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『老顔若体』のネタバレ・レビュー【笑ゥせぇるすまん】

引用元:笑ゥせぇるすまん『老顔若体』

 
 
今回はアニメ『笑ゥせぇるすまん』の、

「第53話『老顔若体』のネタバレ・レビュー

についてご紹介していきたいと思います!

 

「この話の流れを簡潔に知りたい」

「この話のおさらいをしたい」

「この話のオチってどんなだったっけ?」

と気になる方はぜひご覧ください。

 

20211031021617

あらすじ・レビューにネタバレを含みます。

 

セリフは省略しているため一語一句同じではありません。

 

ご了承ください。

 

 

『老顔若体はこんなお話

 

バドエン度  ★★★☆☆

怖さ度    ★★★★☆

グ口度    ★★★★★

 

『老顔若体のあらすじ

 

若々しいことが自慢の、会社社長の出雲 若志(73)

 

出雲は頻繁にスポーツクラブへ行って身体を鍛え、70代ながら50代に見えるほどの若々しい身体を保っていた。

 

しかしいくら鍛えていても本来の年齢は70代。

 

出雲は最近疲れのために身体がふらついたり、身体の締りが徐々になくなってきたことに密かにショックを受けていた。

 

そんな出雲は、ある日スポーツクラブで喪黒福造と出会う。

 

「顔がいくら若くても身体は紛れもなく70歳の老人なのです、毎日風呂に入る度に自分の身体を見て絶望的になるんです。なんとかして若く逞しい身体に戻りたい…」

と自身の老いに絶望する出雲に、

「わかりました出雲さん、あなたの身体に若さを蘇らせてあげましょう。さぁこれをどうぞ」

と、喪黒は鉄アレイをプレゼントする。

 

「『マッスルマッスル、私の身体ムキムキにな〜れ』と念じながら、これを朝夕13回ずつ振るのです」

と言う喪黒に、

「ハッ、バ力バ力しい」

と出雲は鼻で笑いながらも、喪黒から鉄アレイを受け取る。

 

喪黒に言われた通り試しに、

「マッスルマッスル、私の身体ムキムキにな〜れ」

と念じながら鉄アレイで筋トレを始めてみた出雲。

 

すると出雲の身体はどんどんムキムキになっていき、前よりもずっと若々しくなった。

 

後日、ゴルフ場で再び喪黒に会った出雲は、

「いや~お陰で身体の筋肉がぐんぐん戻ってきましたよ」

と、嬉しそうに喪黒に成果を報告する。

 

すると喪黒は、

「しかしほどほどにしてくださいね、あのマッスルムキムキ運動は自然に逆らっているのですから」

と言い、

「身体が若いとどうしても無理しがちです。ゴルフくらいなら年老いても構いませんが、例えば若い子と恋などしていっぺんに精力を失うと大変なことになりますから気を付けてくださいね」

と、出雲に忠告する。

 

しかし出雲は、

「ハハ、私は女なんかより自分の身体に魅力を感じてますから」

と、喪黒の忠告を笑い飛ばす。

 

数日後、出雲はさらに鉄アレイで身体を鍛え上げ前よりももっとムキムキになっていた。

 

そんなある日、出雲は夜の店の女の子に、

「でもいくら鍛えていても73でしょ?さすがにあっちの方は…」

とからかわれてついムキになり、その女の子とホテルへ行く。

 

鍛え上げた若い身体で女の子を満足させる出雲。

 

出雲は誇らしげな顔をしてベッドに突っ伏す女の子を見ながら、ひとり浴室へと向かう。

 

するとそこへ喪黒がやってくる。

 

「約束破りましたね、あれほど私が言ったのに若い子と恋などして何があっても知りませんよぉ」

と言う喪黒に、ギョッとした出雲は、

「出てけぇー!」

と怒鳴って喪黒を追い返す。

 

浴室にひとりになった出雲は、

「…これは恋なんかじゃない、ただの遊びだ」

と忌々しげに呟き、シャワーを浴び始める。

 

シャワーを浴びながら、

「私は心も顔も若さに溢れてる、この私に見合うこの身体は美しさの結晶なんだ、こんなに美しい肉体を誇示せずにいられるものか…」

と、自身の肉体に酔いしれる出雲。

 

しかし出雲は気付いていなかった。

自身の身体を流れていくシャワーのお湯に、大量の髪の毛が混ざっていることを。

 

そんな中、

「出雲さん、私も入っていーい?」

と、女の子が浴室のドアの前へとやって来る。

 

「あぁ、いいよ」

と出雲に言われ浴室のドアを開けた女の子は、中にいた出雲を見て驚愕に目を見開き絶叫する。

 

中にはムキムキな身体をしながらも、すっかり髪の毛が抜け落ち、歯が抜け落ち、目が落ち窪んだヨボヨボの老人の顔になった出雲がいたからだった。

 

『老顔若体』のレビュー

 

最後の老人の顔になっていく出雲さんのシーンが怖すぎます。

 

髪の毛が大量に抜けて、歯もボロボロと抜け落ちていって、どんどんと老人の顔になっていく…ある意味トラウマシーンですね。

 

今まで溌剌とした喋り方をしていたのに、最後は歯が抜けたからか急に、

「どうしたんじゃ?どうしたんじゃ一体…」

と老人みたいな声と喋り方になるのも怖い…というかなんだか切ないですね。

 

出雲さんただ若くいたかっただけなのに、この仕打ちはちょっと酷い。汗

 

ちなみにこの回は、最後喪黒さんが去っていく時になんか「プルルルル」って唇を震わせて?いてちょっと珍しいです。

 

「肉体が若返った分、顔に皺寄せが…いえいえ顔がシワシワになるとは、プルルルル、怖いですねぇ」

て。

 

何で急に「プルルルル」って唇震わせたんだろ?笑

怖さによる慄き表現?

 

【閲覧注意】怖すぎトラウマ回『谷間のケヤキ』のネタバレ・レビュー

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【全話】『笑ゥせぇるすまん』のネタバレ・レビュー

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