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『幻のスーパーレーサー』のネタバレ・レビュー【笑ゥせぇるすまん】

引用元:笑ゥせぇるすまん『幻のスーパーレーサー』

 

今回はアニメ『笑ゥせぇるすまん』の、

「第116話『幻のスーパーレーサー(SP)』のネタバレ・レビュー

についてご紹介していきたいと思います!

 

「この話の流れを簡潔に知りたい」

「この話のおさらいをしたい」

「この話のオチってどんなだったっけ?」

と気になる方はぜひご覧ください。

 

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あらすじ・レビューにネタバレを含みます。

 

セリフは省略しているため一語一句同じではありません。

 

ご了承ください。

 

 

『幻のスーパーレーサー』はこんなお話

 

バドエン度  ★★★☆☆

怖さ度    ★★☆☆☆

グ口度    ☆☆☆☆☆

 

『幻のスーパーレーサー』のあらすじ

 

カーレーサーに憧れる、自動車修理工の車尾 宅雄(くるまお たくお)21歳。

 

車尾はカーレーサーに憧れるものの壊滅的に車の運転が下手で、カーレーサーどころか車の運転免許の試験にも合格できずにいた。

 

そんな車尾は、ある日街で喪黒福造と出会う。

 

「実は僕、カーレーサーになるのが夢なんです。笑わないでください、本当に夢のまた夢ですけど…」

と、苦笑いで話す車尾に、

「笑いませんよ、その夢を私が叶えて差し上げましょう」

と喪黒は言う。

 

翌日、車尾が職場から自宅に帰ると車尾の父親が、

「そうだ、昼間トラックが来てな、お前の部屋に何やら大きな荷物いくつも運び込んで組み立てていったぞ、そこに伝票あんだろ、送り主は喪黒とかいう人だ」

と、車尾に話しかけてくる。

 

車尾が不思議に思いながら自分の部屋へと行くと、部屋の中には何やら人が入れそうなほど巨大な卵型のマシーンが置いてあった。

 

「なんだこりゃあ!?」

と車尾が驚愕していると、マシーンの横には段ボール箱があり、その上には喪黒からの手紙があった。

 

手紙には、

『この箱の中のユニフォームを身に着けてから、カプセルの中へお入りください』

と書かれていた。

 

車尾が段ボールを開けてみると、中にはF1レーサーのユニフォームが入っていた。

 

「わあ!これはF1レーサーワールドチャンピオンと同じユニフォームだぁ!」

と興奮した車尾は、

「…それじゃあ、この中はF1レースの体感ゲームになっているのか?」

と思い、試しにユニフォームを着てカプセルの中へと入ってみる。

 

すると中にはリアルなF1レースのコースが広がっていた。

 

あまりのリアルさに、

「…これ、本当にゲーム?」

と車尾はビビりつつも、目の前のF1カーに乗ってレースに参加してみる。

 

するとゲームだからか、車尾は運転が下手なはずなのにカンタンにF1カーを運転することができた。

 

どんどんと他のF1カーを追い抜いていく快感に、

「…すごいぞ!本物のレーサーになった気分だ!」

と、車尾はすっかりこのゲームにハマってしまう。

 

車尾の部屋にゲームが来てから数日後、車尾はガールフレンドの直子に映画に誘われる。

 

しかし車尾は、

「うーん、そうだなぁ、今度…」

と、直子の誘いを素っ気なく断ってしまう。

 

以前は可愛くて気の良い直子に首ったけだった車尾だったが、車尾はF1のゲームにハマってからというものの暇さえあればゲームをしていたいと思うようになっていたのだった。

 

そんな車尾に、

「なにか、私より大切なことがあるのね…」

と、直子は悲しそうな顔をする。

 

悲しそうな直子に焦った車尾は、

「ちょっと交通法規の勉強をしようと思ってさ!なんとしても運転免許だけはとっておきたいんだ、免許があれば直子ちゃんとドライブにもいけるだろ」

と、慌てて嘘をついて直子をフォローする。

 

「そっかぁ…」

と寂しそうな顔をしつつも納得した直子は、

「早く免許とって私をドライブに連れてってね!」

と、車尾に笑顔を向ける。

 

直子に嘘をついたことを後ろめたく思う車尾だったが、その後も車尾は交通法規の勉強などはせずに相変わらずF1ゲームにのめり込んでいた。

 

そんなある日、車尾は再び喪黒に会う。

 

「喪黒さん、本当にありがとうございました!お陰で僕はカーレーサーとしてトップスターになることができました!…あの素晴らしいバーチャルマシーンの夢の中だけですけどね、お陰で現実がどんなに惨めで辛くてもちっとも気にならなくなりました」

と、車尾が喪黒にお礼を言うと、

「そりゃ良かった」

と喪黒は返しつつも、

「ただし忠告しておきますが、その夢の世界はあなただけのものです、マシーンにはあなた以外が入ってはいけません、もし他の人を乗せたら大変なことになりますから」

と、忠告をする。

 

喪黒の忠告に、

「え、ええもちろんですとも、あんなハッピーな世界誰にも分けてやるもんですか」

と、車尾はあり得ないといった顔で返す。

 

数日後、相変わらずゲームばかりやっている車尾についに不信感を募らせた直子が、

「どうしていつも会えないの?誰か付き合ってる娘でもいるの?」

と、少し怒りながら車尾に詰め寄ってくる。

 

そんな直子に、『これ以上嘘をつき続けるのは無理だ』と判断した車尾は、

「…ごめん、黙ってて悪かったよ。実はね、今僕バーチャルリアリティの世界に夢中なんだ!夢を現実のように体感できる仕掛けなんだ!その中で僕はカーレーサーとして世界のトップスターなんだぜ!だから僕は仕事が終わるとすぐそっちの世界に行きたくなっちゃってさ…」

と、直子にゲームのことを話す。

 

「楽しそ〜う!私もそのレースマシーン見てみたいわぁ」

とゲームに興味を持った直子に、車尾は嬉しくなり、

「じゃあうちに来る?他の人には内緒だぜ」

と、直子を自宅へと誘う。

 

直子を連れて自宅の自分の部屋へと来た車尾は、

「ラリーならふたりで一緒に乗れるよ!さ、行こう、僕が運転するから直子ちゃんはナビゲーター頼むよ!」

と言って、直子と共にゲームのマシーンへと入る。

 

しかしゲームの中へと入り2人がF1カーに乗り込むと、目の前のレースコースに突然喪黒が現れる。

 

「約束破りましたねぇ」

と言う喪黒は、

「どんなことになっても知りませんよ、ドーン!」

と、2人に指を差す。

 

その後、2人はF1カーでレースを開始する。

 

「すご〜い宅ちゃん、このままいけばトップよ!」

と、助手席でナビゲーターをしながらはしゃぐ直子に、

「いや〜直子ちゃんのお陰さ!」

と、車尾は嬉しそうに返す。

 

すると直子は、

「…良かった、宅ちゃんのこと手伝えて」

としおらしく言い、海沿いを走るF1カーから外の景色を眺めつつ、

「素敵…私宅ちゃんとドライブするのずーっと夢見てたんだぁ」

と、うっとりとしながら言う。

 

そんな直子の言葉に喜んだ車尾は、思わず直子を抱き寄せてキスをする。

 

いい雰囲気になる2人だったが、次の瞬間、車尾の手がハンドルから離れたためF1カーが大きく蛇行してガードレールを突き破って海へと落下していく。

 

「宅ちゃん、車が…」

と、車尾と抱き合ったまま少し不安そうに言う直子だったが、

「大丈夫、どうせ夢の中なんだから…」

と車尾は直子を安心させるように笑顔で言い、2人は抱き合ったまま車と共に海へと落ちていく。

 

一方2人が海へと落ちていった頃、車尾の部屋では『ドカン!』という凄まじい音が響いていた。

 

「なんだ!?」

と驚いた車尾の父親が慌てて音のした息子の部屋を見に行くと、部屋の中には爆発したように粉々になったマシーンが散乱していた。

 

部屋の惨状を見た車尾の父親は、

「これは…」

と呟き、何がなんだかわからず呆然とする。

 

そんな車尾の父親が見つめる先には散乱したマシーンのみがあり、車尾と直子の姿はどこにもないのだった。

 

『幻のスーパーレーサー』のレビュー


この回の客の車尾さんは自分のことを惨めだと言いますが、可愛くて気の良いガールフレンドがいて、働き者で仲の良さそうな父親がいて、厳しそうだけどなんやかんや面倒見の良さそうな職場の上司(先輩?)がいてと、環境的にはとても恵まれているように見えるのですよね。


なので、

『言うほど惨めじゃないでしょ〜』

と思ってしまいました。


まぁ本人はF1レーサーになりたいものの実際は車の運転免許すらとれないとか、車の免許がないために未だに職場でバイト扱いとかで自分のことを惨めだと感じているのかもしれませんが、普通に周りに恵まれているので、F1レーサーの夢に見切りをつけて、交通法規の勉強を頑張って車の免許をとって、職場で昇格して、直子さんと仲良くしていればそれなりに幸せになれたのでは?と思ってしまいなんともこの展開には歯がゆく感じました。

 

それにしても、最後車尾さんと直子さんはどこへ行ってしまったのでしょうね。

 

最初は、

『2人とも爆散して粉々になっちゃった…?』

と恐ろしいことを思ったりもしたのですが、それにしては痕跡がなさすぎるのでやはりマシーンと共に爆散したわけではないようですね。

 

喪黒さんが最後去って行く時に、

「若い2人は煌めくような夢の世界に旅立ったんでしょうかねぇ?」

と言っていたので、もしかしたら2人はあのゲームの世界の中でタヒんでしまい、現実世界に戻ることができなくなってしまったのかもしれませんね。

 

あと第104話『夢の楽園』や第114話『カラオケパレス』にも出てきましたが、この回にもまた『バーチャルリアリティ』が出てきましたね。

 

本当、『笑ゥせぇるすまん』は時代を先取りしています。

 

この話が放送されたのは1992年ですが、この話から約30年近く経った今でもまだここまでのクオリティのバーチャルリアリティゲームは出てきていないように感じます。

 

本当、時代を先取りしすぎていてあとどのくらいで追いつくのかと思ってしまいます。笑

 

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