引用元:笑ゥせぇるすまん『モグリメンバー』
今回はアニメ『笑ゥせぇるすまん』の、
「第101話『モグリメンバー』のネタバレ・レビュー」
についてご紹介していきたいと思います!
「この話の流れを簡潔に知りたい」
「この話のおさらいをしたい」
「この話のオチってどんなだったっけ?」
と気になる方はぜひご覧ください。
あらすじ・レビューにネタバレを含みます。
セリフは省略しているため一語一句同じではありません。
ご了承ください。
『モグリメンバー』はこんなお話
バドエン度 ★☆☆☆☆
怖さ度 ☆☆☆☆☆
グ口度 ☆☆☆☆☆
『モグリメンバー』のあらすじ
ゴルフが好きな、サラリーマンの毛栗 入造(51)
ゴルフが好きなあまりゴルフ場の近くにマイホームを建てた毛栗だったが、毛栗は家を建ててからローン返済に追われて金銭的な余裕がなくなりゴルフができない本末転倒な状況になっていた。
しかしそれでもゴルフがどうしてもやりたかった毛栗は、周囲の目を盗んではこっそりと近所のゴルフ場に忍び込みひとりでゴルフをプレイしていた。
そんな毛栗は、ある日ゴルフ場で喪黒福造と出会う。
ゴルフ場に忍び込んでいる毛栗に気付いた喪黒は、
「よろしい、ひとつあなたをこのコースのメンバーにしてあげましょう」
と言い、毛栗に『特別会員証』と書かれたそのゴルフ場のメンバーズカードを渡す。
驚く毛栗に、
「それを持っていればもうあなたは堂々と表から入ってメンバーとしてプレイできるのです」
と喪黒は言い、さらに続けて、
「ただしそれを使えるのは第3月曜日だけです、それとプレイできるのはあなたひとりだけです」
と忠告をする。
喪黒からメンバーズカードをもらった毛栗は、次の第3月曜日に早速ゴルフ場へと行ってみる。
『本当に入れるのだろうか…?』
とドキドキしながら受付にカードを出す毛栗だったが、毛栗の不安に反してカードはキチンと受理され毛栗は無事ゴルフを楽しむことができた。
後日、毛栗は再び会った喪黒に、
「いや〜あの日のゴルフくらい楽しいゴルフはありませんでした、今までのベストスコアも出したし本当に最高でした!今までコソコソ人目を忍んで潜り込んでいたあのコースに堂々と入れたなんてまるで夢のようです」
と、喜んでゴルフを楽しめたことを報告する。
そんな毛栗に、
「そりゃ良かったですなぁ、あなたの心の隙間が埋まればそれでいいのです」
と喪黒は返すが、
「ただし、私との約束だけは守ってください、それをお忘れなく」
と、改めて忠告をする。
喪黒の忠告に、
「は、はい、プレイは第3月曜だけ、他の人を誘わないことでしたね」
と、毛栗も改めて喪黒の忠告を復唱する。
しかし数日後、毛栗は会社の部長から、
「君はあの大名紋カントリークラブの会員なんだってね」
と、突然声をかけられる。
毛栗が近所のゴルフ場の会員になっていることを何故か知っている部長に、
「え?…あの誰から聞いたんですか?」
と、毛栗は声をひそめるが、
「誰だっていいじゃないか、まさかと思っていたがどうやら本当のようだな、しかし水くさいじゃないか、直属の上司のワシに隠しているなんて」
と部長は言い、
「毛栗君、実はなワシは一度あのコースでプレイしてみたいと思っていたんだよ」
と、自分をあのゴルフ場へ連れて行けと言う。
『マズイ…』と思う毛栗だったが上司の頼みを断ることもできず、毛栗は仕方なく次の第3月曜日に部長を連れて例のゴルフ場へと行く。
部長と共にゴルフ場へと来た毛栗は、いつものように受付に、
「あ、頼むよ」
と、何気なくメンバーズカードを出すが、
「はい」
と、メンバーズカードを受け取ったのは喪黒だった。
「も、喪黒さん!?」
と、受付に喪黒がいることに驚いた毛栗がギョッとすると、
「毛栗さん、あれほど人を誘っちゃいけないと言ったのに」
と、喪黒は言う。
「あぁ…それがどうしてもと頼まれて断れなくて…」
と、毛栗がしどろもどろになると、
「仕方ありませんね、しかし約束を破った以上あなたがどうなっても私は知りません、ドーン!」
と、喪黒は指を差す。
指を差された毛栗は、
「…毛栗君、毛栗君、どうしたのかねボーッとして」
と怪訝そうにする部長の声でハッと我に返る。
受付を見るとそこに喪黒の姿はなく、いつも通りの受付の男せいが立っているだけだった。
『今のは…?』と混乱する毛栗だったが、
「いや〜ハハハハハ、すみません、お願いします」
と、毛栗は照れ笑いを浮かべてとりあえずメンバーズカードを受付に出す。
受付を通った毛栗は、早速部長と一緒にゴルフを始める。
「部長、ナイスパットです!」
と部長をおだてながらゴルフ場を回る毛栗だったが、しばらくすると毛栗は、
「おい!お前らだな、最近休業日ごとに潜り込んでタダゴルフすんのは!」
と、ゴルフ場のスタッフに怒鳴られて掴み掛かられる。
「ええ!?一体なんのことかね!?」
と驚く毛栗の後ろでは、部長が別のゴルフ場のスタッフに取り押さえられてなく"られていた。
「な、なんかの誤解だ!」
と焦った毛栗は、
「キャ、キャディさんこの人たちに…」
と、いつもゴルフ場を一緒に回っている顔馴染みのキャディに「説明をしてくれ」と助けを求める。
しかし先程までキャディバッグの横に立っていたキャディは消えており、そこには猫が1匹いるだけだった。
「どこにキャディがいるんだよ!いい加減なこと言いやがって!」
と凄むスタッフに、
「ま、ま、待ってくれ、私は毎月第3月曜日だけの特別会員なんだよ、ほら!」
と、毛栗は慌てて喪黒にもらった『特別会員証』と書かれたメンバーズカードを見せる。
しかしスタッフは、
「第3月曜日は定休日だよ!ふざけんな!それにうちはこんなカード発行してねぇよ!」
とカードを薙ぎ払い、
「さぁ来い!警察に突き出してやる!」
と、毛栗と部長の首根っこを掴んでゴルフ場の外へと連れて行く。
スタッフに引きずられるように連れて行かれながら、
「毛栗君!これは一体どういうことなんだっ!?」
と怒鳴る部長に、
「助けて〜!本当なんだ〜!」
と、毛栗は情けない声を上げるしかないのだった。
『モグリメンバー』のレビュー
恐らく第3月曜日にゴルフ場にいた受付の男せいもキャディさんも喪黒さんの手下(低級悪魔?)なのでしょうね。
特にキャディさんは目が青かったので喪黒さんの手下で間違いなさそうです。
最後は猫にもなってしまいますしね(目が青か緑の女せいは喪黒さんの手下説というのがあるのです。詳しくはこちらを→【喪黒福造の正体】人間じゃない6つの証拠!悪魔?何者?何がしたいのか?)
最後は「警察に突き出してやる!」とゴルフ場の本当のスタッフに連れて行かれてしまう毛栗さんですが、『笑ゥせぇるすまん』の中では割とぬるめの報復…というか妥当な報復ですかね。
そもそも毛栗さんは喪黒さんと出会う前からゴルフ場に忍び込んでタダゴルフをしていたわけですしね。
それにしても、ゴルフ場の受付にしれっと喪黒さんがいた時は割とビビりました。
『うおっ!?そこに出てくるんかいっ!』
と。
こういう喪黒さんの出方は心臓に悪いですね。笑
【全話】『笑ゥせぇるすまん』のネタバレ・レビュー
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