ねとはぴ!

ネットはハッピーの宝庫!大好きなユーチューブのこと・オタク情報・ネットの疑問...たまに断捨離のことなどを紹介する引きこもりです。

『バベルの本』のあらすじと感想│奇妙なショートアニメ紹介

f:id:miniaoringo:20180304034035j:plain

 

ちょっと奇妙さを感じる世界観ってステキですよね。

ホラーのようにわかりやすく幽霊などの怖いものが出てくるわけではなく、

''よくわからないけれど少し怖い...''

''よくわからないけれど少し不気味...''

そんな日常の歯車が少し狂ってしまったかのような、熱にうなされているときに見る悪夢のような、奇妙という名の世界観。

 

不気味で怖くてシュールで不思議で、なおかつ少し考えさせられるような...

そんな奇妙さを感じるアニメが私は大好きです!

そういった支離滅裂な世界観を違和感なく具現化できるのは、アニメならではの気がします。

 

ということで、今回はそんな奇妙さに存分に浸れるショートアニメ『バベルの本のあらすじと感想をご紹介していきたいと思います!

 

 

 

 

バベルの本

  

時間         5:00

作画・監督   山村浩二
声優    並木嵩晃(兄)
      牧野由依(妹)

放送日    1996/10/14

 

奇妙度 ★★☆☆☆

 

 

あらすじ 

 

 

バスに乗り損なってしまった小学生くらいの兄と妹。

次のバスを待とうとバス停のベンチに近付くと、そこに忘れ物の本があるのを見つけます。

なにげなく開くと、本の中から小さな塔が出現します。

中を覗くと書斎のようになっており、中で小さなおじさんが本を読んでいます。

おじさんがいなくなった隙に、兄は塔の中へ手を突っ込みおじさんが読んでいた本を取り出します。

中を開いてみると、突然兄妹は不思議な海の世界へと飛ばされてしまいます。

NHK教育テレビ「プチプチ・アニメ」の枠で放送されたアニメーションです。

 

 

感想

 

子供の頃に見て、強烈に印象に残っていた作品です。

大人になってやっと見つけました!

鉛筆画のような、繊細な絵のタッチが特徴的なアニメです。

本を開けて出現する塔の中に熱心に本を読む小さなおじさんがいて、そのおじさんを男の子が上から覗いている...

とにかくこのシーンがとても不思議で、印象的でした。

しかもこの塔の中で本を読んでいる小さなおじさんは、さっき兄妹が乗り損なったバスの最後に乗り込んだおじさんと同一人物なので、さらに不思議さは倍増でした。

そして、兄も妹もアニメタッチな簡略的な顔で描かれているのに、なぜかおじさんだけはとても陰影の強い劇画タッチの顔で描かれています。

しかも顔だけ。体はアニメタッチです。

このミスマッチさがとくに子供心に怖くて、とても印象に残っていました。

音楽もよく、個人的には兄が塔を覗くときに流れる強い音の音楽がとても好きです。

幻想的でもあり不気味でもある、とても魅力的な作品です!

...ただ兄の声優さんの棒読みが、すこしだけ気になります。笑