引用元:笑ゥせぇるすまん『ゴルフフリーク』
今回はアニメ『笑ゥせぇるすまん』の、
「第52話『ゴルフフリーク』のネタバレ・レビュー」
についてご紹介していきたいと思います!
「この話の流れを簡潔に知りたい」
「この話のおさらいをしたい」
「この話のオチってどんなだったっけ?」
と気になる方はぜひご覧ください。
- 『ゴルフフリーク』はこんなお話
- 『ゴルフフリーク』のあらすじ
- 『ゴルフフリーク』のレビュー
- 【全話】『笑ゥせぇるすまん』のネタバレ・レビュー
- 【小ネタ】『笑ゥせぇるすまん』の面白記事まとめ【作画ミスなど】
『ゴルフフリーク』はこんなお話
バドエン度 ★★☆☆☆
怖さ度 ☆☆☆☆☆
グ口度 ☆☆☆☆☆
『ゴルフフリーク』のあらすじ
ゴルフが下手な、サラリーマンの白玉 教一(しらたま きょういち)44歳。
白玉はゴルフが好きで唯一の趣味だったが、好きな割にはなかなか上達せずやきもきしていた。
そんな白玉は、ある日公園で喪黒福造と出会う。
「私はゴルフなんてまったく興味なかったんですが2年ほど前に人に誘われて初めてやってみたんです、するとこれが面白くて面白くてすっかり夢中になっちまって、寝ても覚めてもゴルフのことで頭がいっぱい…なんですが、ただこんなに一生懸命にやってるのにいくら経っても上手くならないんですよ、あとから始めた連中にどんどん抜かれてしまい、今じゃみんなが私の珍プレーを楽しみにしてるんです、なんとかブービーメーカーからおさらばしたいんですけどねぇ」
とぼやく白玉に、
「よろしい私がなんとかいたしましょう、ご安心くださいあなたをスーパーゴルファーに変身させてあげますよ、ですが今更あなたの腕を直そうとしても時間がかかります、なので私は即効性のある方法で直して差し上げます」
と喪黒は言い、
「この秘密兵器を使ってください」
と、白玉にあるゴルフクラブを渡す。
そのクラブはヘッドの後ろがギザギザになった変わった形をしたクラブだった。
「クラブ作りの名人が開発した最新式のメダルクラブです、ヘッドの後ろをカットしフィンを付けることによってヘッドスピードを増し方向性を抜群にしたのです」
とそのクラブについて説明する喪黒に、
「し、しかし…」
と白玉はたじろぐが、
「白玉さん、こんなヘンテコなクラブ本当に当たるんだろうかぁと思ってるんでしょう?信じるのです、このクラブは打てば必ず当たると、当たる当たる、必ず当たーるー、ドーン!」
と、喪黒は白玉に指を差す。
半ば無理矢理喪黒からメダルクラブを渡された白玉は、数日後、部長と同僚とのゴルフの場にそのクラブを持っていく。
『本当に使えるんだろうか?』
とドキドキしながらメダルクラブを使う白玉だったが、白玉の予想に反してメダルクラブで打ったボールは真っすぐと綺麗に飛んでいきとんでもない飛距離を出す。
これには部長も同僚も驚き、白玉は初めてまともにボールを打てたことと部長や同僚の驚く顔に有頂天になる。
後日、再び喪黒に会った白玉は、
「いやまだ信じられません、喪黒さんあのクラブは魔法のクラブですね、お陰でスコアを一気に20も縮めたんです、いや〜まったく奇跡ですよ!」
と、嬉しそうに喪黒に報告をする。
「それじゃあさぞかし気持ちよかったでしょうねぇ」
と言う喪黒に、
「そりゃあもう今までにこんな痛快なことはなかったです!いつも私をバ力にしてる部長なんか、『これは何かの間違いだ!よーしこうなったら今度の日曜に改めて対せんしようじゃないか!白玉君が勝ったら3万やる!どうだ!?』なんて言い出す始末で…あのクラブがあれば何回やっても誰にも負けませんよ!」
と、白玉は部長に嫉妬されて今度の日曜にゴルフの対せんに誘われたことも話す。
「それは結構、あのクラブせいぜいお使いください」
と返す喪黒だったが、
「ただし、あのクラブはあなた専用にあなたのためだけに作られたクラブです、絶対に他の人に使わせないようにしてくださいね、約束を破ったらどんなことになっても保証しませんからね」
と、続けて白玉に忠告をする。
喪黒の忠告に、
「え、ええ、わかってます」
と、白玉は気圧されながら答える。
次の日曜日、白玉は部長と同僚たちと再びゴルフへいき、約束通り部長とゴルフの対せんをする。
この日も喪黒からもらったメダルクラブを使う白玉は一発目から飛距離を伸ばし、
「おお〜!今日も絶好調!」
とご機嫌になる。
するとそんな白玉を見ていた部長が、
「し、白玉君!私にそのドライバーちょ〜と打たしてくれたまえ!」
と、白玉のクラブに手を伸ばす。
部長は白玉の使っているクラブに何か秘密があるのではと考えたのだった。
しかし喪黒から他人に貸さないようにと忠告を受けていた白玉は、
「ダ、ダメです、貸せないんです…!」
と青ざめ、クラブを守るように抱え込んでしまう。
白玉に拒否された部長は憤慨し、
「ふん、ゴルフが上手くなったのはそのクラブの性能がいいだけで君の腕が上達したわけじゃないだろうが!」
と、白玉を挑発する。
部長に挑発された白玉はムッとし、
「…いいでしょう、そんなに言うならどうぞ使ってみてください」
と、部長にメダルクラブを渡してしまう。
まんまと白玉からメダルクラブを借りられた部長は、
「へへーん、見てろよぉ!」
と嬉々としてメダルクラブを振るうが、部長の予想に反してクラブはボールには当たらずに空振りし、部長はバランスを崩してその場にしりもちをついてしまう。
「いや〜部長惜しい〜」
と、どこか嬉しそうに言う白玉に、
「見えついたお世辞はやめたまえ!なんだこんなクラブ!返すよ!」
と、部長は悔しそうに白玉にメダルクラブを返す。
メダルクラブが白玉専用に作られていたお陰で白玉のゴルフが上達したのはクラブのためではないと部長たちに思わせることができた白玉は、その後もご機嫌にゴルフの対せんを続ける。
しかし対せんの終盤、白玉がボールを打とうとクラブを握ると突然ヘッドに喪黒の顔が浮かび上がり、
「約束を破りましたねぇ、白玉さん、どんなことになっても知りませんよぉ、ドーン!」
と、言う声が聞こえる。
喪黒の姿と声に動揺した白玉は動揺のためあらぬ方向へボールを飛ばしてしまい、そのボールは木々の生い茂る方へと入り込む。
そしてしばらくするとボールが飛んでいった方から、
「ギャー!」
という叫び声が聞こえる。
『まさか人に当たったのか!?』
と白玉が慌てて叫び声のした方へと駆けて行くと、そこには頭にボールが当たって倒れていたガタイのいい男せいがいた。
『マズイ…!』と白玉が立ち竦んでいると、そこに、
「おやっさんこんな風に合わしたのはあんたかいな?」
「落とし前つけたるわ!おんどりゃ!」
と、ガラの悪い男せいたちがワラワラとやって来る。
どうやら白玉のボールは別の場所でプレイしていたガラの悪い男せいたちのグループの親玉に当たってしまったようだった。
男せいたちに囲まれた白玉は、なすすべなくガタガタと震える。
そんな白玉と同じゴルフ場にいた喪黒は、
「おやおや元の木阿弥、ブービーメーカーに戻ってしまったようですなぁ、しかしショットが曲がるのは仕方がありませんが、人生まで曲げないように気を付けましょうねぇ、オーホホホホホホ」
と、ひとりごちながら去って行くのだった。
『ゴルフフリーク』のレビュー
自分の力ではなくクラブの力でゴルフが上手くなって嬉しいものなのでしょうかね?
白玉さんは喜んでいましたけれど…。
『虚しくならないのかな?でも自分の実力じゃなくても上手くプレイできれば嬉しいものなのかな?』
と、ちょっと考えてしまいました。
それにしても『笑ゥせぇるすまん』はゴルフの話が多いですね。
藤子不二雄A先生がゴルフ好きだったからみたいですね。
あと、喪黒さんが持っていたゴルフバッグにさり気なく喪黒さんの顔マークが描いてあって可愛かったです。笑
引用元:笑ゥせぇるすまん『ゴルフフリーク(4:47〜4:56)』
それと、この話は部長の顔にちょっとした作画ミスがありましたね。
作画ミスについてはこちらの記事に画像付きで詳しくまとめてありますので、よければ確認してみてください↓
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