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『下り電車への招待』のネタバレ・レビュー【笑ゥせぇるすまん】

引用元:笑ゥせぇるすまん『下り電車への招待』

 

今回はアニメ『笑ゥせぇるすまん』の、

「第126話『下り電車への招待(SP)』のネタバレ・レビュー

についてご紹介していきたいと思います!

 

「この話の流れを簡潔に知りたい」

「この話のおさらいをしたい」

「この話のオチってどんなだったっけ?」

と気になる方はぜひご覧ください。

 

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あらすじ・レビューにネタバレを含みます。

 

セリフは省略しているため一語一句同じではありません。

 

ご了承ください。

 

 

『下り電車への招待』はこんなお話

 

バドエン度  ★☆☆☆☆

怖さ度    ☆☆☆☆☆

グ口度    ☆☆☆☆☆

 

『下り電車への招待』のあらすじ

 

下り電車に乗りたいと憧れる、サラリーマンの夢野 童太(ゆめの どうた)29歳。 

 

夢野は毎日上り電車に乗って会社へと出勤していたが、その時車窓の外に見える向かいの線の下り電車に乗ってみたいと憧れを抱いていた。

 

『下り電車は上りと違ってガラガラだ…フと僕はあの下りの電車に乗っている自分を想像する、その僕は一体どんな駅で降りてどんな仕事に就いているのだろう…』

と、夢野は毎日下り電車を見ながらそんなことを夢想していた。

 

そんな夢野の前に、ある日喪黒福造が現れる。

 

「ズバリ言いましょう、あなたはいつも下り電車に乗ってどっか遠くへ行ってみたいな〜と思っているのでしょう」

とその日も上り電車の中で下り電車の夢想をしていた夢野に、喪黒はそう話しかけてくる。

 

夢野の考えていることを何故か言い当ててきた喪黒に、

「そ、そんなこと考えたこともありません…」

と夢野は警戒したように答えるが、そんな夢野に、

「私があなたの潜在願望を叶えて差し上げましょう、あなたは今すぐ下りの電車に乗り換えるのです、そうすればいっときの楽しい夢を見ることができるでしょう」

と喪黒は言い、

「さあおゆきなさい、『かぜどまり』の駅へ、ドーン!」

と指を差す。

 

夢野が指を差された瞬間ちょうど電車のドアが開き、夢野は指を差された衝撃でドアからまろび出し、ちょうど向かいの線に停まっていた下りの電車の中へとよろめきながら乗り込んでしまう。

 

「ああ!?」

と慌てる夢野だったが、下り電車のドアは閉まりそのまま走り出してしまう。

 

「はぁ…」

と肩を落とした夢野は、仕方なくガラガラの下り電車の座席へと座る。

 

『景色がいつもと逆に流れていく…下りの電車がこんなに空いていてのどかとは…なんとなくのんびりした気分』

といつもだったら乗らない下り電車の景色に新鮮さを感じる夢野は、いつの間にか下り電車の心地良さにリラックスして居眠りをしてしまう。

 

そんな夢野はフと目を覚ました時に、

『かぜどまり〜かぜどまり〜』

という電車のアナウンスを聞く。

 

「え?かぜどまり!?」

と聞き覚えのある駅名に一気に目を覚ました夢野は、慌ててその駅で飛び降りる。

 

かぜどまりの駅から出ると、そこには自然豊かな田舎の町、『かぜどまりの町』があった。

 

『のどかでいいところだな…』

と夢野が顔をほころばせながらその町を散策していると、『かなこ』という一軒の小料理屋を見つける。

 

ちょうどお腹が空いてきていた夢野はその小料理屋へとふらっと入ってみる。

 

小料理屋は綺麗な女将がひとりで切り盛りしており、夢野は女将に美味しい料理を出してもらってすっかりその小料理屋を気に入る。

 

『いいところだし、美味しい小料理屋もあるし…』

と、かぜどまりの町がとても気に入った夢野は、

「女将さん、この近くに旅館はありますか?この町なんだか気に入ったんで2.3日泊まってみたいんですよ」

と、女将に笑顔で話す。

 

すると女将は、

「あら、2.3日なら二階に部屋が空いてるからよかったらどうぞ」

と、快く小料理屋の二階を提供してくれる。

 

喜んだ夢野は女将の言葉に甘えることにして、小料理屋の二階に泊まらせてもらうことにする。

 

泊まるところを確保できた夢野は、その日一日かぜどまりの町でのんびりと過ごした。

 

次の日の朝、夢野が二階から一階の小料理屋へと降りてくると、女将が料理中に手に怪我を負って困り果てていた。

 

「怪我は大したことはないんですけどこれじゃあしばらく包丁が持てそうもなくて…でも店を休むわけにもいかなくて…」

と辛そうに話す女将に、

「だったら自分が手伝います!」

と、夢野は女将の店の手伝いを買って出る。

 

その日から夢野は女将を手伝いながら女将と一緒に店に立つようになる。

 

そんな夢野は、女将の側で手伝いをしている内にすっかり女将に惚れ込んでしまう。

 

『このままここに住んでずっと女将と一緒に生きていきたい…』

と夢野が思い始めた頃、夢野の前に再び喪黒が現れる。

 

「あ!あなたはいつかの…」

と、花畑に寝転んで休憩していた夢野が喪黒に驚いて身体を起こすと、

「どうです?下り電車に乗ってここへ来たことで気分一新できたでしょうな」

と喪黒は聞く。

 

「ええ、慌ただしい東京に比べるとここは別天地ですから!このままここでずーっと暮らそうかと思ってるくらいですよ」

と嬉しそうに返す夢野に、

「あなたが本当に気に入ってるのはこの町よりも女将さんでしょ?あそこにずーっと居座って居酒屋の板前にでもなりたいとでも思ってるんでしょう?」

と、喪黒は夢野の心情を言い当てる。

 

その通りだった夢野が気まずそうに言葉に詰まると、

「でもそれはいっときの夢として、そろそろ東京へ帰る潮時ですよ、会社には無断欠勤を謝って、また前の生活に戻るのです」

と、喪黒は言う。

 

喪黒の言葉に現実に引き戻された夢野は、

「…嫌です!僕は戻りませんっ!僕はここで第二の人生をやり直したいんです!」

と、苦しそうな顔で拒絶をするが、

「ダメです!ちょっとした気分で人生を好き勝手に生きるのはいけません」

と、喪黒はさらに夢野に帰るよう強く促す。

 

「でも、僕は…」

とそれでもまだ嫌がる夢野に、

「あなたはすぐに元の生活に戻るべきなのです!ドーン!」

と、喪黒は指を差す。

 

その後小料理屋の二階へと戻ってきた夢野は、

『僕は…僕は戻らないぞ!僕は初めて心から愛する人に巡り合ったんだから!』

と、絶対にこの町から離れないという意思を固くしていた。

 

そんな時、夢野のいる部屋へ、

「てめぇか!?人のうちに上がり込んで図々しく居候決め込んでやがんのは!?」

と、突然ガラの悪い男せいが乗り込んでくる。

 

「だ、誰ですあなた!?」

と、夢野が怯えながら聞くと、

「俺はよ!ここんちの兄貴なんだよ!」

と男せいは言い、驚く夢野に暴カを振るって力尽くで小料理屋から追い出す。

 

女将に挨拶をすることもできずに小料理屋を追い出されてしまった夢野は、仕方なくトボトボと駅へと向かう。

 

一方その頃小料理屋では、

「ごめんなさいねぇ、たっちゃんに嫌な役させちゃって…」

と、女将が夢野を叩き出した男せいへとお酌をしていた。

 

「いや〜いいんすよ、女将さんのためなら兄貴役でも旦那役でもなんでもやります」

と女将の言葉に苦笑いを返す男せいに、

「…ああでもしないとあの若い人、本気になりそうだったから。それに新しい人生を踏み出すほどもう私も若くないしね」

と、女将は困ったような少し寂しそうな顔で続ける。

 

そんな女将の胸中を知らない夢野は、ひとり泣きながら列車へと乗り込みかぜどまりの町をあとにするのだった。

 

『下り電車への招待』のレビュー

 

この話は第99話『夜行列車』にも登場した女将が再度登場しますね。

 

『夜行列車』と同じくまたもや客に惚れられる女将さん、本当この人もなかなかインパクトが強いいいキャラをしていますよね…。

 

誰にでも優しい純粋な善人にも見えますし、男を無意識?に誑かすとんでもない悪女にも見えます。笑

 

それにしてもこの回は、喪黒さんの「ドーン!」のシーンがとても幻想的で好きです(8∶55〜8∶59)

 

「ドーン!」した瞬間に周りの花畑の花びらが一斉に『フ…ブワッ!』と空高く舞っていく演出。

 

いいですねこの演出、幻想的かつダイナミックです。

 

喪黒さんと夢野さんと花びらとがすべて逆光になって影になっているのも、ここでいきなりすべての音が消えて無音になっているのもいい感じに不気味で好きです。

 

引用元:笑ゥせぇるすまん『下り電車への招待』

 

あとこの話は、大平透さんが喪黒福造の声を演じている最後の話ですね。

 

これ以降大平さんバージョンの喪黒福造は見られないのでなんだか悲しいです。

 

最後だからかわかりませんが、いつもだったらタイトルが表示されるのと同時に入る「オーホホホホホホ」という喪黒さんの笑い声がこの回には入っていないのですよね。

 

この回では『下り電車への招待』と表示されるタイトルの部分(1∶00〜1∶04)が無音になっています。

 

ちょっとした違和感と特別感がいいですね。

 

それと、話の最後の、

「人生横道に逸れるのはちょっぴりにしといた方がいいですなぁ、しかし人様の心の隙間を埋めるのにも少々疲れましたよ、わたしもひとつ当てのない旅にでも出ましょうかねぇ、オーホホホホホホ」

と言う喪黒さんのセリフにちょっと泣けますね。

 

大平さんバージョンの喪黒福造は、このセリフの通り当てのない旅にでも出てしまったかのようにもう二度と見られなくなってしまいました。

 

やっぱり初めて見たのが大平さんの声の喪黒福造だったからか、私は喪黒福造の声はどうしても大平さんがいいと思ってしまうのですよね。

 

思い入れが強いです。

 

大平さんの低いんだか高いんだかわからない、かすれてひっくり返りまくっている、不気味かつキュートな喪黒福造の声が大好きでした。

 

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