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『OB夫婦 妻のケース』のネタバレ・レビュー【笑ゥせぇるすまん】

引用元:笑ゥせぇるすまん『OB夫婦 妻のケース』

 

今回はアニメ『笑ゥせぇるすまん』の、

「第23話『OB夫婦 妻のケース(SP)』のネタバレ・レビュー

についてご紹介していきたいと思います!

 

「この話の流れを簡潔に知りたい」

「この話のおさらいをしたい」

「この話のオチってどんなだったっけ?」

と気になる方はぜひご覧ください。

 

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あらすじ・レビューにネタバレを含みます。

 

セリフは省略しているため一語一句同じではありません。

 

ご了承ください。

 

 

『OB夫婦 妻のケース』はこんなお話

 

バドエン度  ★★★☆☆

怖さ度    ☆☆☆☆☆

グ口度    ☆☆☆☆☆

 

『OB夫婦 妻のケース』のあらすじ

 

ゴルフ初心者の、主婦の虫味 蝶子(むしみ ちょうこ)36歳。

 

蝶子は最近趣味としてゴルフを始めたが、まだ初心者のためコースに行ったことはなかった。

 

そんな蝶子は、ある日打ちっぱなしで喪黒福造と出会う。

 

「私始めたばかりでまだコースに行ったことがないんです、主人がやってたんですが事情があってやめまして…」

と話す蝶子に、

「そうですか、それじゃあ私が奥さんをコースに連れてってくれる人をご紹介しましょう」

と喪黒は言い、蝶子にゴルフのコーチを紹介すると約束をする。

 

その日の夜、夕食の席で蝶子は夫に、

「その人ちょっと変わってるけど悪い人ではなさそうだわ、素晴らしいパートナー兼コーチを紹介して近い内にコースへご案内させますって!」

と、はしゃぎながら喪黒について話し、

「ねぇいいでしょ?この話に乗っても、でもあなたぁ、あのゴルフショップのご主人が理解のある方で本当に良かったわ、警察沙汰になるところ示談にしていただいて、だけどあなたあんな高価なクラブばかり集めて買い取ってもらう時は苦労したのよ、だから私が少しくらいゴルフ場でプレイしたからってバチは当たらないわよね」 

と笑いながら言う。

 

過去に窃盗を犯して蝶子に迷惑をかけた夫は蝶子の話を否定するわけにもいかず、ただ黙って夕食を食べ続ける。

 

夫に一方的に承諾を取った蝶子は、数日後ドキドキしながらゴルフコーチとの待ち合わせ場所へと向かう。

 

しばらく待っていると蝶子の前に、

「虫味蝶子さんですね?喪黒さんから紹介されて来ました、ヒヨドリ 姿子(シナコ)と申します、よろしく」

と、ゴルフコーチの女せいがやって来る。

 

背が高くて美人な姿子に、

『まぁ…なんて素敵な方…』

と、蝶子は目をキラキラとさせる。

 

その後蝶子は姿子にコースへと連れて行ってもらい、手取り足取りゴルフを教わる。

 

「ビューティフル!素晴らしいスイングだわ、ナイスショット!」

「あなたは教え甲斐のある人だわ」

「蝶子さん、とっても素晴らしい上達振りよ」

と事あるごとに褒めてくれる姿子に、蝶子は嬉しくなってドキドキする。

 

すっかり姿子に夢中になった蝶子は、その後姿子に教わる度にゴルフの腕もメキメキと上達していった。

 

そんなある日、蝶子の前に再び喪黒が現れる。

 

「喪黒さんいい人を紹介してくださって本当にありがとうございました!」

と、嬉しそうにお礼を言う蝶子ほ、

「…あの喪黒さん、姿子さんには何から何まで良くして頂いて何かお礼がしたいんですけど厚かましいかしら?」

と、続けて姿子に何かお礼がしたいと喪黒に相談をする。

 

「いえ構いませんよ、きっと大喜びしますよ」

と返す喪黒に、

「良かった!じゃあお食事に誘って何かささやかなプレゼントをさせていただくわぁ!女が女に惚れるくらい素敵な人よねぇ姿子さんって」

と、蝶子はウキウキしながらはしゃぐ。

 

そんな蝶子に、

「奥さん2つだけ忠告させてください、ゴルフは趣味として健康とストレス解消のため時々ならこれほど良いものはありません、しかし同時に麻薬のような魅力もありますから主婦としての仕事を疎かにしちゃダメですよ、ご主人をほったらかしにするようなことのないように」

と、喪黒は忠告をする。

 

「あーら心配ご無用!私はこれでもちゃーんと夫を愛していますから」

と、笑いながら返す蝶子に、

「聞かせてくれますねぇ、それともうひとつ、ゴルフは元来紳士のスポーツです、紳士たるものは絶対に約束を守らねばなりません、ですから女せいだってゴルフをやる以上はですね紳士のマナーを守ることを忘れてはいけませんよ、いいですね」

と、喪黒は2つ目の忠告をする。

 

『紳士のマナーねぇ…』と戸惑いながらも、

「は、はい」

と、蝶子は返事をする。

 

数日後、蝶子は姿子を誘ってレストランへと行きプレゼントとして姿子にブローチを渡す。

 

喜んだ姿子はお礼として蝶子を川根ホテルのゴルフ場へと連れて行ってくれると言う。

 

『あの有名な川根ホテルのゴルフ場で姿子さんとプレイできるなんて!』

と蝶子は大喜びする。

 

約束の日、蝶子は家まで迎えに来てくれた姿子を待たせつつ夫に、

「じゃああなた行ってくるわね」

と声を掛ける。

 

しかしベッドに寝ている夫は何やら苦しそうにうめき声をあげていた。

 

「…あなた?あなたどうしたの?」

と蝶子が心配そうに夫の額に手を当てると、夫は発熱していた。

 

「すごい熱!どうしましょう…」

と戸惑う蝶子は『今日はゴルフはやめて夫の側にいようかしら』と迷うが、姿子から、

「急いで!ゴルフに遅刻は禁物よ!」

と急かされたことで『姿子さんを怒らせてしまった…!困ったわ…』と軽くパニックになる。

 

『夫をほったらかしにしてはいけない』という思いと、『ゴルフをやる以上は紳士として約束を守らなければいけない』という思いとで板挟みになった蝶子は、最終的に夫の「…行きなさい」と言う言葉に後押しをされて、

「…あなたごめんなさい、終わったらすぐ帰りますから静かに寝ててね」

と夫に言い残し、姿子と共にゴルフへと行ってしまう。

 

しかしゴルフ場へと来たものの夫のことが気がかりな蝶子は、ゴルフが始まる前に一度自宅へ電話をかけておこうと公衆電話へと向かう。

 

そんな蝶子の前に喪黒が現れる。

 

「奥さんよっぽど姿子さんとゴルフにイカれちまったんですね、頭痛と高熱にうなされてるご主人をほっぽりだして来るなんてねぇ、あなたはご主人とゴルフをはかりにかけてゴルフの方をとったのですね」

と、蝶子を責める喪黒に、

「そ、そんな!私はただゴルフのマナーを守りたくって、主人だって行ってもいいって…」

と、蝶子は狼狽える。

 

そんな蝶子に、

「ご主人も心の中ではきっとゴルフをやめて看病してもらいたいと思っていたのに違いありません、あなたもそのことは分かっていたはずです」

と喪黒は言い、

「こうなったらご主人を捨ててゴルフ一筋、ゴルフだけの人生を送るのです、ドーン!」

と指を差す。

 

その後蝶子は姿子と一緒にコースを回るが、蝶子は今朝の夫の苦しんでいた姿がずっと頭にチラ付きゴルフに集中できない。

 

何度もOBを出してはその度に姿子に呆れたように顔をしかめられてしまう。

 

ゴルフが終わったあと蝶子は、

「あ、あの姿子さん、今日はすみませんでした、本当にご迷惑ばかりかけてしまって…」

と、姿子に謝り、

「私明日からまた一生懸命練習しますから!これからももっともっと厳しいレッスンをお願いします」

と、必タヒに姿子に話す。

 

しかし姿子は、

「…これからもですって?あなたとのお付き合いは今日でおしまいなのよ、喪黒さんとの契約は今日までなの、じゃあ別れね、さようなら」

と素っ気なく言い、驚く蝶子を残してそのまま去って行ってしまう。

 

ひとり残された蝶子は、

「し、姿子さん!姿子さん…」

と、呆然とその場に佇む。


姿子に別れを告げられた蝶子は、その後なんとか気持ちを立て直して急いで夫を残してきた自宅へと帰る。

 

しかし自宅に夫の姿はなかった。

 

「あなたぁ!どこ!?」

と家の中を探し回る蝶子は、リビングのテーブルの上にメモが置いてあるのを見つける。

 

メモには『さよなら』と書いてあった。

 

夫は蝶子に愛想を尽かして出て行ってしまったのだった。

 

すべてを失った蝶子は、メモを手にショックを受けたように立ち竦む。

 

そんな蝶子の家の前にいた喪黒は、

「ゴルフというスポーツは魅力的すぎるのです、しかしゴルフのOBは打ち直しができますが、人生のOBってやつはなかなか打ち直しができないもんですなぁ、オーホホホホホホ」

と、ひとりごちながら去って行くのだった。

 

『OB夫婦 夫のケース』のレビュー

 

この話は、前回の第22話『OB夫婦 夫のケース』の虫味さんの妻の話ですね。

 

夫婦揃って喪黒さんの客になるなんてなんとも気の毒ですね…。

 

話の冒頭の方で蝶子さんが話していたので分かりましたが、あれから虫味さんはゴルフショップの店主に示談にしてもらって、集めていたクラシッククラブはどうやらすべて蝶子さんに売られてしまったみたいですね。

 

なのであんなに覇気がない感じだったのですね。

 

しかし今度は妻がゴルフにハマり、そして最終的には家を出る決断をするなんて虫味さんも災難続きですね。喪黒さんに狙われたばっかりに…。

 

しかしこれはちょっと蝶子さんも可哀想だなと思ってしまいました、ゴルフと夫の板挟みになって…。

 

しかしやはり蝶子さんはキッパリと姿子さんに「夫の具合が悪いから今日は行けません」と断るべきだったのでしょうね。

 

本当に大事なのは夫だったはずなのですから…。

 

あ、あとこの話は最後の方の喪黒さんのシーンにちょっと『作画ミス』がありましたね。

 

あと、蝶子さんが自宅でテレビを見ているシーンに『楽屋オチ』もありました。

 

作画ミスと楽屋オチについては下記の記事に詳しくまとめてありますので、よろしければ確認してみてください。

 

作画ミス↓

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楽屋落ち↓

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次の話(24話)↓

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前の話(22話)↓

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【全話】『笑ゥせぇるすまん』のネタバレ・レビュー

 

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【小ネタ】『笑ゥせぇるすまん』の面白記事まとめ【作画ミスなど】

 

小ネタ・作画ミス・喪黒福造の正体・マスターの正体・もぐ虐・美女ランキング…

など、『笑ゥせぇるすまん』に関する面白記事が一気にまとめて見られます↓

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