オークションに参加することになった、エナとムーニー。
果たして、オークションに出品されていたものとは?
ということで、今回は、YouTubeに投稿されている海外アニメ、
「エナ - オークションディ(ENA - Auction Day)のストーリー解説と考察」
について、ご紹介していきたいと思います!
カオスすぎて何が何だかわからないエナのストーリーのあらすじを、一応わかりやすくまとめてみました。
…まとめたところで元がカオスなため理解不能かもしれませんが笑、少しでもエナの物語の全体像が伝われば幸いです。
「エナ - オークションディ」とは?
ペルー人のアニメーター「Joel G氏(Joel Guerra氏)」が制作し、YouTube上に公開しているアニメーションです。
エナシリーズのアニメは、
ENA - Auction Day(エナ ‐ オークションディ)
ENA - Extinction Party(エナ ‐ 断絶パーティー)
ENA - Temptation Stairway(エナ ‐ 誘惑の階段)
の3作品があり、「エナ ‐ オークションディ」はエナシリーズの一番初めの作品になります。
「エナ - オークションディ」の投稿日は、2020年5月27日。
再生時間は、2分43秒と短めです。
※「ENA(えな)の詳細」はこちらを↓
「エナ - オークションディ」のストーリー解説(あらすじ)
※ネタバレを含みます。
エナとムーニーが、不思議なオークションに参加する話です。
「急いで!?場所取りしないと!」
そう言いながら、月のような丸い形をした女Moony(ムーニー)が、慌ててオークション会場に向かっています。
「あぁ!オークションディ…
これって、最高の日ね!」
身体が青と黄に分かれた少女ENA(エナ)も、そう言いながら笑顔でムーニーに続きます。
しかし、次の瞬間、
「これはそう!そう…!
最低!今日は人生最悪の日になるわ!」
と、さっきまで笑顔だったエナは、何故か急に悲しげな顔でネガティブなことを言い始めます。
そんなエナを無視しつつ、オークション会場に付いたムーニーは、
「わぁ…!エナ、見てよ!
みんなク ソ」
と、オークション会場にいる口と手が絵描かれた墓石、Headtombs(ヘッドトゥームズ)たちを見ながらそう吐き捨てます。
そして、
「今日のアイテムは超特別なはず!何だと思う?」
と、エナに聞きます。
しかし、まだネガティブが止まらないエナは、
「ねぇ、どうして?!
何故私はこんなにも愚かなの?」
と自身を嘆き続けます。
が、唐突に、
「あぁ!ごめんね!」
と、今までのネガティブが嘘だったかようにケロッと元の笑顔に戻ります。
そんな中、オークションがスタートします。
「オーラァイ!イェアーッ!
オークションへようこそ!
すうーぃ!すぅうぃいぃぃいい!イェア!
これであなたのトラブルは円満解決!
OK!?」
と、テンション高く登場するAuctioneer(オークショナー)
そして、オークショナーは、
「今日はこれ!
これ…この…
砂時計の…中の…
いぬぅ…!
すぅうぃい!
砂時計の中の犬!価格は20チョコレート!」
と、巨大な砂時計の中に入った犬、Hourglass Dog(アワーグラス ドッグ)をオークションの商品として紹介します。
エナは、
「あぁ、ムーニー!
あなたの言う通り、今日は…トクベツ」
と、アワーグラスドッグを見ながら笑顔で言います。
しかし、ムーニーは、
「私の言いたいことわかる?
…あの犬、何か言いたげね!
うほほほほほほほほほ!」
と、何やら意味深なことを言います。
「あーちょっと…待って?ムーニー。
それってどういうこと?」
と、エナは訝しげに聞き返します。
そんな2人をよそに、ガヤガヤとオークションの入札がスタートします。
「チョコレート50個!」
「チョコレート50個!他には!?」
「400でいきましょう」
「400!!持ってますねぇい!」
と、次々と落札希望者のヘッドトゥームズたちがオークショナーに値段を投げかけていく中、
「すべて差し出そう!」
と、大きなことを言うヘッドトゥームズが現れます。
「他にはぁ!?もう、ありませんかぁ?
決まりぃ~~!!」
と言うオークショナーの声で、落札者が決定します。
しかし、次の瞬間、突然空から大量の岩が落下してきて、オークション会場にいたヘッドトゥームズたちは次々に潰されていきます。
「岩の雨でも降ってきた?」
と、不思議そうに空を見上げるエナ。
ムーニーは、
「ク ソ!オークションをなかったことにするのね!
人生って不公平だわ」
と、腹立たしそうに言います。
そんなムーニーの言葉にショックを受けたエナは、唐突にその場に嘔吐してしまいます。
「うわっ…失礼ね!
吐く前にちゃんと言いなさいよ」
と、エナに文句を言うムーニー。
「ごめんなさい…。
私って本当に愚かなの…」
そう言って嘆くエナは、ふと何かの気配を感じて上を見上げます。
するとそこには、クルクルと回りながら迫ってくる犬の姿が!
その犬は、オークションの商品として砂時計の中に入っていた、あのアワーグラス ドッグでした。
「エナ - オークションディ」の考察
…あくまでも個人的な考察なので、
「公式の設定とは、一切無関係」
です。
一個人の意見としてお楽しみください。
記念すべきエナシリーズ1作目の作品ですが…
はい、わっけわかりませんね。笑
まぁ、このわけわからなさが「エナ」の魅力なのですけれどね。
エナシリーズ1作目の「エナ - オークションディ」は、再生時間が短めのため少々考察するには難しいですが…早速やっていきたいと思います!
まず気になるのは、やはりエナが、
「女声と男声の両方で喋るという点(日本語吹き替え版はずっと女声ですが)」
と、
「身体が青色と黄色の半々に分かれている点」
だと思うのですが…
これらの考察に関しては、こちらの記事(→「エナの考察」)に詳しく書いたため、今回こちらの記事では割愛させていただきます。
(端的に言うと、エナが日常生活の中で「解離せい同一せい障害(二重人格)」や「双極せい障害(躁鬱)」などの何か二面せいを含む病気を患っているため、あのような二面せいの特徴が現れているのでは?と思っています)
そして、
「この不思議なキャラクターたちがいる世界は、一体なんなのか?」
という点も気になるところだと思うのですが…
こちらの考察に関しても、こちらの記事(→「エナの考察」)に詳しく書いたため、今回こちらの記事では割愛させていただきます。
(端的に言うと、この不思議な世界は、エナの精神世界では?と思っています)
さて、肝心のストーリーに関してですが、この話ではエナとムーニーがオークションに参加するわけですが、恐らく2人は落札者としてオークションに参加しているのだと思うのですが、別に出品物に対して入札するとかはしていないのですよね。
他のヘッドトゥームズたちはガンガン入札していますが、エナとムーニーはただそれを見ているだけです。
「今日のアイテムはトクベツ!トクベツ!」
と言っていたにも関わらず。
そして、最終的にオークション会場には岩の雨が降ってきて、出品物であるアワーグラス ドッグを買ったヘッドトゥームズと、アワーグラス ドッグに値段を付けていたヘッドトゥームズたちは次々に潰されてしまいます。
これは、
「エナが本当はオークションに対してマイナスなイメージを持っている」
「買うということや値段を付けるということに嫌悪感を抱いている」
というメタファーでは?と、個人的には思っています。
というのも、こちらの記事(→「エナの考察」)にも書きましたが、私は、
「この不思議な世界=エナの精神世界」
だと思っているので、この世界ではすべてがエナの願ったままに物事が起きるのだと思っています。
そんなエナがオークションをすべてなかったことにすべく落札者を次々に潰していったということは、エナが何か「買う人・値段を付ける人に嫌悪感を抱いている」ということではないかと思います。
では、何故エナはこれらの人に対して嫌悪感を抱いているのか?
それは、エナの普段の生活に関係しているのではないかと思います。
エナは、普段(こちらの不思議な世界にいない時)はペルーで普通の女子高生をしているといいます。
花の女子高生。何か普段の生活の中で「値踏みされるような嫌なこと」があったのではと思ってしまいました。
潰されたヘッド トゥームズたちが全員男で、潰されなかったエナとムーニーが女という点からもこんなことを勘繰ってしまいました。
…まぁ、さすがに飛躍しすぎかもしれませんが笑
しかし、エナは「エナ・誘惑の階段」の中で妙に人間(mannequin)を怖がっていましたし、男に限らず、やはり何か人間に対して嫌悪感というかトラウマみたいなものがあるような気がします。
その辺りのトラウマが、エナの二面せいを現す特徴にも繋がっているのではと思いました。
しかし、アワーグラス ドッグを買うために全財産を投げ打っていたヘッド トゥームズがいましたが…
あの犬、「エナ・誘惑の階段」の中でわんさか出てきましたよ。
絶対そんな価値のあるものじゃないと思われる。笑
…あと、お金の単価がチョコレートって可愛いですね。
※エナシリーズ2作目「エナ・断絶パーティーの考察と解説」↓
エナの考察とキャラクター紹介
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