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「ねこぢる草」のあらすじと感想【奇妙なショートアニメレビュー】

どうも!

今回は、奇妙なショートアニメ「ねこぢる草」の、あらすじと感想をご紹介していきたいと思います(^^)ノ

 

「ねこぢる草」とは

 

2001年2月21日に発売された、漫画家、ねこぢるのコミックが原作のショートアニメーション。

カルト的人気を誇る漫画家の、シュールな世界観をアニメ化した作品。

 

時間 :32:20      

原作 :ねこぢる   

監督 :佐藤 竜雄     

作画 :湯浅 政明

発売日:2001年2月21日

 
 

「ねこぢる草」の怖さ度

 

奇妙度 ★★★★★

恐怖度 ★★☆☆☆

グロ度 ★★★☆☆

 

 

「ねこぢる草」のあらすじ 

 

二足歩行の猫の姉弟、にゃーことにゃっ太の物語です。

 

姉のにゃーこは、病気を患っており床に伏しています。

ある日、そんなにゃーこの元に死神がやってきます。

 

死神は、にゃーこの魂を持ち去ろうとしますが、死神に気づいた弟のにゃっ太が応戦し、なんとか死神から魂の半分を取り返します。

 

しかし、魂が半分なくなってしまったためか、にゃーこは抜け殻のようになってしまい、ボー然として生気がなくなってしまいます。

 

なんとかにゃーこを元に戻そうと、にゃっ太はにゃーこを連れて旅に出ます。

そこから、妄想と現実が入り交じったかのような、2人の不思議な大冒険が始まります。

 

 

「ねこぢる草」の感想

 

個人的に、奇妙さを感じるアニメの中ではトップクラスに好きな作品です!

 

物語の支離滅裂さと、要所要所に出てくる不気味な表現がとてもクセになります。

しかし、不気味なだけではなく、ところどころユーモラスだったり可愛らしかったりするシーンもあり(豚を生きたまま喰っちゃうところとか。笑)、どんな感情で見ればいいのか混乱してくるような情緒不安定な魅力があります。 

 

熱にうなされているときに見る悪夢を、そのまま物語にしたような作品です。

 

細かいところですが、序盤の、主婦のような格好をした三匹の猫が、町中で井戸端会議をしているシーンが妙にお気に入りです。笑

 

三匹の猫の背中には、何故か浮輪のような栓があり、にゃっ太が一匹の猫の栓を抜いてしまうと、栓を抜かれた猫はそのままプシューと萎んでしまいます。

残り二匹の猫は、萎んだ猫に一瞬気を取られますが、またすぐに何事もなかったかのようにペチャクチャペチャクチャと話を始めます。 

 

...なんなんでしょうね、あのシーン。

好きです。笑

猫たちの聞き取れないペチャクチャ声も、妙に不気味で気に入っています。

 

主婦が町中で井戸端会議をしているという、ある意味すごく日常的なシーンに、

「...あれ?なんか、ちょっとおかしいぞ」

という部分があると、より不気味さを増しますよね。

 

...まぁ、主婦が猫な時点でもう最初から充分おかしいっちゃおかしいのですがね。笑

 

でも、この作品、二足歩行の動物だけの世界観かと思いきや、普通に人も出てくるのですよね。

その統一感のなさというか、ぐちゃぐちゃ感も結構好きです。笑

 

サーカスで女の人が切断されるシーンや、にゃっ太たちが大きな鍋で煮られるシーンや、にゃっ太がもげてしまった腕を縫ってもらうシーンなど...

ところどころ血の表現や、グロテスクな表現があったりもするのですが、主人公が猫なせいか、あるいは、非現実的すぎる作風のせいか、それほどグロテスクには感じません。

 

物語のラストは、ハッピーエンドと見せかけて、最後の最後で、とてつもなく不気味な終わり方をします。

そして切ないです。

 

なんとも後味の悪い気分のまま、エンディングに突入します。

そして、エンディングのオルゴールの美しさと不気味さに、また少しゾッとさせられます。

...あの、オルゴールを巻き直す演出はとてもいいですね。

新しい!そして不気味。

 

後味はとても悪い作品なのですが...この作風でハッピーエンドというのもまた少し違う気もしますので、個人的にはこの終わり方でいいような気もします。

 

...原作者のねこぢるさんは、病んでいたという説もある「ねこぢる草」。

いまいち凡人には理解するのが難しいストーリーですが、それ故に、いろいろと考えさせられるとても魅力的な作品です!

 

セリフがまったくない(どう森みたいな聞き取れない電子音みたいなセリフはあるけど)とても静かな作品なので、ボーッとしながら思いっきり奇妙な世界観に浸りたい時に観るのがオススメです。

...お酒があればなおよし。笑

  

 

最後までお読みいただきありがとうございました(^^)/