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『待つ女』のネタバレ・レビュー【笑ゥせぇるすまん】

引用元:笑ゥせぇるすまん『待つ女』

 

今回はアニメ『笑ゥせぇるすまん』の、

「第115話『待つ女(SP)』のネタバレ・レビュー

についてご紹介していきたいと思います!

 

「この話の流れを簡潔に知りたい」

「この話のおさらいをしたい」

「この話のオチってどんなだったっけ?」

と気になる方はぜひご覧ください。

 

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あらすじ・レビューにネタバレを含みます。

 

セリフは省略しているため一語一句同じではありません。

 

ご了承ください。

 

 

『待つ女はこんなお話

 

バドエン度  ★★★★☆

怖さ度    ★★★☆☆

グ口度    ☆☆☆☆☆

 

『待つ女』のあらすじ


不イ侖相手のことが忘れられない、スナック経営の四井 待子(よい まちこ)31歳。

 

四井は20代のOL時代に会社の上司と不イ侖をしていたが、それが会社にバレて退職に追い込まれた過去があった。

 

しかし会社を辞める時、不イ侖相手の上司の半田は、

「すまない…しばらく辛抱していてくれ、女房と別れて必ず迎えに行くから」

と、四井に言ってくれた。

 

四井はその言葉を信じて30代になった今でも半田のことを待ち続けていたが、いつまで経っても迎えに来ない半田に最近は諦めの気持ちが芽生え始めていた。

 

そんな四井は、ある日喪黒福造と出会う。

 

四井が経営するスナックに客として来て、

「初めてですからお近付きの印にシャンペンでも抜きましょうか」

とシャンペンを注文する喪黒に、四井は少し迷いつつも『半田が迎えに来たら開けよう』と思って取っておいていたとっておきのシャンペンを出す。

 

そして、

「私、あの人の言葉を信じて待ちました、ずーっと。でも彼は迎えに来るどころか電話一本さえ掛けてくれませんでした、それでも私はひたすら待ち続けて…」

と、四井は喪黒に過去の不イ侖話をする。

 

「そんな大切なシャンペン開けさせてしまってよかったんでしょうか?」

と聞く喪黒に、

「いいんです、どうせ来ないと諦めてますわ、お客さんに呑んで頂いたほうが未練が残らなくていいわ」

と、四井は笑いながら答え、

「おかげで私も吹っ切れたわぁ…もう彼のことは綺麗さっぱり忘れて一から人生をやり直します。どこか静かなところで何か人のためになるような仕事ができたらいいんですけど…」

と、どこか未練を断ち切ったような顔で自分の将来について話す。

 

四井は『半田が迎えに来たら開けよう』と思っていたとっておきのシャンペンを開けたことで、ようやく半田を待つことをやめる決心が付いたのだった。

 

そんな四井に、

「だったら私がいいところをご紹介しますよ、信州の山奥にリハビリ専門の療養所があるんです、そこで介護員として働いていれば心のリハビリができると思いますよぉ」

と、喪黒は介護員の仕事を紹介する。

 

喪黒の申し出をありがたく受けた四井は、その後スナックを畳んでリハビリ専門の療養所で介護員として働き始める。

 

山奥の自然豊かな場所で人の為に尽くす仕事は四井に合っていたようで、四井は新しい仕事にやりがいを感じて毎日生き生きと過ごしていた。

 

そんなある日、四井が働く療養所に喪黒が様子を見に訪ねてくる。

 

「本当に良いところを紹介していただいて、ありがとうございました。ここにいると時間を忘れられます、リハビリに励む人たちの社会復帰へのお手伝いができるんですから。心がとても穏やかになっていつまでもここにいたいくらいです」

と、喪黒に晴れやかな顔でお礼を言う四井に、

「待つばかりの消極的な人生とは違いますからね、お役に立って本当に良かった。患者さんにもずいぶん慕われているんでしょう?聞きましたよ、療養所のマリアなんて呼ばれてるそうじゃありませんか」

と、喪黒は返す。

 

「そんな…」

と謙遜したように笑顔を浮かべる四井に、

「しかし心配ですなぁ、患者さんに慕われるのは結構なことですが、特定の患者さんに特別な感情を持っちゃあいけませんよぉ、ここではあなたはあなたの愛を分け隔てなく患者ひとりひとりに与えるべきなのです、聖母マリアのように」

と、喪黒は忠告をする。

 

喪黒の忠告に、

「私はあくまでも純粋な奉仕の気持ちでリハビリのお手伝いをしているつもりです、特別な感情など入り込む余地はありませんわぁ」

と、そんなことはありえないといった顔で笑う四井に、

「そうですかぁ、もしそうなったらあなたはここにいられなくなりますからね」

と、喪黒はさらに続ける。

 

数日後、四井が働く療養所に新しい患者が入ってくる。

 

その患者は、四井のかつての不イ侖相手の半田だった。

 

『あっ…!』

と思う四井だったが、四井はあくまでも介護員として素知らぬ顔で半田と接する。

 

しかしそんな四井に、

「こんなところで君に会えるとは思ってもみなかったよ。交通事故でね…君を辛い目に合わせたバチが当たったんだな、でも君があんまり若々しいんで別人かと思ったよ。…待子、愛してるよ、君をずっと忘れられなかったんだ、こうして会えたのも僕たちの運命なんだ!」

と、半田はグイグイと迫ってくる。

 

抱きしめようとしてくる半田に、

「いや…!やめて…!」

と拒絶を示す四井だったが、最終的に四井は、

「…待ってたのに!ずっと待ってたのに!なんで今頃っ!」

と、泣きながら恨み言をいいつつも半田のことを抱きしめ返してしまう。

 

それから四井は半田のリハビリを手伝いながら、今まで離れていた日々を埋めるように半田と心穏やかに過ごす。

 

しかしそんな日々も半田の回復と共に終わりが見えてくる。

 

半田のリハビリの経過がうまくいきもうすぐ退院となった時、四井は、

「本当に良かったわ、こんなに早く良くなって、おめでとう」

と笑顔で半田に言いつつも、

「…またお別れなのね」

と、その後顔を伏せて泣き出してしまう。

 

そんな四井に、

「何を言ってるんだ、もう君を話さない!待っていてくれ、ここを出たら今度こそ女房と別れる」

と半田は力強く言うが、

「もう嫌っ!もう待つのはたくさんっ!あなたといつまでもずっとこうしていたい!」

と、四井は感情を爆発させて泣き叫ぶ。

 

四井の言葉に半田は困ったように笑いながら、

「…何を言ってるんだ、こんな山奥に籠もり切りだからそんな気分になるんだよ。大丈夫、僕を信じて」

と、再度自分を信じて待つようにと四井に言い聞かせる。

 

半田に自分を信じて待つようにと言われたものの今まで放っておかれた経験からどうしてもその言葉を信じられない四井は、その日の晩診察室に忍び込んで半田のレントゲン写真を盗み出す。

 

四井は半田の療養生活を長引かせるために、治っていない時のレントゲン写真と今度撮るレントゲン写真をすり替えようと考えたのだった。

 

しかしレントゲン写真を盗んで診察室を出た時、四井の前に喪黒が現れる。

 

「あなた、私の忠告を守らずに特定の患者に特別な感情を持ってしまいましたね、あなたは彼の療養生活を長引かせるために治っていない時の写真と今度撮る写真をすり替えるつもりなのでしょう」

と、四井がやろうとしていることを言い当てる喪黒に四井はギクリとしつつも、

「…もう私、自分の気持ちを抑えられません!」

と、切羽詰まったように叫ぶ。

 

そんな四井に、

「残念ながら、あなたはもうここにいる資格がなーい、ドーン!」

と喪黒は指を差す。

 

数日後、退院した半田は四井に手紙を出す。

 

手紙には、

『退院してから一時も君を忘れることはなかった、あれから何もかも上手く運んでやっと君を迎えに行ける目処が立った、今度こそ約束しよう、駅前の花時計の前で午後一時に必ず迎えに行くよ』

と書いた。

 

約束の日、半田は杖をつきながら駅前の花時計の前へと行く。

 

しかし、四井は時間になっても現れなかった。

 

午後3時まで待ってみた半田だったが、結局いつまで経っても現れない四井に、

『…これが彼女の答えなのだろう』

と半田は判断し、諦めて駅前の花時計の前から離れようとする。

 

そんな時、半田は花時計の前のベンチに座っているある女せいに気付き、

『ハッ…!』

とする。

 

しかし、よく見るとその女せいはかなりの高齢者だったため、

『…気のせいか』

と半田は悲しそうな顔をし、そのまま歩き去って行く。

 

一方、半田から手紙を貰った四井はちゃんと約束の日時に約束の場所へと来ていた。

 

ずっと半田のことを待っていた。

 

夕方になっても深夜になってもずっと半田のことを待ち続けていた。

 

しかし半田は迎えに来てはくれなかった。

 

いや、迎えには来たが四井に気付いてはくれなかった。

 

四井は悲しみのあまり深夜のベンチで静かに泣き続ける。

 

そんな四井の顔は老人のように皺だらけで、髪は白髪になっていた。

 

『待つ女』のレビュー

 

この話、悲しすぎて大嫌いです…。泣

 

もうとにかく四井さんが可哀想すぎます!報われなさすぎます!

 

しかも最後は老人にされてしまうし、酷すぎて胸がギュッとなります。

 

そしてあまりの悲しさに、

「半田さん、気付けよ!四井さんに!老人になってても!愛があるなら気付けるだろ!」

なんて、半田さんに対して無茶苦茶なことを思ってしまいます。笑

 

まぁ実際無理でしょうけどね、あそこまで変わっていたら同一人物だなんて普通は気付きませんよね。

 

それでも気付いて欲しかったですけれどね…。

 

というか、半田さんの、

「でも君があんまり若々しいんで別人かと思ったよ」

というセリフがなんとなく最後のオチの伏線になっているようで、尚の事悲しいというか胸𠂊感なのですよね。

 

笑ゥせぇるすまんの中でぶっちぎりの悲しい回な気がします。

 

あ、あと話は変わりますが、半田さんが四井さんに手紙を出すシーンにちょっとした面白い隠し要素(?)がありますね。

 

このシーン、手紙を画面に映しながら、半田さんの手紙を読み上げる声が同時に入っているのですが、半田さんが読み上げた手紙の内容は、

『退院してから一時も君を忘れることはなかった、あれから何もかも上手く運んでやっと君を迎えに行ける目処が立った、今度こそ約束しよう、駅前の花時計の前で午後一時に必ず迎えに行くよ』

で止まっているのですが、画面に映っている手紙には実はまだ続きがあります。

 

続きには、

『あなたは彼の入院生活を長引かせるために治っていない時の写真と今度撮る写真をすり替えるつもりなのでしょう もう私自分の気持ちを抑えられません 残念ながらあなたはもうここにいる資格がありません ドーン 半田さんもうじき退院ね ああ今度のレントゲンの結果次第だそうだよ 本当に良かったわ こんなに早くよくなって おめでとう…』

と、書かれています。

 

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引用元:笑ゥせぇるすまん『待つ女』

 

…これ、この回の話の中のキャラのセリフをそのまんま文字起こししたものですね。笑

 

恐らく書く内容が思いつかないものの手紙はびっしと書かれているように埋めなければいけないため、適当に話の中のキャラのセリフを抜粋して書いたのではないかと思われます。

 

手紙が画面に映っている時間は5秒くらいですし、こんなところまてまじまじと見る視聴者もあまりいないでしょうしで気付かれないと思ったのでしょうね。

 

…私はまじまじと見て気付いてしまいましたが。笑

 

ちなみに後ろにもう2枚ほど手紙が映っていますが、こちらも一番上の手紙とまったく同じことが書かれています。

 

筆跡まで同じなので恐らく一番上の手紙をコピーしたものでしょうね。

 

…というかこの手紙、もしかしたら写真かもしれないですね。

 

作画ではなく写真のように見えるので、手紙を書いてそれをコピーして3枚にし、封筒と一緒に写真に撮ってアニメの中に差し込んだのかもしれません。

 

隠し要素?とも作画ミス?とも言えない、言うならば手抜き発見?といった感じですが、初めて発見した時ちょっと違和感でゾワッとして面白かったです。

 

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