぜひご覧ください。
『単身赴任』はこんなお話
バドエン度 ★★☆☆☆
怖さ度 ☆☆☆☆☆
グ口度 ☆☆☆☆☆
『単身赴任』のあらすじ
単身赴任をしている、サラリーマンの丹見 一人(たんみ かずひと)46歳。
丹見は田舎に単身赴任をしていたが、東京から来たということで警戒されているのか田舎の部下たちとなかなか馴染めずに孤立していた。
そんな丹見は、ある日居酒屋で喪黒福造と出会う。
「なんとかこの土地に溶け込もうと思って部下を飲みに誘ったりしたんですが、誰も打ち解けてくれないんです…東京から来たというだけで煙ったいんでしょうか?」
と肩を落とす丹見に、
「あなたのような孤独な方にピッタリのいい店をご案内しましょう」
と喪黒は言い、丹見をつゆちゃんという店へと連れて行く。
つゆちゃんという店は、つゆという若い女せいがひとりで切り盛りをしている居酒屋だった。
明るい女将のつゆが美味しい料理や酒を振る舞ってくれるその居酒屋を丹見はとても気に入り、その日から丹見は定期的に居酒屋つゆちゃんに通うようになる。
居酒屋つゆちゃんに通い元気に働くつゆを見ている内に、丹見はいつの間にか田舎の部下たちに馴染めない寂しさが和らいでいった。
しかし居酒屋つゆちゃんはとても人気店でいつも繁盛していたため、丹見はあまりつゆと込み入って話すことはできなかった。
そんなある日、丹見は再び会った喪黒に、
「できることならつゆちゃんを独占したい、そう思っているんでしょう?」
と言われて、
「そ、そんなこと…」
とどぎまぎする。
丹見は妻がいる身ながらいつの間にかつゆのことを好きになってしまっていたのだった。
「つゆちゃんは普段明るく振る舞ってますが実は天涯孤独の寂しい身の上なのです、あなたの優しさで彼女を包んであげればきっと喜びますよぉ、男と女の心の触れ合いなんてタイミングですよ」
と、つゆを誘うように勧めてくる喪黒に、
「な、なに言ってるんです、私は…」
と丹見は慌てるが、そんな丹見に喪黒は、
「あなたは単身赴任で寂しい思いをしています、あなたとつゆちゃんは寂しい者同士心を慰め合うべきなのです、絶対に、ドーン!」
と指を差す。
その日の夜、丹見は居酒屋つゆちゃんへと行く。
すでに閉店の時間で客は誰もいなかったが、丹見に気付いたつゆちゃんは「いつも親切にしてくれるから」と丹見を閉店後の店へと快く招き入れて酒を出してくれる。
隣の席で丹見と共に酒を飲んだつゆは、
「あーあ、久しぶりに飲んじゃったぁ」
と無邪気に笑い、
「…丹見さん」
と、赤らんだ顔で丹見の肩にもたれかかる。
甘えてきたつゆに丹見は驚きつつも喜ぶ。
その後、店を出た丹見はつゆに帰り道を送ってもらう。
丹見と共に歩きながら、
「丹見さんって優しい人ねぇ、なんか暖かくて何でもお話できるもの」
と丹見に寄り添ってくるつゆに、
「…それは、僕も君と同じように孤独だからだよ」
と、丹見はつゆに返す。
するとつゆは、
「丹見さん…私丹見さんのマンションに寄ってもいいかしら?今夜はもっと丹見さんとお話がしたいの」
と意を決したように言う。
「つゆちゃん…!」
と喜んだ丹見はつゆを抱きしめ、2人して丹見のマンションへと行く。
一晩つゆと過ごした丹見は、翌朝布団で眠るつゆの寝顔を見ながらスーツに着替え、
「ゆっくり寝ていなさい、僕は会社があるから出かけるよ」
と、小声で話しかけてマンションを出る。
丹見が満ち足りた気分で会社へと行こうとすると、マンションの前で、
「あなた」
と、丹見は妻に声をかけられる。
「ああ!?お前!どうして!?」
と、なんで妻がここにいるんだと驚く丹見に、
「この頃電話が鳴らないから心配して来てみたのよ」
と妻は笑顔で答える。
「ああ…ここのところ忙しかったもんで…」
としどろもどろになる丹見に、
「まあ、それじゃあ洗濯物なんか溜まってるんでしょ?留守の間に片付けとくから、いってらっしゃ〜い」
と、妻はそのまま丹見のマンションへと入って行く。
「あああ!?待って!ちょっと待ってっ!」
と青ざめながら慌てて妻を追いかける丹見だったが、丹見の制止も虚しく妻は丹見の部屋へと入り布団に寝ているつゆを見てしまう。
「まあ!?あなた!これはどういうことなんですか!?ちゃんと説明してちょうだい!」
と、怒鳴る丹見の妻の声をマンションの前で聞いていた喪黒は、
「なにか修羅場の予感がしますなぁ、お〜怖〜、しかしあんな素敵な娘と楽しい夢を見られたんですから単身赴任ってのも満更悪いもんではありませんなぁ、オーホホホホホホ」
と、ひとりごちながら去って行くのだった。
『単身赴任』のレビュー
なんかシンプルな話ですね、シンプルなバッドエンド。笑
この話はいつもの喪黒さんの忠告もありませんでしたね。
しかし別に丹見さんはそれほどつゆちゃんにゾッコンというわけでもなくただぼんやりと気に入ってるくらいだったのに、けしかけた喪黒さんは悪い人ですね。
これ喪黒さんがけしかけなければ別に丹見さんとつゆちゃんは何も起きなかったでしょうからね。
そしてけしかけておいて、
「なにか修羅場の予感がしますなぁ、お〜怖〜」
って、なんて他人事。笑
まぁ、けしかけられて乗ってしまった丹見さんも悪いですけれどね。
恐らく既婚者だと知っていて誘ったつゆちゃんも同じように悪いですけれどね。
というか丹見さんを純粋に心配して田舎まで来た妻が気の毒すぎますね…。
それにしても、冒頭の居酒屋のシーン(2:53〜2:58)の喪黒さんの座り方がなんか可愛かったですね。笑
丸く収まってて(…でもよくよく見たらカウンターに左上半身がめり込んでいるみたいに見えてちょっと違和感を感じますね。汗)
引用元:笑ゥせぇるすまん『単身赴任』
このシーン、厨房から席の方にぼあっと煙が流れてきたあとに突然喪黒さんが現れるのですよね。
相変わらず神出鬼没な人です。
あと、居酒屋つゆちゃんの中に『バカボンのパパ』がいましたね!
すんごく目立たない感じでいました。
バカボンのパパについてはこちらの記事に画像付きで詳しくまとめてあるので、よければ確認してみてください↓
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