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『愛妻弁当』のネタバレ・レビュー【笑ゥせぇるすまん】

引用元:笑ゥせぇるすまん『愛妻弁当』

 

今回はアニメ『笑ゥせぇるすまん』の、

「第64話『愛妻弁当』のネタバレ・レビュー

についてご紹介していきたいと思います!

 

「この話の流れを簡潔に知りたい」

「この話のおさらいをしたい」

「この話のオチってどんなだったっけ?」

と気になる方はぜひご覧ください。

 

20211031021617

あらすじ・レビューにネタバレを含みます。

 

セリフは省略しているため一語一句同じではありません。

 

ご了承ください。

 

 

『愛妻弁当』はこんなお話

 

バドエン度  ★★★☆☆

怖さ度    ★☆☆☆☆

グ口度    ☆☆☆☆☆

 

『愛妻弁当』のあらすじ

 

料理下手な妻を持つ、サラリーマンの我妻 毅(わがつま つよし)28歳。

 

我妻は毎日会社に妻のハナコが作った愛妻弁当を持って行っていたが、ハナコの作る料理は食べられないほど不味く、我妻はいつも悪いとは思いつつ食べた振りをして弁当の中身を捨てていた。

 

そんな我妻は、ある日公園で喪黒福造と出会う。

 

我妻が公園のゴミ箱に捨てようとした愛妻弁当の中身を奪って食べた喪黒は、その不味さに顔を青ざめさせ、

「…どうやら奥さんは味音痴のようですなぁ」

と、息も絶え絶えに言う。

 

「その味じゃあ捨てたくなるのも分かるでしょう?おかげで昼はいつも弁当があるのにパンを買って食ってますよ…実は僕新婚なんですが、家内はまったく料理が作れなくって…」

と、困ったように答える我妻に、

「幸せいっぱいのような新婚さんでもそれなりに心の隙間があるんですねぇ」

と同情した喪黒は、

「あなたの心の隙間をお埋めしましょう」

言い、我妻に「明日からお弁当を交換しましょう」と提案する。

 

翌日、我妻は愛妻弁当を持って喪黒との待ち合わせ場所の会社近くの地蔵の前へと行く。

 

待ち合わせ場所に現れた喪黒は、

「さ、お弁当を交換しましょう」

と言い、我妻の愛妻弁当を受け取って代わりに我妻には立派な重箱を渡す。

 

その重箱は、喪黒が知り合いの一流ホテルの料理長に頼んで厨房で余ったものを詰めてもらった弁当だと言う。

 

「毎日12時きっかりにこのお地蔵さんの前に置いていきますのであなたのお弁当と交換していってください」

と説明する喪黒に、

「…でもぉ本当にいいんですか?こんな不味い弁当と交換しても」

と、我妻はありがたいと思いつつも心配そうな顔をする。

 

そんな我妻に、

「世の中広いですからね、奥さんの味付けを好む人も必ずどこかにいるはずですよ」

と喪黒は答え、

「では夕方、カラの弁当箱もここで交換しましょう」

と言い去って行く。

 

喪黒と別れたあと、我妻は喪黒から受け取った重箱の弁当を開けて食べてみる。

 

「おお〜豪華ぁ、…うまい!」

と弁当の中身の豪華さと味の美味しさに驚いた我妻は、久しぶりに美味しい弁当を食べて感動する。

 

夕方、我妻が地蔵の前へ行くと、ちゃんと自分の愛妻弁当のカラ箱が置かれていた。

 

我妻はカラの重箱と交換し、ご機嫌に帰宅する。

 

次の日から、我妻は毎日地蔵の前へ行き自分の愛妻弁当と重箱を交換する生活を送る。

 

不味い愛妻弁当の悩みがなくなり、しかもそれどころか代わりに豪華で美味しい弁当が食べられるようになり我妻はこの生活に大満足していた。

 

後日、再び喪黒に会った我妻は、

「いや〜おかげ様で毎日が楽しくて仕方ありません、今日はどんな弁当なのかと毎日昼飯が待ち遠しくて待ち遠しくて」

と、喪黒に笑顔でお礼を言う。

 

「それは良かったですねぇ」

と返す喪黒に、

「…ところで喪黒さん、あんなに不味い家内のドカ弁本当に誰かが食べてるんでしょうか?」

と、我妻は気になっていたことを聞く。

 

しかし喪黒は、

「おっと…それは聞かないでください」

と言い、

「美味しい弁当を食べてしかも家庭円満の状態を続けたいと思ったらそのことは詮索しないことです、わかりましたね?」

と我妻に忠告をする。

 

喪黒の忠告に、

「は、はい…ただちょっと、気になっただけで…」

と、我妻は釈然としない顔をする。

 

数日後、いつものように愛妻弁当と重箱を交換して重箱の弁当を食べ終えた我妻は、夕方にカラの重箱を持って地蔵の前へと向かっていた。

 

我妻が地蔵の近くまで来ると、地蔵の前にはとある男せいがいた。

 

スウェットを着たラフな格好の大柄なその男せいは地蔵の前に我妻の愛妻弁当のカラ箱を置き、そのまま我妻に気付くことなく立ち去って行く。

 

我妻は初めて自分の愛妻弁当を食べている人の姿を見て、

「あの人が、僕の弁当を…」

と、興味深げに男せいの後ろ姿を眺めるが、

「…おおっと、詮索しない約束だったな」

と苦笑いをして、慌てて目を逸らす。

 

しかしどうしてもその男せいの素じょうが気になった我妻は、我慢できずにこっそりと男せいのあとを付けていく。

 

すると男せいは深夜の公園へと入っていき、そこの水道で顔を洗いあずま屋の下のベンチに寝転がる。

 

どうやら男せいは公園に寝泊まりをしているホームレスのようだった。

 

しばらくしげしげと男せいを見ていた我妻だったが、地蔵の前にカラの愛妻弁当を置き忘れて来たことに気付き慌てて来た道を戻る。

 

地蔵の前へ戻ると、そこには野良猫がいてカラの弁当箱を舐めていた。

 

「こらこら!しっしっ」

と野良猫を追い払った我妻は、弁当箱を回収して急いで家へと帰る。

 

しかし家に帰りハナコにカラの弁当箱を差し出すと、ハナコは、

「あなた!どうしてお弁当箱が舐めたみたいに綺麗なの?」

と、悲しそうに聞いてくる。

 

ハナコは我妻が誰かに弁当をあげてしまい、そのあと食べた人が弁当箱を洗ったのではないかと邪推したのだった。

 

「そ、それは猫が…」

としどろもどろになる我妻に、

「猫にあげちゃうなんて…!?ヒドイっ!」

とさめざめと泣くハナコは、しばらくすると、

「…バ力ー!なによ!愛してるって言ったくせに!料理がうまいねって言ったくせに!この大嘘吐き!出てけー!」

とヒステリーを起こし、我妻を家から追い出す。

 

普段から感情の起伏が激しくヒステリック気味なハナコだったが、今日はいつもに増してヒステリーが酷いと感じた我妻は、

「うぅ…こりゃ今日はうちに入れてもらえそうにもないな…」

と途方に暮れ、とりあえず近所の公園へと行く。

 

その公園は我妻が後を付けた大柄な男せいが寝泊まりをしていた公園だった。

 

しかしその時は男せいの姿が見当たらなかったため、

「あの大男、今日はもう戻って来ないかな?…はぁーあ、今夜はここに泊めさせてもらうか」

と我妻は呟き、この公園で一晩過ごそうと水道で顔を洗いあずま屋の下のベンチに寝転がる。

 

すると、そんな我妻の前へ喪黒が現れる。

 

「あなた私の忠告を無視して詮索しましたね」

と言う喪黒に、

「喪黒さん!す、すいません、つい…」

と、我妻がさほど悪びれもせずに答えると、

「早く帰って奥さんに許してもらった方がいいですよ、さもなくばあなたは全てのものを失ってしまいますよ」

と喪黒は続ける。

 

「え?どういうことです?」

と、我妻が少しギョッとしながら尋ねると、

「急ぎなさい、全てを取り戻すために、ドーン!」

と、喪黒は我妻に指を差す。

 

喪黒に指を差されたあと、我妻は急いで自宅のマンションへと帰る。

 

しかし玄関のドアを開けようとした時、中から、

「ウフフフフ、ウフフフフ」

と、ハナコの楽しそうな笑い声が漏れ聞こえてくる。

 

『誰かいるのか?』と不思議に思った我妻は、玄関脇の小窓からこっそりと部屋の中を覗く。

 

すると中には公園にいた大柄な男せいがいて、ハナコと一緒に食卓へと着いていた。

 

向かいの席へ座る男せいに、

「はい!あーん!」

と、ハナコは嬉しそうに料理を差し出す。

 

ハナコの料理を口にした男せいは、

「あーん!…美味し〜!僕ちゃん幸せ」

と、幸せそうな顔をする。

 

そんな男せいにハナコはまた嬉しそうに料理を差し出す。

 

ハナコと男せいの仲睦まじいやり取りを見た我妻は、

『なんでお前がそこに…!?』

と怒りに震えるが、すぐに、

『…もうあそこに自分の居場所はなくなってしまったんだ』

と悟り、

「あぁ…こ、こんなことってぇ…うぅ…」

と、その場に膝をついて静かに泣き崩れる。

 

そんな我妻のマンションの前にいた喪黒は、

「遅かったようですねぇ、弁当だけでなく生活の全てまで交換してしまうとは、夫婦の別れには色々な理由がありますが今回の場合は差し詰めせい…いや、食生活の不一致でしょうか?オーホホホホホホホホホ」

と、ひとりごちながら去って行くのだった。

 

『愛妻弁当』のレビュー

 

あの喪黒さんがあんなに顔を真っ青にして苦しむなんて…ハナコさん恐るべしです。

ハナコさんなら喪黒さんを倒せるかもしれません。笑

 

それにしてもメシマズはツライですね。

 

味の感想に聞く耳を持って改善してくれるならまだしも、ああもヒステリックな妻ではそれも叶いそうにありませんしお手上げですね…。

 

しかし我妻さんは最後大柄な男せいに自分のポジションを奪われて絶望していたので、ハナコさんのことは普通に愛していたのかもしれませんね。

 

メシマズなところ(と、あとヒステリックなところ?)が嫌だっただけで。

 

とは言っても食生活の不一致は生活する上でかなり無理が生じそうなので、やはり近い内に破滅していた可能せいがありそうな夫婦ですけれどね。

 

なのである意味大柄な男せいと入れ替わってそれなりにみんな丸く収まったのではないかな?とも思ってしまいました。

 

我妻さん→もうメシマズに悩まされなくていい

ハナコさん→料理を美味しく食べてもらえる

大柄な男せい→美味しい料理が毎日食べられる

みたいな。

 

まぁ我妻さんがハナコさんを愛していたのなら可哀想ですが…。

 

しかし最後の方で我妻さんが大柄な男せいの動きを無意識にトレースするように公園の水道で顔を洗い、あずま屋の下のベンチに寝転がっていのは面白かったですね。

 

2人が入れ替わってしまったというのが自然な流れで表現されていてとても不気味でよかったです。

 

あと、喪黒さんが待ち合わせ場所の地蔵のうしろから「…お待たせしました」とヒョコッと出てくるところが可愛かったです。

 

引用元:笑ゥせぇるすまん『愛妻弁当』

 

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