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『乗車拒否』のネタバレ・レビュー【笑ゥせぇるすまん】

引用元:笑ゥせぇるすまん『乗車拒否』

 

今回はアニメ『笑ゥせぇるすまん』の、

「第36話『乗車拒否』のネタバレ・レビュー

についてご紹介していきたいと思います!

 

「この話の流れを簡潔に知りたい」

「この話のおさらいをしたい」

「この話のオチってどんなだったっけ?」

と気になる方はぜひご覧ください。

 

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あらすじ・レビューにネタバレを含みます。

 

セリフは省略しているため一語一句同じではありません。

 

ご了承ください。

 

 

『乗車拒否』はこんなお話

 

バドエン度  ★★☆☆☆

怖さ度    ★☆☆☆☆

グ口度    ☆☆☆☆☆

 

『乗車拒否』のあらすじ

 

近場の客でも断らない、タクシー運転手の大井 卓司(おおい たくし)33歳。

 

大井は気が弱いため近場を指定していた客でも断ることができず、いつも営業成績が振るわずにいた。

 

そんな大井は、ある日喪黒福造と出会う。

 

客として大井のタクシーに乗り込んできた喪黒は、

「いや〜あなたは実に立派です、近い距離を乗車拒否もせずに、まさにタクシードライバーの鑑ですな」

と、近場を指定したにも関わらず乗車拒否をしなかった大井を褒める。

 

しかし大井は、

「からかわないでください、気が弱くて乗車拒否ができないだけです、いつも水揚げが悪いって会社から叱られてばかりいるんですから…」

と、泣きそうな顔で答える。

 

そんな大井に、

「いや〜あなたのような模範運転手が稼げないのは日本の運輸行政がなってないからですよ、よろしい、私があなたの売上を増やして差し上げましょう」

と喪黒は言い、

「これを運転席の近くに置いておくのです」

と、手のひらサイズの小さな張り子の虎を差し出す。

 

「中国では虎は一夜にして千里を走ると言われています、この虎はタクシードライバーにとって幸運のお守りなのです、これを付けていればきっといいお客に当たります」

と、張り子の虎について説明する喪黒に、

「…本当ですかぁ?」

と、大井は疑り深そうな顔をする。

 

そんな大井に、

「毎日誠実にお客様にはいい気分で乗せてあげること、そうすれば必ず良い結果が出ますよ」

と喪黒は言い、続けて、

「ただし乗車拒否だけはしないでください、一度お客さんを乗せたらたとえ近くでも決して断ってはいけません」

と、忠告をする。

 

「え、ええ、私は今まで一度も乗車拒否したことありませんから…」

と、焦ったように言う大井に、

「よろしい、あなたの売上は必ず伸びます、必ず伸びーるー、ドーン!」

と、喪黒は指を差す。

 

翌日、大井は喪黒からもらった張り子の虎を自分のタクシーのミラーにぶら下げるようにして付けてみる。

 

するとその日から遠方を指定する客や「接客態度が気に入った」と料金を多めにくれる客に恵まれて、大井はどんどんと売上を伸ばしていく。

 

調子良く稼げるようになってきた大井は、

「こりゃあツイてきたぞぉ、張り子の虎様々だぁ!ハハハハハ」

と、ご機嫌になる。

 

売上が上がったことで同僚たちからも、

「すごいなぁ、この頃調子いいじゃないか?このままでいくと今月はトップになりそうだな」

「ど、どうしたんだよお前急に」

と驚かれた大井はすっかり気分が良くなり、

「なぁ〜に、ちょっとしたコツですよコツ」

と、調子に乗ったようなことを言う。

 

大井は稼げるようになってからすっかり気が大きくなっていたのだった。

 

そんなある日、大井は、

「よぉ〜しここらで新記録作ってみんなの鼻を明かしてやるか、となれば大物狙いだなぁ、…俺はもう前の稼げない運転手じゃないんだ!」

と、考えながらタクシーを走らせていた。

 

すると大井の目の前にゴルフバッグを持った男せいが現れてタクシーを止めようとしていた。

 

「ありゃ長距離の客だぞぉ!」

と、大井は喜び、

「信号が青になったら行きますからねぇ、待っててくださいよぉ!」

と、赤信号で止まったタクシーの中から男せいを見つつ気を急いでいた。

 

しかしそんな大井の乗るタクシーにあるひとりの妊婦が近付いてきて、

「すみません、五丁目の平成病院までお願いします…」

と、窓から声を掛ける。

 

近場を指定してきた妊婦に大井は嫌そうな顔をし、

「えー?五丁目なら歩いていける距離ですよ」

と素っ気なく答えて、

「悪いけど向こうのお客さんの方が先なんだ」

と妊婦を乗車拒否して、そのままタクシーを走らせて男せいを乗せる。

 

その日の晩、大井は、

「今夜は珍しく客がつかねぇなぁ…」

と、雨が降ってきたにも関わらず全然客が捕まらないとぼやきながらタクシーを走らせていた。

 

するといきなり後部座席から、

「お客ならここにいますよ」

と声がして喪黒が現れる。

 

「うわあああ!?」

と、急に後部座席に現れた喪黒に驚いた大井がハンドルを乱しながら、

「な、なんなんですか突然!?」

と声を荒げると、

「大井さん約束を破りましたね」

と喪黒は言い、

「乗車拒否をしてはいけないと言ったはずです、ドーン!」

と、指を差す。

 

指を差された瞬間、大井のタクシーは雨でスリップして盛大に回転し、大井はそのままタクシーから投げ出されて近くの海へと落ちてしまう。

 

海に落ちた大井がなんとか這い上がり道路を見てみると、そこにはすでに自分のタクシーはなかった。

 

「車が!俺の車がない!?」

と驚く大井は、その後足の痛みに気付いて呻きながらうずくまる。

 

どうやら海に落ちた時に足を怪我してしまったようだった。

 

困った大井は、

「誰かぁー!助けてくれぇー!おーい!」

と、その場で叫ぶ。

 

すると、運良くそこへ1台のタクシーが通りかかる。

 

『助かった!』と思った大井は、

「タクシー!おーい!」

とタクシーに向かって声を張り上げるが、大井のびしょ濡れで汚れた姿を見たタクシー運転手はギョッとし、『乗せたくない…』という顔をしてそのまま走り去ってしまう。

 

走り去るタクシーに大井はショックを受け、

「おーい!?停まってくれー!おーい!」

と、必タヒの形相で呼びかける。

 

その後大井の前には何台かのタクシーが通りかかるが、 

「おーい!停まってくれよー!頼むー!誰かぁー!停まってくれー!タクシー!」

といくら大井が声を張り上げても、停まってくれるタクシーは1台もなかった。

 

一方その頃、大井のタクシーの中では後ろ足の一本が折れた張子の虎がミラーの下で静かに揺れていた。

 

『乗車拒否』のレビュー

 

これは、なんだかお手本のような綺麗な破滅ストーリーですね。

 

うまくいかない→喪黒さんに会ってからうまくいく→調子に乗る→忠告を破る→破滅…という。笑

 

最後の『自分が乗車拒否をしたから自分も乗車拒否をされる』という因果応報なオチも、張子の虎の足が折れているという演出も(ある意味)とても綺麗な終わり方でよかったですね。

 

それにしても、大井さんの乱暴な運転で妊婦がよろけた時に「おっと危ない」と妊婦の肩を支えて助けた喪黒さんはカッコよかったですね。

 

「気分が悪くなったので病院へ行きたいんですけど、近いものでタクシーが乗せてくれないんです…」

と嘆く妊婦に、

「酷いタクシーがいるもんですなぁ、私が拾って差し上げましょう」

と言って助けるのもカッコよかったですね。

 

喪黒さんは基本客以外には優しいですよね(時と場合によりますが…)

 

あと、後部座席からのミラー越しの「ドーン!」は新しかったですね。

 

ミラーから「ドーン!」の指だけ出てくるのが怖かったです。笑

 

引用元:笑ゥせぇるすまん『乗車拒否』

 

次の話(37話)↓

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