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『重役と窓際』のネタバレ・レビュー【笑ゥせぇるすまん】

引用元:笑ゥせぇるすまん『重役と窓際』

 

今回はアニメ『笑ゥせぇるすまん』の、

「第30話『重役と窓際』のネタバレ・レビュー

についてご紹介していきたいと思います!

 

「この話の流れを簡潔に知りたい」

「この話のおさらいをしたい」

「この話のオチってどんなだったっけ?」

と気になる方はぜひご覧ください。

 

20211031021617

あらすじ・レビューにネタバレを含みます。

 

セリフは省略しているため一語一句同じではありません。

 

ご了承ください。

 

 

『重役と窓際』はこんなお話

 

バドエン度  ★★★★☆

怖さ度    ★★★★☆

グ口度    ☆☆☆☆☆

 

『重役と窓際』のあらすじ

 

毎日忙しく働いている、会社重役の日眞賀 星也(ひまが ほしや )48歳。

 

日眞賀は毎日暇が無いほどに忙しく、向かいの会社のビルの昼寝ばかりしている窓際族の男せいを密かに羨ましいと思っていた。

 

そんな日眞賀は、ある日会社で喪黒福造と出会う。

 

喪黒に魔の巣へと連れてこられた日眞賀は、

「毎日朝から晩まで会社のために働き続けて、たまには窓際族のようにのんびりしたいと思いませんか?」

と喪黒から聞かれて、

「それは、正直言ってたまには…」

と、バツが悪そうに答える。

 

すると喪黒は、

「いい人を紹介しましょう」

と言い、

「日陰商事の窓辺一郎さんです」

と、日眞賀にとある男せいを紹介する。

 

その男せいは、日眞賀がいつも羨ましいと思っていた向かいの会社のビルの窓際族の男せいだった。

 

「あ!あなた隣のビルの居眠り男…」

と驚く日眞賀に、

「お、おたく日照物産の重役さん…!」

と、窓辺も驚く。

 

窓辺からも、普段向かいの会社のビルでバリバリと働く日眞賀の姿が見えていたのだった。

 

「窓辺さんはそろそろ定年、居眠りしようが本を読もうが誰にも文句を言われない窓際族なのです」

と、窓辺について説明する喪黒に、

「いやなんとも羨ましいですなぁ」

と、日眞賀は窓辺を羨ましがる。

 

しかし窓辺は、

「いえ、私はあなたが羨ましい…私だってバリバリ働きたいのです、しかしこの年になると重役コースから外れた私のような者には仕事がないのです」

と、逆に日眞賀を羨ましがる。

 

そんな2人に喪黒は、

「いっそのこと入れ替わったらどうですか?」

と言い、日眞賀と窓辺の眼鏡を入れ替えて髪形や髭などを調節して、日眞賀を窓辺に見えるように窓辺を日眞賀に見えるようにする。

 

日眞賀と窓辺の顔は元々似ていたためか、2人は喪黒に調節されたことで完全に入れ替わる。

 

「ああ!私そっくり!信じられん…」

「あ!私そっくり…」

と、お互いに自分にそっくりになった相手の顔に驚く2人に、

「これで2人は入れ替わりました、時々こうしてお互いに入れ替わって息抜きをしてみてはいかがです?2人共お互いが見えるところで仕事しているのですから何かあったら連絡を取り合えばいいのですよ」

と喪黒は言い、

「ストレスを解消するにはまたとないチャンスですよぉ、さぁ入れ替わるのです、ドーン!」

と、2人に指を差す。

 

次の日、2人は入れ替わったままお互いの会社へと行きお互いの振りをして過ごす。

 

日眞賀は窓辺の振りをして思う存分窓際で昼寝を楽しみ、また窓辺は日眞賀の振りをして憧れの重役としてバリバリと仕事をこなした。

 

わからないことはお互いに電話で聞き合い、2人は問題なく別人の振りをすることができた。

 

このことに味を占めた2人は、その後も時々入れ替わってはお互いの人生を堪能するようになる。

 

そんなある日、2人は再び喪黒に会う。

 

「いや〜お陰様で時々息抜きができるようになりましたよ」

「私も夢に見た重役気分を味わっています」

と満足そうに話す2人に、

「いっぺんに2人も幸せにできて私も嬉しい限りですよぉ」

と、喪黒は返す。

 

しかし喪黒は続けて、

「日眞賀さん、ご忠告しておきますが窓辺さんの身代わりでいる間は働こうなんて気を起こしてはいけませんよぉ」

と、日眞賀に忠告をする。

 

「どうして働くんです?私はのんびり昼寝したいだけですよ」

と、そんなことはあり得ないと笑う日眞賀に、

「それなら結構、窓際族が働き出したら会社の秩序が壊れますからねぇ、日眞賀さんはワーカーホリックなところがありますから気を付けてください」

と、喪黒は言う。

 

喪黒から忠告をされた翌日、日眞賀はその日も窓辺の会社へと来て窓辺の振りをして居眠りをしていた。

 

そんな日眞賀に、

「窓辺さん、課長が暇ならこれに目を通してほしいって、ミツヅミ物産との急ぎの契約書です、課長は今お忙しくって…」

と、会社の女せいが声をかけてきて契約書を渡していく。

 

『窓際族に仕事が来るなんて珍しいな…』

と思いつつも日眞賀が何気なくその契約書を見ると、契約書はなんとも杜撰な作りだった。

 

「なんだいこりゃあ!?」

と驚いた日眞賀は、

「課長なんですかこれは!?こんなデタラメな契約書でトラブルが生じたら会社は大損ですよ、私だったらすぐにでも先方と契約を煮詰めていますがねぇ」

と、思わず課長に意見をしに行く。

 

すると「そ、そりゃあ大変だ!」と慌てた課長は、

「じゃ窓辺さん!すぐに九州に飛んでいただけませんか!?ぜひお願いしますよぉ」

と、困ったように日眞賀に頼む。

 

『窓辺の身代わりでいる間は働いてはいけない』と喪黒に忠告をされていた日眞賀だったが、課長に頼られて悪い気がしなかった日眞賀はこの仕事を引き受ける気になり九州へと行くことにする。

 

日眞賀は九州へ行く前に自分の振りをして働いている窓辺に事情を説明し、

「商談は早めに切り上げてゴルフ三昧でも楽しんできたいのですが」

と、仕事のついでに一週間ほど九州で過ごしてきたい旨を伝える。

 

すると窓辺は、「ここ最近日眞賀さんの振りもすっかり板についてきたので問題はないでしょう」ということで、

「あ、どうぞどうぞ、こちらはご心配なく!」

と、快く日眞賀を九州へと送り出す。

 

窓辺の承諾が取れた日眞賀は、

「それじゃあ代役よろしくお願いいたします」

と一週間の自分の代役を窓辺に頼み、九州へと飛び立つ。

 

一週間後、九州での商談を終えた日眞賀はそのあとゴルフも楽しんですっかり日焼けをして帰って来る。

 

「ああこの一週間羽を伸ばしたな」

と満足気に笑う日眞賀は、

「さて、久しぶりに自分の会社に顔を出してみるかぁ」

と、そのまま自分の会社へと行く。

 

会社へと着き重役室へ入ると、中には部下の花山がいた。

 

「…誰かね?」

と、日眞賀のデスクに着きながら日眞賀に向かって不思議そうに聞く花山に、

「なんだ花山か、眼鏡が違うが俺は日眞賀だ」

と、日眞賀は答える。

 

すると花山は、

「そ、そんなはずはない…」

と、何故か真っ青になりながら椅子から立ち上がり、

「ひ、日眞賀さんは、先日会議中に脳卒中で…あっという間だった、葬式もとっくに済んだし、後任には私が推薦されたんだ…!」

と、日眞賀さんはとっくに亡くなっていると震えながら言う。

 

「そ、それじゃあ窓辺さんが…!」

と、『自分の振りをしていた窓辺さんがそのまま亡くなったのか!?』と驚く日眞賀に、

「…あんた日眞賀さんに似ているが、あの人はそんなに色が黒くないぞぉ」

と、花山は不審そうな目を向ける。

 

「いやぁこれは九州へ出張して…」

と、しどろもどろになりながら答える日眞賀に、

「日眞賀重役は毎日のように会議で忙しくて九州なんかに行く暇などなかったはずだ!」

と、花山は声を荒げ、

「おいっ!誰か来てくれ!日眞賀さんの偽物が現れたぁ!」

と、内線で助けを求める。

 

「おいっ!バ力モン!俺は本物だっ!」

と慌てて花山から電話を取り上げようとする日眞賀だったが、ドタバタと助けに入って来た社員たちに取り押さえられて日眞賀はそのまま会社の外へと叩き出されてしまう。

 

叩き出された日眞賀が会社の前で倒れていると、そこへ喪黒がやって来る。

 

「あ、も、喪黒さん!?」

と、喪黒に気付いた日眞賀は、

「私が日眞賀だということをみんなに証明してくださいっ!」

と、必タヒに喪黒に縋り付く。

 

しかし喪黒は、

「あなたは窓辺さんです」

と言う。

 

「ち、違います!私は…」

と狼狽える日眞賀に、

「これがあなたの望みだったはずです、あなたは残りの人生を窓辺さんとして生きていくのです、ドーン!」

と、喪黒は指を差す。

 

ハッと日眞賀が目を覚ますと、そこはいつもの会社の窓際だった。

 

向かいのビルでは花山がバリバリと仕事をしている。

 

しかし日眞賀はすぐに興味のなさそうな顔で花山から目を逸らすと、再びすやすやと居眠りを始める。

 

そんな日眞賀が居眠りをするビルの前にいた喪黒は、

「人間持って生まれた運命に逆らっちゃあいけないのでしょうなぁ、出世した人しない人、それなりの不満や幸せがあるものです、隣の芝生が青く見えると碌なことはないようですよぉ、オーホホホホホホ」

と、ひとりごちながら去って行くのだった。

 

『重役と窓際』のレビュー

 

これは怖いですね。

 

自分を自分だと証明できないってすごく怖いことですね。

 

自分が日眞賀さんの立場だったらどうやって周りに証明したらいいんだろうと考えてしまいました。

 

考えてみたらどこかに指紋を登録したりDNAを登録したりしているわけではありませんしね。

 

自分の振りをしていた人がタヒんで戸籍上から消されたら、もう「タヒんだのは自分ではない!自分は生きている!」と証明する術がありませんよね。

怖い話です。

 

しかし最後日眞賀さんは自分の運命を受け入れている感じでしたね。

 

喪黒さんに「あなたは残りの人生を窓辺さんとして生きていくのです、ドーン!」とされて、自分は窓辺であると完全に思い込んでしまったのでしょうかね。

 

まぁこれはこれで良かったのかもしれませんけれどね。

自分は日眞賀だと誰にも分かってもらえずに寂寥感にかられて生きるよりかは…。

 

そもそも日眞賀さんは窓際族のようにのんびりしたいと望んでいたわけですしね。

 

次の話(31話)↓

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前の話(29話)↓

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