不思議で、とても魅力的なENAちゃん!
…彼女は一体何者なのか?
彼女の身体はなぜ半々なのか?
そして、ENAがいるあの不思議な世界は一体何なのか!?
ということで、今回は、
「海外アニメ『ENA(エナ)』の考察!」
について、ご紹介していきたいと思います!
…あくまでも個人的な考察なので、
「公式の設定とは、一切無関係」
です。
一個人の意見としてお楽しみください(^^)
※「ENAとは?」ENAアニメの詳しい説明はこちら↓
ENAのせい格
ENAの考察をする前に、まずはENAの、
・せい格
・せい別
・身体の特徴
について、少し説明しておきたいと思います!
ENAのせい格は、テンションが高いと思ったら急に低くなったり、落ち込んでいると思ったら急に立ち直ったりと非常に目まぐるしく変化します。
その変化は、もはや毎秒レベルと言ってもいいほどです。
楽観的な時と悲観的な時の差が激しく、楽観的な時は、オーバーな身振り手振りでテンション高く喋りますが、悲観的な時は、泣いたりネガティブな発言が止まらなくなったり、挙げ句の果てには、悲しみやストレスによって吐いたりもします。
また、悲しい時は言語障害が発生し、RとLをWと発音する特徴もあります。
このようなせい格の変化は、特に何の前触れもなく起き、また、特に脈略などもありません。
そのため、傍から見ると非常に情緒不安定な人(?)に見えます。
また、楽観的でいる時と悲観的でいる時の割合が同じくらいなため、どちらかのせい格がスタンダードで、たまにどちらかのせい格が顔を覗かせるといった感じではなく、基本的にどちらのせい格も彼女の中で同じくらいの比率あるようです。
Joel G氏によると、ENAは何かしらの精神疾患(統合失調症だったかな?)にかかっているらしいです。
そのため、常に情緒が不安定なのかもしれませんね。
ENAは女?男?
ENAのせい別は、公式上は「女」ですが、ENAは、女の声で喋ったり男の声で喋ったりします(※日本語吹き替え版はずっと女声)
そのため、公式は「女」としていますが、
「ENAは女…?男…?」
と、混乱する視聴者も多くいます。
ちなみに、
「なぜ男の声でも喋るのか?」
は、作中とくに触れられていないため謎です。
また、ENAは右半身の青の方はロングヘアーで、左半身の黄色の方はショートヘアーになっています。
そして、右半身の青の方の目にだけまつげがあります(下の方)
このことから、もしかしたらENAは、右半身の青の方は「女」で、左半身の黄色の方は「男」という、2つのせい別が混ざった存在なのでは?とも思います。
ENAの身体の特徴!右がネガティブで、左がポジティブ?
ENAの身体は、右半身が青色、左半身が黄色のツートンカラーになっています。
これは、ENAがパブロ・ピカソの「鏡の前の女」という絵をモデルにして作られているためです。
※詳しくは、こちらの記事の「ENAの容姿」を参照↓
【エナとは】青と黄のピカソキャラ!ENAの詳細と魅力【海外アニメ】
身体の見た目の特徴は、上記の記事で触れたので…
この記事では、
「ENAの身体は、左右で何を現しているのか?」
について、詳しく考察していきたいと思います。
「ENAのせい別」でも触れた通り、ENAの身体は左右で男女を現しているのでは?と思うのですが…
もう一つ、アニメを見ていて気付いたことがあります。
それは、ENAは泣いたり弱音を吐いたり悲観的になっている時に、よく左半身の黄の方が真っ黒になっていたり、大量の腕が生えていたりとおかしなことになっているということです。
また、反対に、よっ 払っていい気分になっている時などは、右半身の青い方が真っ黒になっていたりとおかしなことになっています。
このことから、
「右半身の青い方は、ネガティブな感情を現していて、左半身の黄色い方は、ポジティブな感情を現しているのでは?」
と思います。
ちなみに、
「エナ オークションディ」
と
「エナ 断絶パーティー」
では、青の顔の時(ネガティブな時)は女の声で、黄色の顔の時(ポジティブな時)は男の声に統一されていました。
そのため、
青(ネガティブ)=女
黄(ポジティブ)=男
という法則せいがあるのかと思ったのですが…
しかし、「エナ 誘惑の階段」ではそのような法則せいはなくなり、左右の男女の声は完全に不規則になっていたため…
法則せいがあるのかないのか、イマイチよくわからないですね。汗
ENAの考察!なぜツートンカラーなのか?
ここからは、今までのENAの、
・せい格
・せい別
・身体の特徴をまとめたものから読み解く、
「ENAとは何者なのか?」
「ENAは何故ツートンカラーなのか?」
という、考察をしていきたいと思います!
Joel G氏曰わく、ENAは「統合失調症」らしいです。
ちなみに、統合失調症とは、考えや気持ちがまとまりづらくなってしまう病気です。
なぜ人は統合失調症になってしまうのか…
詳しい原因は今のところ明らかにされていないらしいですが、一説によると、大きなストレスが原因になることが多いようです。
ということは、ENAも大きなストレスが原因で統合失調症になったということでしょうか?
…では、そのストレスとは何か?
個人的には、ENAの見た目にそのヒントが隠されているのではと思います。
ENAの見た目は、青と黄のツートンカラーになっています。
綺麗に半々に色が分かれています。
これは、
「何か、二面せいを含んだ症状の具現化なのでは?」
と、個人的には思います。
例えば、
「双極せい障害」
や、
「解離せい同一せい障害」
など。
ちなみに、「双極せい障害」とは、躁状態と鬱状態を繰り返す病気のことで、「解離せい同一せい障害」とは、いわゆる多重人格や二重人格のことです。
ENAは、楽観的と悲観的を交互に繰り返す、非常に変化の激しいせい格をしています。
また、そういったせい格の変化には、特に理由や脈略などはありません。
これは、
- 特に理由もなくコロコロせい格が変わる
- テンションが一向に定まらない
- 自分でも自分の感情のコントロールができない
という、「双極せい障害(躁鬱)」の症状によく似ています。
また、
- 女の声と男の声の両方で喋る
- もはや人格レベルでコロコロとせい格が入れ替わる
ところなどは、「解離せい同一せい障害(二重人格)」の症状によく似ています。
…ENA場合は、男の人格も入っている解離せい同一せい障害ですかね?
こう考えると、ENAがたまに男の声で喋るのにも納得がいきます。
このように、極端な二面せいが現れる症状と、ENAのせい格が酷似しているため、
「ENAは、何かそういった二面せいがある症状を具現化した結果、あのようなツートンカラーの容姿になっているのでは?」
と、個人的に思います。
そして、このような症状にストレスを感じた結果、最終的に「統合失調症」になってしまったのではないかと…。
この辺りのことは、次の「あの不思議な世界の考察」の中で詳しく触れていきたいと思います。
最初は、女の声と男の声の両方で喋ることから、
「せい 同一 せい 障害(自分のせい 自認が、実際の身体とは異なっている症状)の具現化?」
とも思ったのですが…
せい別が「女」に決定されているため、これはなさそうですね。
せい別が「なし」や「不明」になっていたら、この可能せいもあったのではと思ったのですが。
あの不思議な世界の考察
ここからは、今までのENAの考察から読み解く、
「あの不思議な世界は、一体何なのか?」
「あのアニメは、一体何を現しているのか?」
という、考察をしていきたいと思います!
統合失調症になると、幻覚や妄想が激しくなるといいます。
そのため、
「ENAがいるあの不思議な世界は、ENAの幻覚や妄想なのでは?」
と思ったのですが…
それにしては、あの世界は少しENAにとって居心地が良すぎるように感じるのですよね。
というのも、統合失調症の方が見る幻覚や妄想は、もっと自分を攻 撃してくるような怖いものになることが多いそうなので(「エナ 誘惑の階段」では、若干エナちゃん攻 撃されていましたが…)
とすると、あの世界はENAの幻覚や妄想ではなく、
「ENAの『精神世界』なのでは?」
と、個人的には思います。
ちなみに、精神世界とは…
ちょっとスピリチュアルな要素も含むため定義が曖昧で、一口で説明するのは難しいのですが、個人的には、
- 自分の精神(頭)の中に作り上げた、自分に都合のいい世界。
- 心のよりどころ。
- 現実の物質世界の逆
といったイメージを持っています。
ENAは、普段はペルーで普通の女子高生をしているといいます(なので、ペルーの女学生みたいな制服を着ているのですね)
※詳しくは、こちらの記事の「ENAのプロフィール」を参照↓
【エナとは】青と黄のピカソキャラ!ENAの詳細と魅力【海外アニメ】
そして、あの不思議な世界の中でだけ、ENAはあのようなツートンカラーの独特な容姿になるといいます。
このことから、ENAは、なんらかの事情により普段の生活の中で「解離せい同一せい障害(二重人格)」か、「双極せい障害(躁鬱)」を患ってしまい、これらの症状のストレスから、最終的には「統合失調症」まで発症してしまった。
もはや心が限界状態に達したENAは、心の平穏を保つために、あのような不思議な世界、いわゆる「精神世界」を生み出したのでは?
…というのが、個人的な意見です。
あの不思議な世界の中でなら、ENAはありのままの自分でいられます。
人格がいくつあってもいいし、女でも男でもいいし、テンションが高くても低くても構いません。
そのことを、とやかくいう人はいません。
あの世界にいる住人たちは、そんなENAをいつでも暖かく見守っていてくれます。
それもそのはず。
何故ならあの世界の住人たちは、ENAが脳内で作り上げた精神世界の中の、いわゆるイマジナリーフレンドみたいなものだからです。
…なんてね。
ちなみに「イマジナリーフレンド」とは、空想上の友達のことです。
自分に都合よく動いてくれる存在のことですね。
…まれにそうじゃない場合もありますが。
自分に歯向かう異分子が欲しいと無意識下で願った時なんかは、自分に歯向かうイマジナリーフレンドが出てきたりもするらしいですね。
…ENAの場合は、シェパードやマリヤやフィンドールなんかがちょっとそんな感じですかね?
最後、統合が始まった?ENA
大人になるにつれ、
「矛盾するな」
「意見をコロコロ変えるな」
「一貫した人であれ」
と、多面的であることを許されなくなる私たち。
…でも、本来人間は多面的であるのが当たり前だとも言いますよね。
つまり、矛盾している状態が普通なのです。
世間的にそれが許されなくなるだけで。
そう考えると、ある意味ENAは人間のあるべき姿なのかもしれません。
…とても人間には見えませんが。笑
しかし、そんなENAも、シリーズ最後の「エナ 誘惑の階段」ではちょっとした変化を見せます。
今まで、「エナ オークションディ」と「エナ 断絶パーティー」では、
青(ネガティブ)=女声
黄(ポジティブ)=男声
と声を統一させていたENAが、シリーズ最後の「エナ 誘惑の階段」では、その統一せいをなくし、左右の男女の声が完全に不規則になるのです。
そして、「エナ 誘惑の階段」の最後のシーン。
ムーニィと話しているENAの顔に、“これまでには見られなかったある変化”が起こります。
それは、ENAの右半分の青の顔の方が、シーンが切り替わるごとにだんだんと、
「青→深緑→黄緑→黄色」
と変化していくというもの。
そして、最終的にはどちらの顔も完全に黄色になります。
これは、今まで左右で分かれていた、
「男女」
や
「ポジティブネガティブ」
といった二面せいの部分が、ENAの中からなくなりつつある…
そして、最終的に人格ないし症状が完全に統一されたというメタファーでは?
…と個人的には思います。
つまり、「解離せい同一せい障害(二重人格)」や「双極せい障害(躁鬱)」などの症状が改善した?
…ということではないかと。
ENAは、最後に何かを乗り越えたのかもしれませんね。
お顔、ポジティブな方の黄色で統一されて、なんだかホッとしました。笑
「各ストーリーの解説と考察」
わけがわからないENAのストーリーを、少しでも詳しく知りたい方はどうぞ↓
「キャラクター紹介」↓
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