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『ナマケモノ』のネタバレ・レビュー【笑ゥせぇるすまん】

引用元:笑ゥせぇるすまん『ナマケモノ』

 

今回はアニメ『笑ゥせぇるすまん』の、

「第7話『ナマケモノ』のネタバレ・レビュー

についてご紹介していきたいと思います!

 

「この話の流れを簡潔に知りたい」

「この話のおさらいをしたい」

「この話のオチってどんなだったっけ?」

と気になる方はぜひご覧ください。

 

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あらすじ・レビューにネタバレを含みます。

 

セリフは省略しているため一語一句同じではありません。

 

ご了承ください。

 

 

『ナマケモノ』はこんなお話

 

バドエン度  ★★★☆☆

怖さ度    ★★☆☆☆

グ口度    ☆☆☆☆☆

 

『ナマケモノ』のあらすじ

 

怠け者で仕事ができない、セールスマンの佐保 民夫(さぼ たみお) 37歳。

 

佐保はあくせく働くのがしょうに合わず、毎日ナマケモノのようにのんびり何もせずに暮らしたいと思っていた。

 

そんな佐保は、ある日動物園で喪黒福造と出会う。

 

「羨ましいなぁ…なにしろこいつは一日中デレーンとぶら下がって寝てりゃあいいんだから」

と、動物園のナマケモノを見ながらそうぼやく佐保に、

「なるほど、しかしナマケモノ本人にしたら実に退屈な毎日じゃないですかねぇ?」

と喪黒は返す。

 

「とんでもない、こんな気楽な生き方がありますか?理想的な生活ですよ」

と言う佐保は、

「僕は生まれついての怠け者でしてね、とても会社の要求する頑張りには着いていけない…だけど家族もいるし、怠け者に徹するだけの度胸も金もない、仕方なく中途半端な生活を送っているんです…」

と、本当は怠けたいけれど仕方なく働いていると嘆く。

 

「しかしのんびりと動物園の散歩を楽しんでいるじゃありませんか?」

と言う喪黒に、

「とんでもない、ここへ来たのも仕事ですよ」

と、佐保はここの動物園の園長に別荘地をセールスしに来た、しかしまったく相手にされなかったのですぐに引き下がったと話す。

 

「よくそれでセールスマンが勤まりますな、同じセールスマンなのにだらしないですなぁ」

と呆れる喪黒に、自分と同じく喪黒もセールスマンなのかと驚いた佐保は、

「あなたは何を売っているんですか?」

と聞く。

 

すると喪黒は、

「そうですなぁ、よろずセールスマンとでも言いますかぁ、例えばあなたの代わりに土地を売ってくるとか…そうそうあなたはナマケモノになりたいと言ってましたね、あなたを本当のナマケモノにすることだってできますよ」

と言う。

 

「え!?」

と驚く佐保に、

「これはナマケモノをかたどったまじない人形です」

と、喪黒はどこからかナマケモノの人形を取り出して佐保に見せる。

 

「佐保さん、あなたちょっと爪を切ってくださいな」

と言い戸惑う佐保に爪を切らせた喪黒は、ナマケモノの人形の中に佐保の爪を押し込む。

 

そして、

「あなたの肉体の一部がこの人形に宿りました、この人形を抱えてあなたは念じればいいのです、『ナマケモノになりたい、ナマケモノになりたい』…とね」

と言って、佐保に人形を渡す。

 

「へー、そりゃ面白い」

と笑いながら人形を受け取った佐保は、試しに、

「ナマケモノになりたい…ナマケモノになりたい…」

と言いながら人形を抱えてみる。

 

ナマケモノになりたいと言いながらだんだんとまどろんできた佐保に、

「あなたが寝ていらっしゃる内に私は代わりに土地を売って来ましょう」

と喪黒は言い、どこかへ行ってしまう。

 

しばらくして、すっかり寝てしまった佐保を、

「佐保さん」

と起こした喪黒は、

「あなたがお休みになっている間に契約を取ってきましたよ」

と言いながら、土地の契約書の束を佐保に差し出す。

 

起き抜けにいきなり契約書の束を差し出された佐保は、

「はぁ〜!?ヒョエ!?」

と、目を見開いて驚く。

 

喪黒が取ってきてくれた契約書の束のお陰で、佐保は初めて会社で営業成績トップに躍り出る。

 

今まで散々自分を叱ってきた上司からは褒められ、また今まで散々自分のことを下に見てきた同僚からは悔しがられ、佐保はとてもいい気分になる。

 

後日、再び喪黒に会った佐保は、

「いや〜久しぶりにスーッとしましたよ」

と、いつも下に見てきた同僚の鼻を明かすことができて嬉しかったと喪黒に話す。

 

そんな佐保に、

「そりゃ良かった、ではまた契約を取って来ますからねぇ」

と喪黒は言い、再び佐保の代わりに契約を取りに行ってくれる。

 

「本当にすみません」

と恐縮しながらも佐保は、

『…あの人どうしてカンタンに契約を取ってこれるのかなぁ?』

と、この間と同じようにナマケモノの人形を抱えながら喪黒を待ちつつ不思議に思っていた。

 

しかしその日、佐保が喪黒の取ってきた契約書を手に会社に戻ると、

「佐保君っ!君は契約ばかり取ってくるがちっとも入金がないじゃないか!心配してお客に電話してみた、すると君、みんな手付金は支払い済みだと言うじゃないか!総額580万円にもなるんだ!すぐ返さないと横領になるぞっ!」

と、上司から焦った顔で問い詰められる。

 

横領という言葉に、

「いいいいい!?」

と驚いた佐保は、慌てて喪黒の元へ戻り、

「喪黒さぁ〜ん!あの〜僕うっかりして手付金を頂くのを忘れたもんで…」

と、申し訳なさそうに切り出す。

 

すると喪黒は、

「あ~あのお金は私がもらっておきましたよ、あなたをナマケモノにする費用です」

と、シレッと言う。

 

「なんですって!?じ、冗談はやめてください!」

と、佐保が青ざめながら喪黒に掴みかかると、

「冗談ではありません、ほらぁこれさっき忘れていきましたね」

と、喪黒はナマケモノの人形を佐保に差し出す。

 

「ふざけんなぁ!」

とナマケモノの人形を払い落とした佐保は、

「僕はナマケモノなんかになりたくないんだぁ!」

と喪黒に怒鳴る。

 

すると喪黒は、

「あなたはナマケモノになるのです…ナマケモノになるのです」

と言いながら佐保に迫って来る。

 

「…い、嫌だっ!…やめてくれ!」

と怯える佐保に、

「ナマケモノになるんだぁ…ナマケモノに…ドーン!」

と、喪黒は指を差す。

 

後日、とある閉鎖病棟へと来た喪黒は、

「わたくし佐保さんの友達でして、このお金を治療費の足しにでもしてください」

と、風呂敷に包んだ金を医院長に渡す。

 

「それはそれは」

と金を受け取った医院長は、

「…会われても仕方ないでしょうが、一応面会なさいますかな?」

と喪黒へ聞き、喪黒を佐保の病室へと案内する。

 

病室の扉を開いた医院長は、佐保の姿を見ながら、

「一日中こうしているのが好きみたいですなぁ」

と言いながら喪黒と共に病室へと入る。

 

病室の中には、天井から吊るされている木の枝にぶら下がっている佐保の姿があった。

 

何を考えているのか、何も考えていないのかわからない顔でぶら下がるその姿はナマケモノにそっくりだった。

 

『ナマケモノ』のレビュー

 

この話は子供の頃に見て強烈に印象に残っていた話です。

 

私は『笑ゥせぇるすまん』のアニメを小学校低学年くらいの頃に見ていてそのほとんどの話を大人になるにつれて忘れてしまったのですが、唯一この第7話『ナマケモノ』と第111話『男運』だけは大人になっても覚えていました(部分的にですが)

 

『男運』はまぁ結構ショッキングな終わり方だったので大人になっても覚えていたのかな?と思うのですが、『ナマケモノ』は何で…?って感じですよね。

 

この話は別にそんなにショッキングでもなければ怖くもないですからね。

 

どちらかといえば『笑ゥせぇるすまん』の中でもあまり印象に残らないサラッとした話の方な気がします。

 

しかし幼少期の私は、最後の佐保さんがナマケモノになって閉鎖病棟の部屋にいるシーンが何故か強烈に記憶に残ったのですよね。

 

逆にいうとここのシーンしか記憶に残っていなかったのですが…。

 

子供には大人がナマケモノのようになって病室に閉じ込められているというこのシーンが結構衝撃的に見えたのかもしれませんね。

 

それにしてもあれだけナマケモノに憧れていたのに、最後に佐保さんは「ふざけんなぁ!僕はナマケモノなんかになりたくないんだぁ!」と叫んだと言うことは、営業成績トップになった時の快感で欲が出たのか、横領疑惑がかかっている状況をこのままにしておくわけにはいかないと意外にも真面目に考えたのか、はたまたもともと何もかも捨ててナマケモノになりたいと思うほどのクス"ではなかったのか…

 

いずれにせよ嫌がっていたのにナマケモノにされてしまった佐保さんは少し気の毒ですね。

 

まぁもしかしたら嫌がってはいたものの実際にナマケモノにされたら案外快適に感じていたのかもしれないですけれどね。

 

何もせずにただ部屋でナマケモノのようにしていられるのってちょっと快適そうで羨ましいですからね。

 

意外と幼少期の私がこの『ナマケモノ』の話を強烈に覚えていたのは、単純に羨ましいと感じたからかもしれません。

 

私もこの話の佐保さんと同じように幼少期から生粋の怠け者ですからね…。

 

あ、でも佐保さんはこのあとの回の第12話『白昼夢』にまたモブとして再登場するのですよね。

 

ということは、佐保さんは無事に閉鎖病棟から出られたということですね。

 

喪黒さんが渡した治療費で回復したのかもしれないですね。

 

しかし喪黒さんがナマケモノにしておいて喪黒さんの治療費でナマケモノから戻るなんてなんとも皮肉というか、なんともといった感じですが…

まぁでも佐保さんは少しナマケモノ体験ができたから良かったのかな?

 

ある意味「ナマケモノになりたい」という佐保さんの願いを叶えて、さらにそのあと治療費を渡してちゃんと治療をさせて社会復帰をさせた喪黒さんは実はいい人なのかもしれません。笑

 

『白昼夢』にモブとして出てくる佐保さんは、こちらの記事に詳しくまとめてありますのでよろしければ確認してみてください↓

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【全話】『笑ゥせぇるすまん』のネタバレ・レビュー

 

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【小ネタ】『笑ゥせぇるすまん』の面白記事まとめ【作画ミスなど】

 

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