引用元:笑ゥせぇるすまん『カラオケ症患者』
今回はアニメ『笑ゥせぇるすまん』の、
「第45話『カラオケ症患者』のネタバレ・レビュー」
についてご紹介していきたいと思います!
「この話の流れを簡潔に知りたい」
「この話のおさらいをしたい」
「この話のオチってどんなだったっけ?」
と気になる方はぜひご覧ください。
- 『カラオケ症患者』はこんなお話
- 『カラオケ症患者』のあらすじ
- 『カラオケ症患者』のレビュー
- 【全話】『笑ゥせぇるすまん』のネタバレ・レビュー
- 【小ネタ】『笑ゥせぇるすまん』の面白記事まとめ【作画ミスなど】
『カラオケ症患者』はこんなお話
バドエン度 ★☆☆☆☆
怖さ度 ☆☆☆☆☆
グ口度 ☆☆☆☆☆
『カラオケ症患者』のあらすじ
歌うことが苦手な、サラリーマンの空尾 慶一(からお けいいち)30歳。
空尾は歌が下手で歌うことが苦手なため、上司や同僚にカラオケに付き合わされることを苦痛に感じていた。
上司や同僚は空尾が歌が苦手なことを知っているため空尾にマイクが回って来ることはなかったが、空尾は上司や同僚の下手な歌をただ聞いているのも苦痛だった。
そんな空尾は、ある日街で喪黒福造と出会う。
「僕は歌はまったくダメでして…」
と言う空尾に、
「今や誰でも手軽にマイクを握れる時代です、会社の同僚上司社長、カラオケ嫌いで付き合い下手となると会社での出世にも影響するでしょうなぁ」
と返す喪黒は、
「どうでしょう?自宅用のいいカラオケセットがあるんですがお試しになりませんか?」
と、空尾に自宅用のカラオケセットを勧める。
翌日、
「あなた!あなたちょっと来て!」
と焦ったように起こしに来た妻に連れられて空尾が自宅のアパートの一室に行くと、そこにはドーム型の大きなカラオケセットが置かれていた。
人ひとりが入れるような透明のドーム型のカラオケセットを見た空尾は、
『…喪黒さんが送ってきたのか!?』
と戸惑いつつも、『…せっかくだから』とカラオケセットに入り歌を歌ってみる。
しばらくひとりで黙々と歌を練習している内に空尾はだんだんと歌がうまくなり、歌うことが楽しくなってくる。
数日後、空尾はすっかり歌がうまくなり、カラオケセットの中以外でも気軽に歌が歌えるほど歌が好きになっていた。
そんな空尾を見ながら、
「カラオケ嫌いが随分変わるものねぇ」
と、妻は笑顔を浮かべる。
カラオケが上達した空尾は、後日再び会った喪黒にカラオケがある居酒屋で歌を披露する。
「やんややんや、これで初めてとは驚きましたなぁ」
と、歌を褒める喪黒は、
「これで度胸も付いたでしょう、次は課長に聞かせてあげたらどうです?」
と空尾に提案する。
「と、とんでもない!課長どころか他の人の前で歌うなんて自信が…」
と慌てる空尾に、
「大丈夫!あなたの歌声を聞いたらみんな呻りますよ」
と喪黒は言い、
「私があなたに気合を入れて差し上げましょう、ドーン!」
と指を差す。
翌日、空尾は課長から、
「空尾くん!今日は大事な取引先のウダさんを接待するんだ、付き合ってくれるね?」
と言われて、接待先のカラオケがあるバーへと連れて行かれる。
空尾と共にバーへと来た課長は、
「社長、早速口あてに一曲いかがですか?」
と、歌が好きなウダにカラオケを勧める。
しかしウダは、
「いやいやいや、まだエンジンかかっとらんよハハハハハ」
と笑い、
「そっちの君、歌ってみてよ」
と、空尾にカラオケを歌うように言う。
「いや〜こいつはダメですよ、いくらしごいてもからっきし歌えないんですから」
と空尾をバ力にするようなことを言う課長に、空尾はシュンと頭を下げるが、
『…空尾さん、歌うのです、歌うのです!』
と、どこかから聞こえてきた喪黒の声に勇気付けられ、
「…あ、あの!い、一曲だけでしたら!」
と、カラオケを歌ってみるとウダと課長に宣言する。
「ええ!?お前大丈夫か?」
と心配しつつも、
「…まぁ、最初に下手なのが歌えばあとが引き立ちますなぁハハハハハ」
とウダに向かって笑う課長の声を後ろに聞きながら、空尾はカラオケの前へと行き勇気を出して歌い始める。
緊張しつつも音を外すことなく順調に歌う空尾に課長は驚き、ウダは、
「…なんだ、なかなかうまいじゃないか」
と、笑顔を浮かべる。
歌っている内にだんだんと調子が出てきた空尾はその後気持ち良く一曲を歌い上げ、バーの女せいや客から拍手喝采を受ける。
「うまいじゃないか」
と空尾の歌に満足したように笑い、
「じゃあ、次は私が…」
と席を立とうとするウダだったが、
「それでは、アンコールにお答えしてもう一曲」
といい気分になった空尾が再び歌い始めたため、ウダは仕方なくもう一曲空尾の歌を聞くことにする。
しかし歌う度に拍手喝采となる気持ち良さに味を占めたのか、その後空尾はまったくマイクを手放そうとせず次から次へと歌を歌う。
いい加減イライラし始めたウダに課長は青ざめ、
「センキューセンキュー!ではまたまたアンコールにお答えしてー」
と、機嫌良く何曲目かを再び歌い始めようとしていた空尾から、
「バ力ッ!いい加減にしろ!」
とマイクを取り上げ、
「ウダ社長!さささ、どうぞ」
と、苦笑いをしながらウダにマイクを渡す。
「うむ、すまんね」
とマイクを受け取ったウダは『やっと歌える』と歌を歌い出すが、ダミ声で下手なウダの歌に我慢がならなかったのかすぐに横から空尾がウダに被せるように歌い始めてしまう。
そんな空尾にここまで耐えてきたウダも流石に腹を立て、
「んんんんん…!いい加減にしろっ!」
とマイクを床に投げ、
「例の取引はなかったことにしてくれたまえ!」
と、課長に怒鳴ってバーを出て行ってしまう。
「待ってください〜!」
と青ざめた課長は、
「空尾ー!」
と、すぐさま空尾に駆け寄り、
「いつまで歌ってやがる!さあウダ社長のあとを追って謝って来い!さあ!」
と、未だに歌い続けていた空尾を入口に向かって突き飛ばす。
突き飛ばされた空尾はテーブルにぶつかり料理などをぶちまけて派手に転倒するが、それでも尚マイクを離さずに目をかっぴらいて歌い続けていた。
翌日、空尾の会社では、
「バ力モンがー!取引をぶっ潰した上にまだ出社してないのかー!」
と、課長が空尾が出社して来ないことに腹を立てていた。
怒った課長はそのまま空尾の自宅へと電話をかける。
『はい、空尾です…』
と電話に出た空尾の妻に、
「奥さん!空尾君は今日は出てこんのですか!?」
と、課長は問い詰めるが、
『それが…出て来ないんです…どうしても出て来ないんです…!』
と、妻は泣きながら要領を得ないことを言う。
そんな妻の後ろでは、自宅用のカラオケセットの中に入った空尾が歌を歌い続けていた。
バーから帰ったあとずっとカラオケセットの中で歌い続けていた空尾の喉は潰れてガラガラになっていた。
目は充けつし涙と涎を垂らした空尾は、それでも歌うことをやめられずに笑いながらマイクを手放さずにいた。
そんな空尾の自宅アパートの前にいた喪黒は、
「やれやれ、カラオケ症候群にかかったら治す薬はないようですな、歌は流れるあなたの胸に〜彩雲〜…おーっとっと、私までカラオケ病にやられそう、オーホホホホホホ」
と、ひとりごちながら去って行くのだった。
『カラオケ症患者』のレビュー
この話は第114話『カラオケパレス(SP)』と少し似ていますね。
『カラオケパレス』の客の端目さんもカラオケが好きでマイクが手放せないキャラでした。
同じカラオケの話なので「どっちがどういう話だったっけ?」とちょっと混乱します。笑
しかし『カラオケパレス』の端目さんもそうでしたが、他の人もいるのにマイクを手放さないというのは迷惑ですね…。
あと、最後に喪黒さんが持っていたのはマイクかと思いきやアイスでした。笑
『カシュ』っと食べていて可愛かったです。
一口でアイスの部分全部いってますね。
引用元:笑ゥせぇるすまん『カラオケ症患者』
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