引用元：笑ゥせぇるすまん『ブルペンエース』
今回はアニメ『笑ゥせぇるすまん』の、
「第37話『ブルペンエース』のネタバレ・レビュー」
についてご紹介していきたいと思います！
「この話の流れを簡潔に知りたい」
「この話のおさらいをしたい」
「この話のオチってどんなだったっけ？」
と気になる方はぜひご覧ください。
あらすじ・レビューにネタバレを含みます。
セリフは省略しているため一語一句同じではありません。
ご了承ください。
- 『ブルペンエース』はこんなお話
- 『ブルペンエース』のあらすじ
- 『ブルペンエース』のレビュー
- 【全話】『笑ゥせぇるすまん』のネタバレ・レビュー
- 【小ネタ】『笑ゥせぇるすまん』の面白記事まとめ【作画ミスなど】
『ブルペンエース』はこんなお話
バドエン度 ★★☆☆☆
怖さ度 ☆☆☆☆☆
グ口度 ☆☆☆☆☆
『ブルペンエース』のあらすじ
精神的に弱い、プロ野球選手の能見野 新造(のみの しんぞう)25歳。
能見野はブルペンで投げている時は調子が良いのだが、いざ試合になると緊張するのかいつも投球を乱していた。
そんな能見野は、ある日居酒屋で喪黒福造と出会う。
「ブルペンで投げてる時はいいんですが、いざ試合になると全然ストライクが入らないんです…」
と嘆く能見野は、
「まったく自分でも情けないですよ…！」
と、辛そうな顔で酒を煽る。
そんな能見野に、
「それで毎日毎日やけ酒とは本当に情けないですなぁ、どうやらあなたのノーコン病は技術的なものより精神的なもの、どうかわたくしにお任せを」
と喪黒は言い、
「どうぞお使いください」
と、能見野に野球帽を差し出す。
その野球帽はいつも能見野が使っている野球帽とまったく同じだった。
「これを被れば周りを気にせず集中して投げられますよ、この帽子はあなたの変身のためのお守りなのです、この帽子を被れば必ず素晴らしい投球ができるでしょう」
と説明をする喪黒に、
「そんなもんですか…？」
と、能見野は腑に落ちない顔をしつつも野球帽を受け取る。
野球帽を渡した喪黒はさらに、
「ただしひとつだけ約束してください、晴れて一群のマウンドに上がるまでお酒は一切口にしないこと」
と続け、能見に禁酒を忠告する。
「禁酒ですか！？で、でも酒は僕の唯一の楽しみなんです…」
と、能見野が嫌そうな顔をすると、
「一群とお酒、どっちとります？あなたの大好きなお酒をやめろというのはわたくしだって辛いのです」
と喪黒は言い、
「このシールをあなたの部屋にあるお酒に貼り付けておいてください」
と喪黒の顔がプリントされたトゲトゲした形の黄色いシールを能見野に渡し、これを使って禁酒をするようにと勧める。
「はぁ、でも…」
と、まだ不安そうな顔をする能見野に、
「よろしいですね能見野さん、お酒を断ちこの帽子を被れば必ず一群で投げられます、ドーン！」
と、喪黒は指を差す。
次の日から能見野は、喪黒からもらった野球帽を被って投球をし、家の酒の全てにはもらったシールを貼って禁酒をした。
その甲斐あってか、能見野は試合に出ても今までのように緊張することがなくなり、ブルペンと同じように調子良く投球ができるようになっていた。
調子の良い能見野にコーチも喜び、
「ナイスピッチング！これでお前を自信を持って一群に推薦できるぞ、次の試合には監督とオーナーにも来ていただくから今日のピッチングを忘れるなよ！」
と、能見野に声を掛ける。
コーチの言葉に能見野は喜び、
「はい！頑張ります！」
と、元気よく返事をする。
その日の帰り道、再び喪黒と会った能見野は、
「お陰様で明日いよいよ一群昇格のテスト登板なんです！ありがとうございます！」
と、喪黒にお礼を言い、
「ここまで来たんですからなんとしても一群に上がってみせますよ！」
と笑顔で話す。
「では、今夜はぐっすりと寝て明日の大事な試合に備えてください」
と、エールを送る喪黒に、
「はい！任せてください！」
と、能見野は返事をする。
「任せてください！」と喪黒に威勢よく返事をしたものの、能見野はその日の晩明日の試合に緊張してなかなか寝付けずにいた。
「ダメだ、明日の試合が気になって眠れない…！」
と、困り果てた能見野は、
「酒さえ飲めば…」
と、酒に頼ろうとチラリと部屋の酒瓶を見つめるが、
「…いや！ダメだダメだ、我慢しなきゃ！」
と、すぐに思い直して布団を被る。
しかしその後もまったく睡魔が訪れないことに焦り、能見野は結局、
「一口だけ飲めば眠れるんだ…一口だけでも…！」
と酒瓶に手を伸ばし、そのままウイスキーを一瓶開けてしまう。
翌朝、能見野が目を覚ますと時計の針は11時を指していた。
「こりゃマズイ！」
と、能見野は二日酔いで痛む頭を抑えながら慌てて野球場に行く準備をする。
そんな能見野は集中力が散漫していたせいか、喪黒からもらった野球帽を持たずに家を出てしまった。
なんとか試合が始まる時間には間に合ったものの、能見野は野球場に着いてから喪黒からもらった野球帽がないことに気付き、
「あ！？ない！お守りの帽子が！ない！ああ…あれがないと…あれがないとぉ…！」
と、汗をダラダラとかいて焦る。
仕方なく別の野球帽を被り試合に出た能見野だったが、能見野は二日酔いによる不調と喪黒からもらった帽子がないことで自信をなくしまったく試合に集中ができなかった。
『ダメだ、二日酔いのこんな状態じゃ…あの帽子だけが頼りだったのに…』
と焦ってミスを連発する能見野に、試合を見に来ていた監督とオーナーも、
「…なんだか話とずいぶん違うな」
と、顔を顰め始める。
そんな中焦った能見野は盛大にコントロールをミスり、観客席で見ていたオーナーに向かって球を投げてしまう。
フェンスを突き破りオーナーの顔のすぐ横を通り抜けた球にオーナーは顔を青ざめさせ、
「…なにが一群間近だっ！あんなノーコンはクビだぁ！」
と激怒してそのまま野球場を出て行ってしまう。
それを見た能見野は、
「あぁ、一群がぁ…一群がぁ…あぁ…」
と、一群の夢が打ち砕かれたショックにその場に崩れ落ちる。
そんな能見野を観客席から見ていた喪黒は、
「やれやれ、せっかくのチャンスを目の前にして酒の誘惑に負けてしまうとは、所詮能見野…いやノミの心臓では厳しいこの世界では通用しないようですなぁ、オーホホホホホホ」
と、ひとりごちながら去って行くのだった。
『ブルペンエース』のレビュー
これは珍しく喪黒さん何もしていませんね、ただ能見野さんがお酒の誘惑に負けて勝手に自滅しただけですね。
しかし自業自得とはいえ、能見野さんは何度も居酒屋に行くのを我慢して頑張っていたのでちょっと気の毒ですね。
でもお酒にシールを貼るだけって…酒好きには無謀すぎますね。笑
そんなの絶対に無理ですって。
禁酒するなら捨てるなりなんなりして絶対に家にお酒を置かないようにしないとダメですよね。
あと、喪黒福さんが最後に野球帽を被っていましたが…似合わない！笑
第104話『夢の楽園』の最後に被っていた麦わら帽子はすごく似合ってて可愛かったのに…（麦わら帽子喪黒さんはこちらに画像あります→『夢の楽園』のネタバレ・レビュー）
麦わら帽子の時は服もアロハだったから似合っていたのかな？
今回はスーツに野球帽だったから余計に似合わなかったのかもしれませんね。笑
引用元：笑ゥせぇるすまん『ブルペンエース』
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