引用元:笑ゥせぇるすまん『47階からの眺め』
今回はアニメ『笑ゥせぇるすまん』の、
「第5話『47階からの眺め』のネタバレ・レビュー」
についてご紹介していきたいと思います!
「この話の流れを簡潔に知りたい」
「この話のおさらいをしたい」
「この話のオチってどんなだったっけ?」
と気になる方はぜひご覧ください。
あらすじ・レビューにネタバレを含みます。
セリフは省略しているため一語一句同じではありません。
ご了承ください。
- 『47階からの眺め』はこんなお話
- 『47階からの眺め』のあらすじ
- 『47階からの眺め』のレビュー
- 【全話】『笑ゥせぇるすまん』のネタバレ・レビュー
- 【小ネタ】『笑ゥせぇるすまん』の面白記事まとめ【作画ミスなど】
『47階からの眺め』はこんなお話
バドエン度 ★★☆☆☆
怖さ度 ☆☆☆☆☆
グ口度 ☆☆☆☆☆
『47階からの眺め』のあらすじ
毎日パッとせず退屈している、学生の憂木 守(うき まもる)20歳。
憂木は毎日同じような刺激のない生活に飽き飽きし、
「あーあ、何か面白いことねぇかな?」
と、ぼやいていた。
そんな憂木は、ある日暇つぶしに行ったホテルの展望台で喪黒福造と出会う。
「この展望台は桁外れに高いのでここから下のビルや家が丸見えなのにみんな無防備なのです、まさかこちらから見おろされているとは思ってもいないでしょう」
と、47階の展望台にあるこの望遠鏡から下の人々の無防備な姿を覗くのはとても刺激的だと言う喪黒に、憂木も興味を抱いて望遠鏡を覗いてみる。
望遠鏡でいろいろな人々を流し見ていった憂木は、その内にホテルの向かいに建つマンションのベランダにいたとある女せいに目を留める。
その女せいの美しさに思わず憂木がぽぉ〜っと見蕩れていると、
「オーホホホホホホ、あなた下のマンションを覗いてますなぁ?」
と、喪黒はからかうように言う。
「い、いや別に…」
と憂木が顔を赤らめながら焦っていると、
「ほぉ〜あの娘ですか?照れることはありませんよ、あの娘は綺麗ですからねぇ、あの娘はウライ チカコ、歳は21、西日マンション3階の14号室にいます」
と、喪黒は望遠鏡を覗きながら言う。
「どうしてそんなことまで知ってるんです!?」
と憂木が驚くと、
「私は毎日こっから望遠鏡で見ている内にあのマンションの人たちに親しみを覚えたもんですからね、ちょっと調べたんですよ」
と喪黒は言い、
「あなたはまだ若いのに世の中ちっとも面白くないという顔をしてらっしゃる、私の仕事はあなたのような人に人生への興味を呼び覚まさせる生きがいをセールスすることなのです」
と、続けて自分はセールスマンだと名乗る。
しかしそんな喪黒に、
「ははーん分かった、あんたは望遠鏡のセールスマンだな!僕に売りつけようたってそうはいかない、そんじゃ!」
と憂木は警戒し、喪黒の前から立ち去る。
その日の夜、憂木は望遠鏡から見たあの女せいのことが気になって頭から離れなくなっていた。
後日居ても立っても居られなくなった憂木は再びホテルの展望台へと行き、望遠鏡で女せいの住んでいるマンションを覗く。
しかしその時は夜だったためか女せいの部屋の窓にはブラインドが下りていて、中にいる女せいの姿はあまりよく見えなかった。
それでも少しでも女せいの姿が見れたことに憂木が喜んでいると、憂木の前に再び喪黒が現れる。
「あなたはあのウライさんに一目惚れしたようですなぁ」
と言う喪黒に、
「ち、違いますよ、僕はただ夜景が見たくなって…」
と憂木は言い訳をするが、そんな憂木に、
「誤魔化さなくてもいいです、ひとつ私が頼んで彼女の顔が見えるようにしてあげましょうかねぇ、そのまま望遠鏡を覗いててください」
と喪黒は言い、そのままどこかへ行ってしまう。
「え!?」
と驚いた憂木が試しに喪黒に言われた通りに望遠鏡を覗いていると、女せいがおもむろに窓の近くに来てブラインドを上げてくれる。
女せいの顔がよく見えるようになり憂木が喜んでいると、
「どうです?顔出したでしょう」
と、いつの間にか隣に戻っていた喪黒が言う。
「一体どうやって?」
と憂木が不思議がりながら聞くと、
「種を明かせば簡単ですよ、あそこの公衆電話で『もしもし突然で失礼しますが僕はあなたの大ファンなのです、あなたの顔を見たいばっかりに今向かいのホテルに部屋を取っています、今もあなたの部屋を見ています、お願いですからちょっとだけでも窓を開けて顔を見せてください』と言ったわけです、若い女せいというのはロマンチックな演出を好むものです」
と喪黒は女せいにそう電話したのだと説明しながら、望遠鏡で女せいの姿を確認する。
ブラインドを上げたまま窓の近くの椅子で本を読み始めた女せいに、
「彼女もかなりあなたを意識し始めましたねぇ」
と、喪黒は言う。
しかし最初こそ女せいが見えるようになって喜んでいた憂木は、フとそこで我に返り、
「…これじゃあアイドルの生写真見て喜んでるのとおんなじじゃないかぁ!」
と叫び、
「バ力バ力しい!もう僕は帰る!」
と、急に今の自分の姿が情けなくなり展望台をあとにする。
『もう彼女のことを覗くのはやめよう…』と思う憂木だったが、しかしどうしてもあの女せいのことが気になる憂木は翌日もまた展望台へと行ってしまう。
その日憂木が望遠鏡で女せいの部屋を覗くと、女せいの部屋の窓には『LOVE』の文字が貼り付けてあった。
『LOVEが貼り付けてある!?』
と憂木が興奮して喜んでいると、
「彼女はあなたにラブコールを送っていますよ、どうです思い切ってアタックしてみては?」
と、またも憂木の前に現れた喪黒が話しかけてくる。
「し、しかし…」
と、憂木が自信なさげに口籠ると、
「昨夜のロマンチックな電話の主は自分だと名乗るのです、彼女はあなたが来るのを待っています」
と喪黒は憂木に畳み掛け、
「勇気を出して、突撃あるのみです、ドーン!」
と指を差す。
指を差された憂木は、
「…そうか!突撃だぁ!当たって砕けろだぁ!突撃だぁー!」
と急に自信満々になり、展望台を降りて女せいのマンションへと駆けて行く。
憂木が駆けて行ったあと、喪黒は公衆電話へと行き、
「もしもし組長さんですか?老婆心からお知らせします…」
と、どここへ電話をかけていた。
一方、女せいのマンションへと着いた憂木は意気揚々と女せいの部屋へと行き、女せいの部屋へと上がり込み、
「あ、あの〜」
と、ハニカミながら女せいへ告白しようとする。
しかしそんな憂木の元へ、
「貴様ぁー!」
「おめぇさんどこの組のモンでぇ!」
「人の女に手ぇ出しくさって!ええ度胸しとるやんかぁ!」
と、突然ガラの悪い男せいたちがドカドカと現れる。
何がなんだかわからない憂木が、
「いや、僕はその…」
とアワアワしていると、男せいたちはそのまま憂木をボコボコにしてマンションの外へと叩き出す。
ボロボロの身体で外へと叩き出された憂木は、怯えたように慌ててその場から逃げて行く。
そんな憂木の姿を望遠鏡から眺めていた喪黒は、
「おやおやこれは大変なことになってしまいましたねぇ、オーホホホ、可哀想に夢を壊してしまいました」
と、独りごちるのだった。
『47階からの眺め』のレビュー
喪黒さんが、「種を明かせば簡単ですよ…」と女せいを窓の近くに来させた説明をするシーンで、
「いやいやいやいや、怖っ!」
っと思ってしまいました。笑
「あなたの大ファンです、今向かいのホテルにいます、今もあなたを見ています、ちょっとだけでも窓を開けて顔を見せてください」って…これ、この時代の人はロマンチックだと思ったのでしょうかね?
今だったらこんな電話がかかってきたらストー力ーすぎて普通に警察に通報されてしまいますよね…。
それにしても女せいは組長の女だったわけですが、窓にLOVEの文字を貼り付けていたところを見ると女せいの方も案外まんざらでもなかったみたいですよね。
それなのに最後憂木さんはボコボコにされてしまい少し気の毒です。
まぁ女せいにもっと深入りしてから組長にバレていたらボコボコどころじゃ済まされなかった気もするので、ある意味あのタイミングでバレて憂木さんは命拾いしたのかもしれないですけどね。
しかし喪黒さん、
「おやおやこれは大変なことになってしまいましたねぇ」
って、完全に他人事で笑いました。
あなたが全部けしかけたのでしょうと。笑
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