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『オールド・シネマ・パラダイス』のネタバレ・レビュー【笑ゥせぇるすまん】

引用元:笑ゥせぇるすまん『オールド·シネマ·パラダイス』

 

今回はアニメ『笑ゥせぇるすまん』の、

「第124話『オールド・シネマ・パラダイス(SP)』のネタバレ・レビュー

についてご紹介していきたいと思います!

 

「この話の流れを簡潔に知りたい」

「この話のおさらいをしたい」

「この話のオチってどんなだったっけ?」

と気になる方はぜひご覧ください。

 

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あらすじ・レビューにネタバレを含みます。

 

セリフは省略しているため一語一句同じではありません。

 

ご了承ください。

 

 

『オールド・シネマ・パラダイス』はこんなお話

 

バドエン度  ☆☆☆☆☆

怖さ度    ★☆☆☆☆

グ口度    ☆☆☆☆☆

 

『オールド・シネマ・パラダイス』のあらすじ

 

時代劇が大好きな、劇画家の勝戸 大介(かつど だいすけ)31歳。

 

勝戸は時代劇が大好きなため、自身が描く漫画も時代劇物で描いていたが、

「チャンバラは今まったく受けないからねぇ…今の読者にとって時代劇は古臭い昔話なんだよ」

と編集長に言われてしまい、せっかく描いた新作の漫画をボツにされてしまう。

 

そんな勝戸は、ある日街で喪黒福造と出会う。

 

「編集長はそんな古臭いものは誰も見ないと言うんです、でも僕はチャンバラ物しか描く気が起きなくって…」

と、喪黒に自身の漫画を見せながら肩を落とす勝戸に、

「ほぉ、そりゃまたどうして?」

と、喪黒は聞く。

 

「タヒんだ親父が田舎で古い映画館をやってましてね、その親父が昔の時代劇が大好きでそんなフィルムばっかかけてたんですよ、それでいつの間にか僕も大好きになって…」

と、時代劇が好きな理由を喪黒に語った勝戸は、

「その映画館はとっくの昔に潰れちゃったんですけどね、あの映画館が残ってたらなぁ…親父みたいに毎日チャンバラ活動写真をかけて暮らすのに…」

と、懐かしそうに続ける。

 

そんな勝戸に、

「そんな古い映画館へ行ってみたいですか?じゃあ紹介して差し上げましょう、ま、気にいるかどうかわかりませんが古ーい映画館には違いありませんよぉ」

と喪黒は言い、

「そんな映画館がまだ残ってるんですか?是非是非連れてってください!」

と身を乗り出す勝戸を連れて、とある映画館へと行く。

 

その映画館は、勝戸の父親がかつて仕事をしていた映画館にそっくりだった。

 

「そっくりだ…親父の映画館とそっくりだぁ…!」

と驚いた勝戸は、呆然とその映画館を見渡す。

 

さらにその映画館は受付に座るもぎりの女せいや館内を清掃する男せいまでもが勝戸の記憶にある当時の姿そのままで、

「…こんなことってあるんだろうか?夢でも見てる気分だ!」

と、勝戸は驚きつつも懐かしさに思わず笑みを浮かべる。

 

そんな勝戸に、

「夢じゃありませんよ、さぁ中へ入ってご覧なさい」

と喪黒は言い、勝戸を劇場の中へと促す。

 

劇場へ入ると中では勝戸が子供の頃に見た時代劇を上映しており、

「同じだ…何もかも…」

と勝戸は感動したように呟き、座席について懐かしい時代劇を楽しむ。

 

そこでフと勝戸は、

『何もかも同じ、ということは…』

と、後ろの映写室を見上げる。

 

そこに人影を見た気がした勝戸は、居ても立ってもいられず劇場を抜け出して映写室へと行ってみる。

 

ドキドキしながら映写室へと入る勝戸だったが、しかし期待に反して映写室の中には誰もいなかった。

 

諦めきれないようにウロウロと映写室の中を歩く勝戸は、

「ここは関係者以外立ち入り禁止ですよ、どうかしたんですか?」

と、あとを追って来た喪黒に諌められて、

「い、いえ、なんだかここにタヒんだ親父がいるような気がして、つい…」

と苦笑いを浮かべる。

 

そんな勝戸は最後に子供の頃によく父親の隣でやっていたように映写室の小窓から劇場のスクリーンを覗いて、少し切ない顔をしながら思い出と決別するようにその映画館をあとにしたのだった。

 

後日、勝戸は懐かしい時代劇の映画に影響を受けて新しい時代劇物の漫画を書き上げた。

 

しかしその漫画も、

「やっぱりチャンバラじゃないか!」

と、編集長に怒鳴られてボツにされてしまう。

 

渾身の作品をボツにされて落ち込む勝戸は、自宅に帰ったあと妻から、

「ねぇ、チャンバラが描きたいんだったらとりあえずトレンディ漫画で名前が売れてからにしたら…とにかく家賃も払えないんじゃアパートを追い出されチャンバラどころじゃなくなるわよ」

と、優しく諭されるように言われてしまう。

 

『それもそうだ…』

と思った勝戸は、その日から生活のために時代劇を描きたい気持ちを抑えて売れるための今風の漫画を描き始める。

 

しかし描きたくもない今風の漫画の筆は進まず、勝戸は仕事の合間に時代劇物の落書きばかりしてしまう。

 

そんな勝戸の落書きを見た妻は、

「どういうつもりなの!こんな落書きばっかり!まったくまだわからないの?あなたのくだらないチャンバラなんて売れっこないのよ!もう嫌っ!」

と、我慢の限界と言わんばかりにヒステリックに叫ぶ。

 

そんな妻に、

「嫌なのはこっちだぁ!俺は本格的な時代劇が描きたいんだっ!」

と勝戸もストレスがピークに達したように怒鳴り返し、机をひっくり返して暴れる。

 

そして勝戸は驚く妻を残して家を飛び出す。

 

家から出たあと、勝戸は喪黒に連絡を取り再びあの映画館へと連れて行って欲しいと頼む。

 

「すみません、どうしてもあの映画館へまた行きたくって…」

と申し訳無さそうに言う勝戸に、

「いいんですよ、あそこで心の疲れをゆーっくりとってください」

と喪黒は返し、勝戸を再びあの映画館へと連れて行く。

 

映画館へと来た勝戸は、この前と同じように劇場に座って時代劇を眺めながら、

「最っ高!こういった剣撃シーンを観てると仕事やうちでの嫌なことがみんな飛んでってしまいますよ!…あぁここにいるとまるで夢の世界の人になった気分です、一生このままこの映画館にいられたらどんなに幸せかなぁ」

と、うっとりとしながら呟く。

 

すると横に座っていた喪黒は、 

「本当にそう思いますか?もし本当にそうしたいのなら叶えて上げますよ、あなたがこの映画館にずーっといたいのならそうさせて上げましょう」

と言う。

 

「えぇ!?なんですって!」

と驚きつつも、「是非そうして欲しい」と笑顔を浮かべる勝戸に、

「だだし、そのためには今までのあなたの生活を一切捨てなければなりませんよぉ」

と、喪黒は忠告をする。

 

「一切…」

と呟き妻のことや漫画のことを思い返す勝戸だったが、『それらを捨ててでもここにいたい』という想いが勝った勝戸は、

「いいですとも!今までの僕の生活を全部捨てます!ここで働かせてください!どんなことでもやりますから!」

と、真剣な顔で身を乗り出す。

 

そんな勝戸に、

「わかりました、ではスクリーンをご覧ください」

と喪黒は言う。

 

「え?」

っと勝戸がスクリーンを観ると、時代劇の中には着物を着て刀を構えた喪黒がいつの間にか映っていた。

 

驚いた勝戸が横の席を確認するとそこに喪黒はいなかった。

 

混乱して目を見開きながらスクリーンを凝視する勝戸に、

「ドーン!」

と、喪黒は指を差す。

 

一方その頃、勝戸の妻は出て行った勝戸の行方を探していた。

 

勝戸の鞄から喪黒の名刺を見つけた勝戸の妻は、『何か手がかりが掴めるかも…』と喪黒に会いに行く。

 

事情を説明した勝戸の妻が、

「何かご存知じゃないかと思いまして…」

と喪黒へ聞くと、

「わかりました、ご主人のいらっしゃるところへご案内いたしましょう」

と喪黒は言い、勝戸の妻を例の映画館へと連れて行く。

 

しかし映画館の外観を見た勝戸の妻は、

「こ、ここは…!?」

と、驚愕の表情を浮かべる。

 

映画館は今にも崩れ落ちそうなほどボロボロの廃墟だったからだ。

 

「…あの本当にここに主人が?」

と訝しる勝戸の妻に、

「さ、中へどうぞ」

と、喪黒は言う。

 

恐る恐る廃墟の映画館へと入った勝戸の妻は、

「…あなた?あなたぁ!」

と、大きな声で呼びかけながら勝戸を探し回る。

 

しかし廃墟の映画館の中に勝戸の姿はなく、勝戸の妻は途方に暮れたように立ち竦む。

 

そんな時、いきなり勝戸の妻の目の前に映画のスクリーンがパッとつき時代劇が映り始める。

 

「あっ…!」

と驚いた勝戸の妻は、慌てて後ろの映写室を見上げる。

 

『そこにいるの!?』

と思った勝戸の妻は、急いで映写室へと走って行く。

 

勝戸の妻が息を切らしながら映写室へと入ると、そこは廃墟とは思えないほど綺麗な状態だった。

 

しかし映写室の中には誰もいなかった。

 

まるで当時のままのように綺麗な状態の映写室の中では、映写機だけが静かに回り続けていた。

 

そんな中、劇場の方から何やら大勢の歓声のようなものが聞こえてくる。

 

驚いた勝戸の妻は、映写室の小窓から劇場を見下ろしてみる。

 

すると劇場にはたくさんの観客たちが座っており、みんな時代劇を観ながら思い思いに歓声を上げていた。

 

『さっきまで誰もいなかったはずなのに…!?』

と青ざめる勝戸の妻は、その光景を見て呆然とする。

 

しかし観客が観ているスクリーンを観た瞬間、

「あぁ!?」

と、勝戸の妻は驚愕の声を上げる。

 

スクリーンに映っていたのは、時代劇の格好をした勝戸だったからだ。

 

着物を着た勝戸は、時代劇の中で誰かに刀で切られて『ああ〜!』と呻いて倒れているところだった。

 

それを観た勝戸の妻は、

「あなた…!」

と驚き、『どういうことなの?』と混乱したような顔で青ざめる。

 

するとそんな勝戸の妻の元へ喪黒がやって来て、

「ずいぶん楽しそうでしょ?もう元へは戻らないそうですから奥さんも自由にしてほしいということですよぉ」

と言う。

 

『そんな…!』

とショックを受けた勝戸の妻は、映写室の小窓から必タヒにスクリーンの中の勝戸へ向かって声を張り上げながら呼びかける。

 

しかしすでに映画の世界の住人となり、観客の歓声を浴びながらスクリーンの中でいろいろな人に刀で切られまくっている勝戸の耳に妻の声が届くことはないのだった。

 

『オールド・シネマ・パラダイス』のレビュー

 

最後の方でボロボロの映画館の廃墟が映った時にちょっとゾッ…としてしまいました。

 

『もしかして勝戸さんにだけこの映画館が当時のままに見えていて、実際の勝戸さんはこのボロボロの廃墟の中で幸せな夢を見ながら廃人のようになっているのでは?』

と、そんな風に予想しましたが…ハズレていましたね。

 

一応あの映画館は異空間的な感じでちゃんと当時のまま存在しているのですね。

 

勝戸さんの妻が勝戸さんを探して映写室へと続く階段を登る時に、階段の下の鏡は割れていましたが、そのあと階段を登って映写室へと入ると映写室は当時のままの綺麗な状態だったため、あの階段の途中辺りで異空間に切り替わったのでしょうね。

 

しかし勝戸さん、時代劇の中の住人としてあの映画館の中にずっといられるようになったのはいいとしても、あんなにバッタバッタと切られまくる配役で本当に納得しているのでしょうかね?

 

『こういう感じでこの映画館に携わるんでいいの?』

と、ちょっと不安になってしまいました。笑

 

まぁ時代劇の中で散々いろいろな人に切られまくったあと、倒れ込んだ勝戸さんの顔が若干笑っているような嬉しそうな顔に見えなくもない感じだったので本人は意外と納得して喜んでいるのかもしれないですけれどね。

 

それにしても、子供の頃の思い出の場所にまた戻れるなんて素敵ですね。

しかも当時のまま戻れるなんて最高です。

 

こればかりはどんなに科学が進歩しても叶いそうもないので素直に羨ましいと思ってしまいました(タイムマシンができるレベルまで進歩したら叶うのかもしれませんが)

 

そういえば第38話『愛妻写真』の客の加古さんも、子供の頃ではありませんが自分の若い頃に戻っていましたね。

 

過去に戻るという話は独特の切なさや寂寥感があっていいですね。

 

しかし勝戸さん、少々怒りっぽいけれどちゃんと探しに来てくれる優しい妻がいるのに現実よりも思い出の中に生きることを選んだのですね。

 

なんだか少し寂しいですね。

 

最後は勝戸さんの妻目線になるためこのお話は悲壮感のあるバッドエンドっぽい終わり方になっていますが、勝戸さん目線で考えるとこの終わり方はまぁハッピーエンドなのですかね。

 

勝戸さん的には望み通りあの映画館にずっといられるようになったわけですしね。

 

…あ、あと余談ですが、勝戸さんが編集長にキャハ"レーへと連れて行かれるシーンで(あらすじではこのシーン省きましたが)、キャハ"レーの外観に第119話『ダミイ』に出てきた客の矢和井さんとそのガールフレンドのキミコさんがいましたね(11:35〜11:36)

 

「なんで?」と思ったら、このシーンの画像『ダミイ』の使い回しですね。

 

『ダミイ』の中で矢和井さんとキミコさんがクラブに行った時のクラブの外観の画像を、そのまま『オールド・シネマ・パラダイス』のキャハ"レーの外観にも使用したようですね。

 

なので、この回では全然無関係のはずの矢和井さんとキミコさんが1秒ほどチラリと見切れてしまったみたいですね。

 

…ちょっとした発見。笑

 

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引用元:笑ゥせぇるすまん『オールド·シネマ·パラダイス』

 

【全話】『笑ゥせぇるすまん』のネタバレ・レビュー

 

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