引用元:笑ゥせぇるすまん『カラオケパレス』
今回はアニメ『笑ゥせぇるすまん』の、
「第114話『カラオケパレス(SP)』のネタバレ・レビュー」
についてご紹介していきたいと思います!
「この話の流れを簡潔に知りたい」
「この話のおさらいをしたい」
「この話のオチってどんなだったっけ?」
と気になる方はぜひご覧ください。
あらすじ・レビューにネタバレを含みます。
セリフは省略しているため一語一句同じではありません。
ご了承ください。
- 『カラオケパレス』はこんなお話
- 『カラオケパレス』のあらすじ
- 『カラオケパレス』のレビュー
- 【全話】『笑ゥせぇるすまん』のネタバレ・レビュー
- 【小ネタ】『笑ゥせぇるすまん』の面白記事まとめ【作画ミスなど】
『カラオケパレス』はこんなお話
バドエン度 ★☆☆☆☆
怖さ度 ☆☆☆☆☆
グ口度 ☆☆☆☆☆
『カラオケパレス』のあらすじ
カラオケが大好きな、サラリーマンの端目 和久(はため かずひさ)34歳。
端目はカラオケが好きでよく同僚たちとカラオケに行っていたが、カラオケが好きすぎるあまりマイクを持つと周りが見えなくなり人が予約した曲まで歌ってしまうため同僚たちから煙たがられていた。
そんな端目は、ある日カラオケ店で喪黒福造と出会う。
「いや~マイクを握るとつい夢中になって…下手の横好きどころか縦横十文字に好きなんです」
と、その日もいつの間にか同僚たちに逃げられてひとりぼっちになっていた端目が肩を落としながら喪黒に話すと、
「そんなにカラオケがお好きなら私がいいところへご案内いたしましょう」
と喪黒は言い、端目を山奥にあるKARAOKE PALACE(カラオケパレス)というカラオケ店へと連れて行く。
高級そうな建物のカラオケパレスに端目が圧倒される中、
「上流社会の人たちが思いっきりカラオケをエンジョイするために作られたメンバーズオンリーの宮殿なのです」
と喪黒は説明し、端目をカラオケパレスの控え室へと連れて行く。
控え室にはステージ衣装がたくさん収納されたクローゼットとメイキャップルームがあり、端目はその衣装に着替えてメイクをするように言われる。
「本格的〜!」
と喜ぶ端目だったが、いざ衣装に着替えてメイクをすると端目は喪黒に舞台袖へと連れて行かれて、
「さぁ端目さん、あそこへ行って歌うのですよ」
と、観客がたくさん入った舞台を指さしながら言われる。
歌は歌いたいけれどとてもこんなところでは歌えないと怖気づく端目は、
「も、喪黒さん、と、とってもこんなところでは気後れして歌なんて歌えませんよぉ…」
と舞台袖から出ていくことができずに震えるが、そんな端目に喪黒は、
「なぁに気にすることはありませんよぉ、あのお客さんたちはホログラフィ、立体映像なんですよ」
と言い、客席に降りて走り回り客たちは全員立体映像だと証明する。
「へー!こりゃあすごい!」
と感心した端目は、
「…そうと分ければ!」
と緊張が解け、舞台に出ていき得意気に歌い出す。
大きな舞台でたくさんの観客たちの歓声を浴びつつ思いっきり歌うことができた端目は、結局舞台上で30曲も歌い続けた。
気持ちよく歌うことができすっかりカラオケパレスのことが気に入った端目は、帰りに喪黒から、
「これ差し上げましょ、このカードをご利用になれば今後も費用はすべてタダです」
と、喪黒からカラオケパレスのメンバーズカードを差し出される。
「え!?こんなもんもらっちゃってもいいんですか?」
と驚く端目に、
「ただし、他の人を連れて行っちゃあダメですよ」
と、喪黒は忠告をする。
喪黒の忠告に、
「わかりました!」
と端目は答え、
「僕もツレに気を遣わずに思いっきり歌いたかったんです!しかも大観衆の前でなんて最高ッス」
と、喜んでメンバーズカードを受け取る。
喪黒からカラオケパレスのメンバーズカードをもらった端目は、その日から仕事が終わるとすぐに会社から帰りカラオケパレスへと行くようになる。
そんな端目に同僚たちは、
「あんなにカラオケ好きだったのにちっとも誘わなくなったなぁ」
「いくらやってもうまくならないんで嫌になったんじゃないか?」
と、不思議がりながらも笑い合っていた。
そんなある日、端目は同僚たちから、
「おい端目、この頃ちっともカラオケ誘わねぇなぁ、たまにはどうだぁ」
と、久しぶりにカラオケに誘われる。
しかし端目は、
「そんじゃそこらのカラオケボックスじゃねぇ…僕は最高の舞台でしか歌わないことにしてるんだ」
としたり顔で答え、同僚たちの誘いを断る。
「最高の舞台だってぇ?それなら俺たちも連れて行けよ」
と言う同僚たちに、
「いや、メンバー以外は入れないんだ」
と端目は自慢気に答えてそのまま帰ろうとするが、
「…そんないい加減なこと言って、どうせ嘘なんだろ!」
と同僚のひとりに挑発され、
「なにぃ!?」
と思わず挑発に乗ってしまい、同僚たちをカラオケパレスへと連れて行ってしまう。
同僚たちをカラオケパレスへと連れて来た端目は、カラオケパレスの豪華さに圧倒される同僚たちをしり目に、
「さぁ遠慮はいらないからどれでも好きな衣装を選べよ、僕は先にメイクしてくるからなぁ」
とドヤ顔で同僚たちを控え室のクローゼットの前に案内し、自分はメイキャップルームへと入る。
しかし端目がメイキャップルームに入ると、そこには喪黒がいた。
「も、喪黒さん!?」
と驚く端目に、
「端目さん約束破りましたねぇ、他の人たちを連れてきちゃダメだと言ったでしょう」
と、喪黒は言う。
「い、いや〜あのそのつい、ぼ、僕はやっぱりホログラフィより本物の観客の前で歌いたくなってぇ、それで友達を…」
と端目は焦りながらバツが悪そうな顔で答えるが、そんな端目に喪黒は、
「そうですか、それじゃよりリアルな舞台をあなたのために用意しましょう、ドーン!」
と指を差す。
その後端目は衣装に着替えて舞台へと上がる。
観客が拍手と歓声で迎える中いつも通り気持ちよく歌い始める端目だったが、端目が歌い始めてからしばらくすると笑顔だった観客は次第に顔をしかめて耳を塞ぎ始める。
そしてその内、
「やめちまえ」
「もう聞きたくなーい」
「引っ込めぇ!」
「帰れぇー!」
とブーイングをしだし、手当たり次第に舞台上の端目に物を投げつけ始める。
舞台袖からそれを見ていた端目の同僚たちは、
「…どうなってんだこりゃあ!?」
と目を白黒させる。
観客のブーイングはやがて、
「カエレ!カエレ!カエレ!カエレ!」
という大合唱になり、端目へ投げつけられる物もどんどんと増えていく。
大ブーイングを受けて観客の投げる物で顔も服も汚れていく端目だったが、もはや引っ込みがつかなくなったのか端目はヤケになったように笑いながら舞台上で歌い続けるのだった。
『カラオケパレス』のレビュー
喪黒さん、端目さんが歌う度にいちいちこっそりと耳栓を付けていて笑いました。
そんなに聞くに堪えない感じですかね?
私はそこまで端目さんの歌、下手に感じませんでしたけどね。笑
あと最初に端目さんがカラオケパレスの舞台に上がる時、喪黒さんは別に衣装に着替える必要はないのに喪黒さんもちゃっかり衣装に着替えてバッチリメイクまでしているのにも笑いました(この記事の一番上に貼ってある画像の姿)
ノリが良くて可愛いですね。
それと…喪黒さんの最後の「ドーン!」の時の姿ですよ!
メイキャップルームにいたので喪黒さんはメイクさんに化けていましたが、とんでもない迫力でしたね。笑
喪黒さんは今までいろいろな姿に化けてきましたが、その中でも今回のメイクさんはかなり衝撃的でした。
ちなみにこの喪黒さんがメイクさんに化けている姿のシーン、ちょっと作画ミスがあるのですよね。
こちらの『笑ゥせぇるすまんの作画ミス⑤』にまとめてありますので、気になる方はぜひ確認してみてください↓
最後は大ブーイングを受けた端目さんでしたが、実際に投げつけられるものが顔や身体にあたり、投げつけられる飲み物などで顔や服が汚れていっていたので、最後の観客はホログラフィではなく本物だったのでしょうね。
しかし喪黒さんの忠告を守らなかった割にはぬるい制裁ですかね?
ただブーイングを受けただけですし。
…まぁ本人からしたらトラウマレベルの大ダメージかもしれませんけどね。
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