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【90年前のBL】江戸川乱歩の『孤島の鬼』が腐女子を荒れ狂わせたのでその魅力を語る!【あらすじ・レビュー・登場人物紹介】

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※腐女子が荒れ狂っています。

腐女子が嫌いな方、『孤島の鬼』を腐女子目線で見たくない方は、ブラウザバックをお願いいたしますm(_ _)m

 

江戸川乱歩の『孤島の鬼』がBLすぎた…

好き… _:(´ཀ`」 ∠):_

 

ということで、今回は、

『腐女子目線で魅力を語る、孤島の鬼レビュー』

をご紹介していきたいと思います!

 

※ちなみに、江戸川乱歩の『孤島の鬼』はコミカライズもされているようですが、私が読んだのは原作の方です。

 

 こっち↓

 

 

 

あらすじ

 

※以下微妙にネタバレを含みます

 

蓑浦(みのうら)には、結婚を考えていた恋人がいた。

しかし、その恋人はある日無残にもころされてしまう。

蓑浦は、自分の恋人をころしたのは、自分に好意を寄せている友人 諸戸(もろと)の仕業ではないかと考える。

しかし、話を聞く内に、諸戸は犯人ではなく自分と同じ犯人を追っている側の人間だと気づく。

2人は協力し、蓑浦の恋人をころした真犯人を追っていく。

そんななか、2人は諸戸の故郷である孤島に、この事件の重大な鍵が眠っていることに気づく。

2人は真犯人と事件の謎を追うために孤島に向かう。

しかし、そこには2人が考えている以上に恐ろしい真実が待ち構えていた…。

 

主人公大好き!ヤンデレ“諸戸”がたまらん

 

腐女子的には、とにかく主人公の蓑浦(みのうら)と、その友人諸戸(もろと)との関係がたまりません!

無自覚小悪魔 蓑浦と、好青年ヤンデレ諸戸。

「腐女子を56しにかかってるの!?」

と思うくらい美味しい関係でした(しかも2人とも美青年///)

 

とくに、蓑浦に一途な諸戸がたまりません!!

諸戸はノnケの蓑浦にてんで相手にされていないのですが、それでも健気に想い続けます。

その不憫さがたまりません。

しかも、不憫キャラなだけではなく、少々ヤンデレキャラでもあります。

 

蓑浦には結婚を考えている恋人がいるのですが…そんな蓑浦を見ても諸戸は諦めません。笑

諦めないどころか…

なんと、蓑浦の恋人に求婚しだし、蓑浦から女を引き離そうとします。

 

なにそのヤンデレ思考!!?

捨て身のヤンデレ思考!!

たまらん//////

 

諸戸の方が少し年上なのですが、物腰柔らかく丁寧で、年下の蓑浦にも偉そうにするところがありません。

それどころか、大好きな蓑浦の顔色を伺って少しオロオロするようなところもあります。

…こういう、主人公大好きわんわんお(ヤンデレ風味)なキャラってたまらんのですよね。

個人的にめっちゃ好みです。笑

(『咎狗の血』のケイスケとかも大好きでした)

 

話の中盤に、諸戸の、

『いざとなれば、君の愛した初代さんのためなら、肉親はおろか僕自身の命をかけても惜しくは思わぬ』

というセリフがあるのですが、…まぁこのセリフはあることへの罪の意識から出た言葉というのもあるのですが、それにしたって、

「お前、自分を愛してくれない相手に対してすごいこと言うな!?」

と、ニヤニヤしてしまいました。

『僕は君と離れては寂しくて生きていられないことがしみじみわかった』

というセリフもあり、

「のあーーーーっ//////(ゴロゴロゴロゴロ)」

 ともなりました。笑

 

もう、蓑浦に対する諸戸の想いが一途を通り越して執着のレベルなのですよね。

てぇてぇ…

 

もろとを適当に翻弄する“蓑浦”がけしからん

 

諸戸(もろと)の自分への思いに気づいていながらも、さほど嫌とも思わず手のひらで転がし続ける蓑浦(みのうら)。

一緒に銭湯に行くのを拒否しなかったり、わざと手を握ったり肩を抱いたり…そんな思わせぶりなことを半ば意識的にしています。

しかし、諸戸の想いに答える気はさらさらない蓑浦。 笑

 

うーん、けしからんですね(もっとやれ)

 

ただ、ガチ翻弄ではなく、

『まぁ、嫌ではないし~』

『そういうのってなんかよくわからないし~』

といった感じで、自覚あれど無自覚といった感じに翻弄しています。

…一番たち悪いですね。笑

 

蓑浦は1度、酒に酔った諸戸に襲われかけてもいるのですが、それでも彼から離れようとしません。

ナメてますね。笑

 

しかし、物語の後半、彼はようやく、寝言でも立て続けに自分の名前を呼ぶ諸戸に対して、

『それほど私のことを想い続けている彼とこうして素知らぬ顔で行動を共にしているのは、あまりに罪深い業ではあるまいか』

と真面目に考え始めます。

 

真面目に考えるのおっそいなぁ。笑

もう結構行動を共にしてるよ!?

物語も佳境に入ってるよ!?

いまさら気づいたんかいっ!!

自分の小悪魔っぷりに!!

 

まぁ、そんなことを考えている暇もないくらい立て続けに2人は恐ろしい事件に巻き込まれていたので、そういったことにまったく考えが及ばなかったというのもわからなくはないのですが…

でも、それってたぶん物語の序盤、まだ殺人事件とか孤島の謎とかそんなことが起きる前、いうたらまだ恋人とも出会う前、自分を好きだという諸戸のことをバリバリ振り回していた頃に思ってもいいことだよ、蓑浦くん…。

 

ニブチンなのか、天然小悪魔なのか…

こういう悪意なく人を振り回すキャラ、嫌いではありません(…と思っていたのは途中までで、最後の方でマジでこいつ嫌いになりましたが。笑)

 

蓑浦は、恋人のかたきを討つために行った孤島で、秀ちゃんという美しい顔をした身体障害者の女の子に一目惚れをするシーンもあるのですが、これもなかなかに、

「おいおいおいおい。笑」

でしたね。

 

恋人のかたきは!?笑 

会って間もない秀ちゃんにうつつを抜かすなよ!

というか、

ずーっとずーっとずーっと自分のことを想い続けている諸戸のことをもっとちゃんと見てあげてよーーーっ!!笑

 

 

腐女子の荒れ狂ったレビュー

 

登場人物だけ見ると、『ちょっと変わった三角関係もの?』と思えるかもしれませんが、あくまでも話の主軸はミステリーです。

BLがメインではありません。

…まぁ、でもBLがかなり重要な物語の推進力になっているので、結構ガッツリ絡んではいるのですが。

ミステリーの方も、読むのが止まらなくなるくらい気になることの連続で、読んでいてとても面白かったです。

途中から財宝探しになるのですが、これも読んでいて結構ワクワしました。

 

とくに、最後に2人して洞窟の中で迷うシーンは手に汗握りましたね。

帰り道に通じる頼みの綱だったロープを誰かに切られてしまい、2人は複雑な洞窟の中で迷ってしまう…

しかもしばらくすると洞窟に海水が入り込んできて…

このあたりは、読んでいるこっちまで息苦しくなってきてドキドキしました。

 

…しかし、もっとドキドキしたのは、絶対絶命の中突如始まるBL的シーン。笑

蓑浦(みのうら)が溺れてしまわないように諸戸(もろと)が蓑浦の腰を抱き寄せるシーンがあるのですが、そのシーンが妙に意味ありげに描写されていてちょっとドキドキしてしまいました。

 

それにしても、絶命絶命の中、最後まで希望を失わずに冷静に蓑浦を励まし続ける諸戸は本当に頼もしいですね。

…これだけ精神力が強いから、きっと蓑浦のこともずっと想い続けていられるのでしょうね。笑

 

しかし、そんな諸戸も、大きな絶望を前にとうとう生きることを諦めてしまいます。

そしてポツリポツリと自分の秘密を話し始めます。

そんな中、諸戸は蓑浦の、

「君は、嫉妬、している」

という言葉をキッカケに、自分の気持ちを爆発させてしまいます。

 

ここからが、腐女子的にはもうハラハラドキドキなメインシーンですよ。笑

 

諸戸は、いままで抑え込んでいた蓑浦への気持ちを爆発させ、

『もうあとは死を待つだけだから!』

と、

『自分を受け入れてほしい!』

と、蓑浦に迫ります。

 

しかし、そんな諸戸の手を無情にも突っぱねてしまう蓑浦。

 

あー切ないなぁ…

切ねぇよぉ…

泣いちゃうだろぉ(私が)

 

こんな非現実的な状況でも、やはり諸戸のことを受け入れられない蓑浦なのです。

 

受け入れてやれよぉ…

泣いちゃうだろぉ(私が)

 

…しかし、突っぱねられても執念で押し倒す諸戸。笑

 

しかし、しかし、そんな2人の前に突如とくさんが現れ、途端空気が変わります。

…正直、とくさんが現れた時の安心感は異常でしだが、腐女子的には、

「いいところで現われてんじゃねーよ!(怒狂)」

でしたわ。笑

 

そして、まぁ、とくさんが現れてからは風向きがいい方向に変わり、全員洞窟からも出られ、なんやかんやで最終的にはハッピーエンドになるのですが…

あくまでもハッピーエンドになるのは蓑浦だけです。

 

諸戸はというと、最後が…最後が…

あぁああああぁあああぁぁあぁあぁあぁああぁあ

切ねぇよおおおおおおぉぉぉおぉおおおぉぉぉおぉ

諸戸に!諸戸に救いを与えてあげてーーーーっ!!!

 

マジで!!!

悲しすぎる!!!

泣く!!!

 

まぁ、諸戸も恋愛以外の点では救われたのでしょうが…

でもさぁ、あまりにもさぁ、恋愛的にさぁ、救いがないからさぁ、泣いちゃうよぉ。

 

あと、最後の方に、

『私は彼の状況を待って私の外科病院の医院長になってもらうつもりで楽しんでいたところ…』

という蓑浦のセリフがあるのですが、

おおぉぉまぁぁぁええぇぇぇーーー!!怒

今度は秀ちゃんとのラブラブ結婚生活を諸戸に無自覚に見せびらかすつもりだったのかよー!!?

 

こいつはもう無自覚小悪魔なんて可愛らしい代物ではないですわ。

こいつこそ本作に出てくる本物の鬼ですわ。

 www.netohapi.com

 

まとめ

 

江戸川乱歩の小説は好きで、いままで『芋虫』『鏡地獄』『人間椅子』『屋根裏の散歩者』とちょこちょこ読んではいたのですが、『孤島の鬼』は長編のためいままでなんとなく読む気がおきずスルーしていました。

…こんな腐女子に優しい作品だと知っていたらもっと早く読むべきでした。笑

『~かしら』とか『~くれたまえ』とか、やはり古い小説なのでちょいのちょいのセリフや言い回しは古いのですが…この古めかしい言い回しがだんだんクセになってくるのですよ!

なんというか、こういう古風で奥ゆかしい言い回し、意外とBLに合います。

新発見!

この古めかしい言い回し込みで萌えですわ。

 

しかし、やはりラストが…ラストが…あまりにも悲しい。

諸戸が可哀相すぎる…泣

途中からガッツリ諸戸に感情移入して読んでいたので、読んだあと1日2日なんだかどんよりしてしまいました。

やっぱり腐女子としては、もう少し諸戸にも救いをあげてほしかったですねぇ。

恋愛的な救いをね。

でも、悲恋で終わるからこそ、最後の通知状に書かれた一文がグサーッと刺さりますけどね。

「せめてこの通知状に書かれた一文が、蓑浦の一生の傷になればいいよ」

と思ってしまいました。

…が、たぶんこいつすぐに忘れそうですね。笑

 

ああああああああああああああああああああああああ

 

 

※声優 宮野真守が名場面を朗読しているCD付き文庫なんてものもあるみたいですよ。

諸戸の方を演じているようです。怪演らしいです。

…聞いてみたい。笑

 

 

腐向け、諸戸×蓑浦、諸蓑

イラスト:ネイト二世 様