どうも!
今回は、ショートアニメ「Okashina Hotel(おかしなホテル)」の、あらすじと感想をご紹介していきたいと思います。
Okashina Hotel(おかしなホテル)
時間 1:42
作画・監督 三原三千夫
放送日 2008年
奇妙度 ★★★☆☆
恐怖度 ★☆☆☆☆
グロ度 ★☆☆☆☆
あらすじ
一見、普通に見えるホテルの中で、支離滅裂なことがいくつも起こります。
部屋からライオンや象が出てきたり、ホテルの中を普通にタクシーが走っていたり、廊下で軍隊が戦っていたり、部屋の中から巨大な手が出てきたり...
そんな、通常ではありえないことが次々に淡々と起こります。
基本、視点は最初から最後まで一点で固定されたまま動きません。
ずっと、ホテルの廊下だけを映し続けています。
感想
絵のタッチが、いい意味で粗く独特で、それがまたこの奇妙なアニメの世界観を引き立てています。
ホテル内で、通常ではありえないことが次々と起きているのに、出てくる登場人物たちが、それをまるで当たり前のことのように受け入れているところに、シュールさと不気味さを感じます。
しかし、不気味なだけではなく、
「なんでだよ!」
と思わずツッコミたくなるような、コミカルな部分もあります。
出てくるものがすべて予測不能すぎて、
「次は、どの部屋が開いてなにが起きるのか?」
「次は、どこから何が出てくるのか?」
と、始終ワクワクさせられる、びっくり箱のようなアニメです。
しかし、基本視点が一カ所から動かず、ずっと廊下で固定されているため、割と支離滅裂なことが起きている割には、とても静かに見えるアニメです。
それもまた、大人っぽいといいますか、超現実な世界観が引き立っていてよかったです。
最後までお読みいただきありがとうございました(^^)/